四国アイランドリーグからドラフト指名なし

昨日行われた大学社会人対象のドラフト会議。
巨人がベイスターズと相思相愛といわれた新日本石油の栂野を強行指名したり、ホークスが捕手を全く指名しなかったり、色々「？」なところのあるドラフトだったが、このドラフトで一番がっくりしているのは四国アイランドリーグの石毛代表だろう。
150キロ右腕の愛媛マンダリンパイレーツ、西山投手など数名の指名候補がいたのだが、リーグ所属選手からは結局1名も指名されなかったのだ。

石毛代表「これが現実か」　四国アイランＬ指名なし (共同通信) - goo ニュース

日本プロ野球への人材供給を目的として設立された四国リーグではあるが、選手の年収は200万程度、しかも来季からは減額されるとのこと。
この状況では四国リーグはプロ野球はおろか、社会人野球ですら引っかからないレベルの選手しか集まらないだろう。
この辺で四国リーグは考え方を少し変えた方がいいのではないだろうか。

まず入団時24歳までになっている年齢制限を撤廃、もしくは28歳程度までにするなど緩くする。
そして元プロ選手の入団を許可する。
さらにはにドミニカなど、中米諸国からの選手を受け入れるなど・・・

夢を追う場を提供することは大切だが、まずは選手達に刺激を与え、リーグ全体のレベルアップを図る工夫が必要だろう。
ドラフトで指名されるレベルの選手がプレーするようにならなければ、リーグ自体の存在が忘れられてしまう。
始まったばかりの四国リーグだから、スポンサーもそこそこ集まっている四国リーグだから、変えるべきところは変えていくべきでは？