田無の万華鏡 (旧名田無の日記帳)

西武新宿線の急行が鈍行になってしまう街、井口資仁を生んだ街、田無に住んでるカオスな人が野球について語るブログ。

オレ竜を捨てるドラゴンズ

2011-09-22 23:59:00 | 野球
中日落合監督が退任=後任に高木守道氏―プロ野球(時事通信) - goo ニュース

現役時代はたぐいまれなる大打者だった落合監督は、監督としても稀有の存在だった。
8年間指揮を執る中で日本一1回、リーグ優勝3回、一度もBクラスにならない成績もさることながら、先発投手を漏らさない、怪我人情報を外に出さない勝利優先のために引く情報統制の徹底ぶり。
不世出という言葉さえ浮かんでくる。

自分はプロ野球を一つの見世物だと考えているが、さまざまな見方がされるこの見世物に対して一つの考え方を貫ける人は、落合監督をおいてほかにいないのではとも思う。
そんな落合監督を好意的に、そんなことはないと思うが一度ホークスの指揮をとも思ったりしたが、世間はそんな考え方は決して主流ではなかったようだ。

身内といえる中日系の出版、放送から落合監督、そしてその采配に対し好意的ではない声は時折聞こえていた。
今日の試合、館山から6回に集中打で逆転し岩瀬で締めた試合だったが、空席がちらほら見られるスタンドから首位に2、5ゲーム差、そして本拠地でまだ8試合残す優位さからくる興奮があまり伝わってこなかったと書けば言い過ぎか。

中日球団が人気向上のきっかけとして首脳陣交代を考えたとしても不思議ではない。
ただそれが三度目の監督就任、70歳になる高木守道氏とは。
よく言えば堅く行った、悪く言えば入れ替えて古い風を入れただけと言える。

人気面では底堅い球団だが、一番の全国区はドアラという状況は、今年の成績如何を抜きにして続きそうだ。

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