田無の万華鏡 (旧名田無の日記帳)

西武新宿線の急行が鈍行になってしまう街、井口資仁を生んだ街、田無に住んでるカオスな人が野球について語るブログ。

どこかで見た光景

2008-05-24 23:44:59 | 野球
ソ2-5神(24日) 阪神、9回に逆転(共同通信) - goo ニュース

ペドラザが好きだった。
1999年、当時金欠球団だったホークスがシーズン途中に連れてきた外国人投手。
当初は先発でということだったが、城島の助言があり抑えで起用されることとなり、26年ぶりの優勝の立役者となった。

140キロ台のストレートと、120~130キロ台の変化球。
球持ちがよいという特徴はあったが、三振を取れるという感じのピッチャーではない。
それでもペドラザは数年間ストッパーを務めた。

そしてペドラザと言えば「ペドラザ劇場」と言われるぐらい、危なっかしい選手。
3者凡退で終わる事は少ない。
先頭ランナーが出て、スコアリングポジションに進んで、味方の攻守で何とか切り抜ける。
そんなシーンが多かった。

勿論、リードを守りきれずに逆転負け、というのも何回かあった。
ノリにサヨナラ2ランを浴びたり、札幌丸山球場の試合でライオンズに大逆転負けを食らったり(たしかサヨナラ内野安打だったような記憶がある)
そのたびにペドラザは「まあ、そんなこともあるさ」的なことを言っていたっけ。

今ホークスの抑えを務めるホールトンにも同じ匂いがする。
当初は先発向きとされていたピッチャー、そして150キロを超える球があるわけでもなく、三振を取れるタイプでもない。

先日のカープ戦で、満塁のピンチを作り、危うさを出していたホールトンだが、ついに逆転負けをやってしまった。
2-1と1点リードの9回登板するも赤星、新井にタイムリーを浴び2-5と逆転負け。
ペドラザが着ていたFDHのユニフォームをホールトンも着ていたので、ついそんなことを思い出してしまった。
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