田無の万華鏡 (旧名田無の日記帳)

西武新宿線の急行が鈍行になってしまう街、井口資仁を生んだ街、田無に住んでるカオスな人が野球について語るブログ。

空中戦より地上戦

2007-08-25 01:44:47 | 野球
西6-5日(24日) 栗山が決勝左前打(共同通信) - goo ニュース

初回は坪井のタイムリーツーベース、3回には稲葉のソロ、そして4回には金子誠のタイムリーツーベースとファイターズが着実に点を重ねていく。
一方、ホークスに3タテを食らって戻ってきたライオンズは初回の相手のエラーで1点貰った後は4回に和田とG・G佐藤にソロホームランが出たのみ。
タイムリーで点が取れず、そしてチャンスには凡退。

最近の両チームの状態をそのまま表したような試合。
このままファイターズが勝つのだろうなぁと思いながらテレ玉の中継を観ていた。

それが3-5とファイターズ2点リードで迎えた8回の裏、激変する。
先頭の和田のショートゴロを金子がエラー。
G・G佐藤がヒットを放ち福地がバントを失敗して1アウト1、2塁。
バッターは細川。

バスター打法から生み出された鋭いスイングは、ライト線へのタイムリーツーベース。
これで5-5の同点。
続く上本は倒れたものの栗山がレフト線にタイムリーを放って6-5とライオンズ、最近の戦いぶりからすれば「まさか、まさかの大逆転!」をやってのけ、首位ファイターズに土をつけた。

やっぱり、偶発性の強いホームラン頼みよりも確実にヒットを積み重ね、そして相手のエラーを上手に生かすのが勝利への近道、空中戦より地上戦だなと改めて思った試合だった。

今はもう、内容よりも結果。
勝つことが最優先される時期。

小久保の戦線離脱でTMKなる幻想に頼る事が出来なくなったホークスも、一発頼みからつないで勝つ野球に心もオーダーも切り替えて臨んで欲しい。
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