田無の万華鏡 (旧名田無の日記帳)

西武新宿線の急行が鈍行になってしまう街、井口資仁を生んだ街、田無に住んでるカオスな人が野球について語るブログ。

徒労・・・

2008-10-25 00:25:09 | 野球
巨5-5中(24日) 両チームとも譲らず(共同通信) - goo ニュース

7回を終わった時点で5-3と巨人がリード。
いくら短期決戦巧者のドラゴンズと言えどもレギュラーシーズンは5割ラインを行ったり来たりの3位。
こんなもんかと思っていた。

ところが8回、ウッズがライトにソロを運んで5-4。
そして9回、クルーンがマウンドに上がるが先頭のノリにデッドボールを与える。
この不穏な空気をさっさと変えるべく、原監督はクルーンに代えて山口をマウンドに上げた。
仮に巨人が日本シリーズに出たとしても尾を引く可能性のあるこの采配。

山口は井端に送りバントを許し1アウト2塁、そして谷繁にはライトの頭を越されるツーベース。
これでセカンドからランナーがホームインし5-5。
これでドラゴンズの勝ちムードが漂った。

が、しかし。
ドラゴンズは追いついただけではいけない、勝ち越さなければいけない。
引き分けではアドバンテージを入れて巨人の2勝1敗1引き分け。
引き分け分は首位の巨人に優位にカウントされるから、ドラゴンズは勝っておかないと崖っぷち。

延長戦、両チームとも勝ち越すべく必死だった。
森野が普通は滅多にしないバントを失敗、フライにするシーンもあった。
大道も普通は滅多にしないバントを失敗(本当はバントは上手い人だと思うのだが)ショートゴロダブルプレーになるシーンもあった。

12回表、2アウト1、2塁、バッター英智。
東野の外角へのフォークに釣られ空振り三振。
事実上ここで試合は終わった。

岩瀬をスタンバイさせていた落合監督は木曜日の敗戦投手、朝倉をマウンドに、そしてキャッチャーは小田に。
12回の裏は結局無得点に終わり5-5、追いつかれた巨人が勝ちに近い引き分けという、クライマックスシリーズのルールに基づいた何とも不思議なゲームが終わった。
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