田無の万華鏡 (旧名田無の日記帳)

西武新宿線の急行が鈍行になってしまう街、井口資仁を生んだ街、田無に住んでるカオスな人が野球について語るブログ。

地下鉄建設の罠

2007-01-24 09:23:56 | その他
以前、「地下鉄建設はやめられない」という話を聞いたことがある。
地下鉄というものは、一度作ってしまうと次から次へ新線を作っていかなくてはならなくて、建設を止めることができないというのだ。

その話を聞いたとき「なんで?」と疑問に思ったのだが、なるほど、ゼネコンのお金儲けのためだったのか。

公取委、24日に強制調査 名古屋市の地下鉄談合(共同通信) - goo ニュース

現在名古屋市の地下鉄は5路線、総延長86キロ。
数年前に市内を一周する名城線を全線開通させ、現在は市の東南部、緑区で桜通線の延長工事中との事。
市内の多くの部分をカバーするようになったとはいえ、東京や大阪に比べれば穴はある。
市民の足としてまだまだ地下鉄の建設は必要。
そして地下鉄の建設は、ゼネコンにとってはまさに地下に眠る金脈のようなものだったってことか。

地下鉄談合の中心にいたのは大林組名古屋支店の元顧問。
今年で70歳というから、長年にわたって名古屋の地下鉄建設の「裏」を支えてきたわけだ。
そして地下鉄だけでなく、下水道や高速道路でも談合が行われていたらしい。
市民の生活に密着し、そして市民の税金がたっぷり使われたインフラが、企業の食い物にされてきたのだ。

宮崎県の東国原新知事(東知事で通しているマスコミも結構多いけどね)は先月「談合は必要悪」と語り、一部で賛否両論を呼んだが、ここまで大規模で、長年行われてきた談合は必要悪というレベルをはるかに超えているし、そして歴代の名古屋市長はこの問題をよく放置してきたものだと・・・
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