田無の万華鏡 (旧名田無の日記帳)

西武新宿線の急行が鈍行になってしまう街、井口資仁を生んだ街、田無に住んでるカオスな人が野球について語るブログ。

レフトがな

2011-05-20 23:52:53 | 野球
高いレベルでの真剣勝負だけがプロ野球のおもしろさではない。
人間のやること。
違う人間の思惑が重なって力では比較できない結果を生むのもまたおもしろさだと思うが、それでもね。

山田が初完封=プロ野球・ソフトバンク―阪神(時事通信) - goo ニュース

5回までに3安打に抑えた山田とノーヒットに抑えた能見。
こういう場合、ノーヒットに抑えているほうが崩れるんだよなと思っていたら、6回に試合は動いた。
タイガースは俊介がライト線に二塁打。
ここで上本にバスターやらせようとしたり、バントさせては失敗し指示が一定しない挙句に三振、後続も倒れた。
一軍経験の少ない選手にはあまり奇をてらったことはさせないほうがいいのでは。

その裏のホークス。
先頭の長谷川がレフト前で出て、細川はお決まりのバント。
そして川の当りはよたよた動く金本の頭を越えるレフト線の三塁打となり先制点が入る。
本多がショートに痛烈なゴロを浴びせる間にもう一点。

そして8回にも長谷川、細川、川で同じ攻撃が行われる。
金本にライナーをぶつけたレフト線の三塁打で三点目。
本多はフォアボールの後盗塁。キャッチャー城島の送球がセンターに抜ける間に川崎が生還して四点目が入った。
この時点で、タイガースに戦意を喪失した感じがした。

カープ時代、そして2003年の日本シリーズ。
鋭いスイングと身軽な足取りで走攻守にわたって引っ張っていた金本の存在は目に焼き付いている。
それだけに、動体視力の低下としか思えない現状を見て言葉がない。
首脳陣、フロント、いろんな思惑はあるのだろうが。
正直、山田の完封以上に何とも言えない気持ちにさせられた。
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