ヤ１０－１横（２６日） 開幕投手候補が明暗(共同通信) - goo ニュース
オープン戦も今週末で終わり。
しかも先発が石川と三浦というから、締まった試合が見られるだろうと思って神宮球場の、ネット裏で見ていたのだが・・・
両投手とも、立ち上がりにランナーを許し、スワローズが初回２点を先制する。
しかし、２回以降はストレートは１３０キロ台後半ながらも制球よくベイスターズ打線を無失点に抑えた石川に対し、三浦の調子がどうもおかしい。
ストレートは１３０キロ台、たまに１００キロ前後のカーブを投げるが決まらず。
３回には四死球を連発し満塁となり苦しくなったところでガイエルにタイムリー、そして田中浩にはレフトへグランドスラムを喫した。
その直後、相川にもソロを浴びこの回６失点、合計で８－０。
４回にはガイエルに２ランを打たれ、１０－０。
開幕投手当確と言われる投手が直前の登板でこれほどの惨状を見せるというのは聞いたことがない。
何よりも、スワローズの下位打線の選手が気持ちよくフルスイングしているのが、現在の三浦の状態を表している。
アウトになった打球も、外野フライが多く、所謂打たせなかった打球がほとんどない。
昨年１０月に神宮で三浦の投球を見ているが、これほど悪くはなかった。
３０代も半ばにきて、正直下り坂に差し掛かる頃ではあるが、ここまで悪くなっているとは。
タイガースからの高額オファーを断ってベイスターズ残留を選んだのも、自らの状態をよく分かっていて、タイガースに移籍したところでのしかかる期待という名のプレッシャーに立ち向かうことができないと判断したから、と思ってしまう。
それでも来週の金曜日のナゴヤドームの開幕戦には三浦が立っているのだろう。
半年後はどうなっているかは分からないが、今のところセリーグ最下位球団の状況はパリーグ最下位球団の状況より厳しそうだ。
