田無の万華鏡 (旧名田無の日記帳)

西武新宿線の急行が鈍行になってしまう街、井口資仁を生んだ街、田無に住んでるカオスな人が野球について語るブログ。

超!ぽじてぃぶファイターズが王手

2006-10-26 00:01:13 | 野球
3-0のスコアの割には試合時間は4時間を超え、長い試合だった。
両チームとも再三のチャンスを生かせず、残塁の山を築いたからであるが、そんな中でもファイターズが勝てたのは、いつもと変わらぬ、いやいつも以上の明るさを表面に出してプレーしていたからではないか。

5回の裏、稲葉のタイムリーツーベースで3-0とリードし、なおも1アウト2塁のチャンスでレフト前にヒットを放った新庄。
2塁ランナーの稲葉は3塁でストップし、結局得点には絡まないヒットとなったが、1塁塁上の新庄が妙にはしゃいでいるのが印象的だった。

新庄は低めの難しい球をヒットにできたのがうれしくてはしゃいでいたようだが、これ、見る人によっては「タイムリーでもないのに何でそんなにはしゃいでるの?」「個人プレーじゃないの」と取られかねないシーンである。

しかしこの新庄のはしゃぎっぷりが今のファイターズ、そして今年の日本シリーズにおいてはチームに好影響を与えている。
ドラゴンズの立浪、井上、森野らが放ったヒット性の打球がことごとくファールになったり、野手の正面をついたりするのは、新庄を中心とした選手が作り出す明るい雰囲気がチームを、観客を、そして球場全体を飲み込み、そしてドラゴンズを飲み込んでしまっているからではないかとさえ思える。

正にポジティブ。超!ぽじてぃぶファイターズだ。

一方ドラゴンズ。
窮地に追い込まれた状況でヒット1本打ったからといってはしゃぐことはできない。
いやヒット1本ごときではしゃぐ選手はドラゴンズには似合わない。
四面楚歌の状況で、どうやって自分たちに有利な状況を作り、そして勝ち、名古屋に戻れるか。
それができてこそ「オレ竜」なんじゃないの?

“復帰”金村が勝利投手 日ハム、日本一へ王手(共同通信) - goo ニュース
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