田無の万華鏡 (旧名田無の日記帳)

西武新宿線の急行が鈍行になってしまう街、井口資仁を生んだ街、田無に住んでるカオスな人が野球について語るブログ。

加勢大周の末路、そして

2008-12-12 00:21:49 | 野球
加勢大周被告、高校から覚せい剤(サンケイスポーツ) - goo ニュース

加勢大周は覚せい剤歴20年だという。
高校生の時、俳優としてデビューする前から使用していたのだ。
まあ、ある意味筋金入りである。

デビュー後、忙しくドラマに出ていた時も使用していたのだから、誰か異変に気付く人はいなかったのだろうか。
新加勢大周の騒動の後、活動の中心を日本から台湾に移し、それなりの人気を集めていたがそこでも見つかる事はなかったのだろうか。

「自宅で一人になったとき、悩みや不安を解消したくて使用していた」と語った加勢大周。
結局周りには金目当ての人間しかおらず、心を開いて相談できる人間が現れなかったという事。
ある意味不幸な話である。

加勢大周はその芸名を捨て、芸能界を引退して本名の川本伸博として函館の実家に戻って生活する。
父親は「立ち直ってくれないと困る」と話している。
当面はリハビリ生活が続くのだろうが、食に関する仕事がしたいとの希望が適う時が来ればいいのだが。

吉田栄作、織田裕二、そして加勢大周。
「トレンディードラマ」という言葉が使われていた頃、特にもてはやされていた3人。
吉田栄作はいつの間にか姿を見なくなり、そして加勢大周は薬に溺れ、芸能界を去る。
結局は踊る大捜査線で新たなファンを掴み、世界陸上で賛否両論はあれど一つの路線を確立した織田裕二のみが生き延びていく事になった。

もう20年近くの月日が経った。
時の流れは速く、そして溺れていくものに対しては厳しい。
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