成田投手について知っていること

元ロッテの成田文男氏死去＝最多勝２度のエース―プロ野球(時事通信) - goo ニュース

正直、成田投手の投げている姿を見たことはない。
８２年で引退。
野球を本格的に見始めたのは８３年になってから。

７４年、自分が生まれた年にオリオンズ優勝の立役者になったのは知っている。
ただ、７４年のオリオンズ優勝は自分の中では「？」なイメージをずっと持っていた。
それから何十年も日本一から遠ざかったのもさることながら、仙台を本拠地としながら何故後楽園で日本シリーズをやったのか、そして東京で優勝パレードして人は集まったのか。
その謎が少しずつ解けるようになったのは、ネットが普及してから。

そして成田氏について強く記憶している事柄が一つある。
それは、オリオンズのエース格でありながら引退後解説者などの声がかからなかったといつの日だったか忘れたがスポーツ紙で読んだ事。
そしてその原因をパリーグのマイナーさ故とされていた事。

本人はそのことに対して悔しさの感情は余りないとも書かれていたが、それから３０年近くたって、村田、黒木、初芝とオリオンズ、マリーンズ出身の解説者が珍しくなくなったことに、プロ野球、パリーグを巡る環境は急変した、そして人気も実力もつけたんだと感じる。

今週末、地震の影響で延期されていた堀の引退セレモニーがホークス戦で行われる。
球場はほぼ満員の観客で埋まるだろう。
そう思ってもう前売りのチケットを買った。
堀も今年から解説者の仲間に入った。