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岸本晃の住民プロデューサーNEWS

地域活性化を実践するActive Media です。

杉並に住民ディレクター精神が蘇生した日。

2012年08月30日 | 八百万人

 大都市東京・杉並区での住民ディレクター鍛錬合宿は周囲の喧噪をよそに集まっていただいた皆さんの気持ちが通じ合い、心に深く浸透した語り合いが延々とつづき、一人一人の皆さんの暮らしぶり、生き方がとてもよくわかり合える場でした。

 振り返ってみれば10数年前から東京で講演や住民ディレクター講座を開催すると「山江村のような田舎だからできることだ」と必ず言う人がいました。「場所は関係なく人が住む所ならどこでも同じことができる」と言い切ってきました。当時のわたしの答えは昨日のような人達の集まりの場を創造することだったのです。だから「可能かどうか?」は「本人がやるかどうか」であり、できないと考える人は自分ができないだけなんです。そのできない理由を他人にも押し付けて自分が安心する人もまた都会には多いと感じていました。

 昨日朝10時半から深夜まで(何時だったんだろう??)実質的に休憩もなしにずーーーっと地域について、活性化について、生きる姿勢について、語り合う場を持ち続けたことがまさに住民ディレクター精神なのです。カメラやIT機器はそういう場を創る道具に過ぎません。道具を上手に使って創造的に生きる人達が創発を起こし、感じ、次々と新たな発想やアイデア、実践計画を産み出しアクションするための話し合いをする。その基本は本音で語り合うことです。

 10時半の最初から本音でした。「暮らしの知恵をやりとりし豊かな生活を創造する人」住民ディレクターの実像です。お忙しい中を一時でも参加いただきました皆様、ずっと一緒にいていただいた皆様、東峰村、杉並のスタッフの皆さんも、本当にありがとうございました。



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