住民の幸せ、心の流通マーケット創造

住民の幸せを考える役場職員がいる地域は本当に幸せだと感じます。これまで全国を歩いてきた経験から最近特に感じるのはこの事です。時代的には財政事情が益々厳しくなりこれまでやれていた事業も事業仕分け？で整理される事が多く、結果が目に見えにくい文化的なものは非常にやりにくくなっています。こういう時代からこそ目に見えないものを何らかのかたちで表現して、事業化し長期的な未来と短期的な効果を同時に創る事業がいよいよ大事になってきました。

私が関わっている地域では住民の幸せを心から願って深く考え、実践できるように動いている方々が必ず一人はおられます。わたしはこういう方々の支援をすることをやってきました。今はいよいよ目に見える形を創ること、事業としてお金が産まれる仕組みを創ることが目標になっています。これまでは元々基盤が無いことを始めたので新しい事業を担う人材とマーケットを創るために全国を歩いていました。マーケットといっても以前書きましたが心の流通するマーケットであり、心の流通の元になる商品開発でした。

映像そのものがそうなることも含みますが映像はその心の流通を促進する、または媒介する手段、ツールです。わたしは一貫してこのことをやってきたのでいつもそうであったように今もいろんな地域からのニーズに応えるのはやはり心に響くかどうかが最優先の選択基準になります。具体的には住民の幸せを心より願っている役場職員や民間ながら公的で社会貢献する事業を何とか成そうとしている方々がいるかどうかです。

さらにこういう方々のサポートができるステージ、舞台をわたし自身の事業として今年は提供できるようにします。昨日から福岡県の東峰村にいましたが、澄んだ気持ち、透明な心の人びとに出会いやはり心動きます。人間の条件はやはり心です。旅館に沿って流れる川の水のきれいこと、透明な水の流れをぼんやり見ているだけで心洗われます。