いよいよオミクロンが日本を侵略し始めた。政府の発表だと、昨日の時点で２６０名ぐらいだ。オミクロンは非常に感染力が強い。潜在陽性者は、すでに３０００名位いるのではないか。なにしろ日本では検査数は少なすぎる。東京でも一日２０００件ぐらいしかやってない。一日1万件はやらないと性格な数字がわからない。外国人の入国をほとんど入れなくても、感染を阻止できない。すでに濃厚接触者の待機ホテルが足りなくなってる。イギリスでは一日で１１万人が感染している。ほとんどオミクロンだ。日本でもオミクロンの感染爆発が起きる。正月は、保健所や政府の関係機関は休めなくなるだろう。２回のワクチン接種はさほど期待できない。まったく接種してない人に比べたら、感染予防効果はあるだろうが、油断できない。今のひっ迫した状況でも、国民は危機感がない。朝からテレビはゆるキャラ、食い物、お笑い芸人グランプリ、観光、今年の帰省、ゆるい雰囲気を伝えてる。オミクロンの大侵略が始まろうとしているのに、緊張感がなさすぎる。日本人は赤信号、みんなで渡れば怖くないと思ってるようだ。日本人は特別に選ばれた民族ではないぞ。オミクロンは、倍々で増えてゆく。2倍、4倍、8倍、感染スピードがデルタに比べると、全然違う。正月はひどい状況になる。心の準備をしておこう。
今日、国会内の法務委員会で入管内でのウィスマさんの映像が開示された。野党側が開示を求めた。入管の暴力体質を是正するにはいい機会だ。日本にとって外国人は言葉の通り、外の国の人なのだ。先頃行われた武蔵野市の外国人の住民投票法案も否決された。日本人以外の人間が住み着く事に嫌悪、警戒する日本人が多いようだ。入管はその流れにあるようだ。体調悪くても、治療も受けさせず見殺しにするような入管体質は、政府も問題し始めた。岸田総理もウィスマさん家族からの手紙を読んだそうだ。心を打たれたようだ。国連からも日本の入管制度は批判を受けてる。岸田政権は中国の人権を問題視する前に、自国の人権問題に目を向けなければいけない。外国人の人権に関しては、入管だけでなく、技能実習生制度も問題だらけだ。アメリカやEUが受け入れてる難民、移民に比べれば日本の難民数なんて微々たるもんだ。先進国、経済大国として外国人の受け入れにはもっと積極的にならなければいけない。外国人が増えたら犯罪が増えるとか、外国人に日本が乗っ取られるとか、外国人の多い町では不動産価値が下がってしまうとか、閉鎖的ないなかの論理みたいな考え方がまかり通っているのだ。日本は先進国なのか。日本は右傾化が著しい。在日に対してのヘイトスピーチも収まらない。最近では、外国人全般に対して差別感情が芽生え始めてる。日本人は、短期滞在の外国人の受け入れはいいが、長期の滞在、定住はおもしろくないようだ。島国根性丸出し、よそものを排除する田舎人みたいな論理が強いのだ。話は日本人論になってしまった。話を戻すと、収容する場合には、期間を裁判所が決めるべきだ。今の入管職員が恣意的に決めるのは問題がある。最高でも１年を超えないようにすべきだ。世界は日本の人権状況を不快感で見ている。岸田総理なら入管という地獄監獄を変えてくれるだろう。期待する。
ついに大阪でオミクロンの市中感染者が発見された。海外渡航歴のない３人だ。どこで感染したのかわからないそうだ。かなりオミクロン感染は国内で広がってるようだ。東京でも昨日の感染者は４０人だ。じわりと増え始めてる。東京でもオミクロン感染者が今日か明日あたりに発見されるだろう。外国人の入国を制限したところで、オミクロンの感染を阻止できない。今年は新幹線も飛行機も前年比、予約は７０％ほど回復しているそうだ。忘年会、新年会、神社、寺への参拝と人の集まりが多くなる。コロナが感染しやすくなる。1月には、また全国的に感染者が急増するだろう。２０２２年もコロナで始まりそうだ。いつまでコロナは続くのだ。また緊急事態宣言の発動なのか。なるようにしかならない。
大阪でのクリニック放火事件では２４人の死者が出た。犯人は意識不明の重症だ。この男のやった事は許せないひどさだ。死にたければ一人で死ねばいいのだ。道ずれに他人を巻き込む事はないであろう。放火された医院は、犯人にとってまったく無関係なクリニックではない。本人もこの心療内科で治療を受けていたのだ。治療がうまくいかないから逆恨みをしたというより、人生うまくいかないから自暴自棄になって放火したようだ。めちゃくちゃな話だ。この男だけではないのだ。日本には似たような人間が山ほどいるのだ。10月には電車内でナイフを振り回し、放火した事件があったばかりだ。閉塞と虚構の中で悶々とする人間は、ささいなきっかけで暴発する。社会や政治が悪いからこんな事件が起きるのか。それより本人の性格、おいたちが大きく影響する。今の日本は確かにおかしい、狂ってる。皆不安だし、悶々としているが、凶悪事件を起こすのは、ほんの一部の人間だ。火を使うところに悪質な殺意を感じる。たくさんの人間を殺したいという思いが強いのだろう。今後、日本では似たような事件がまた起きるだろう。誰もが被害者になりうる。多くの日本人の心は病んでる。お互い気をつけよう。
武蔵野市での住民投票法案は今日、本会議で否決された。総務委員会では可決されたが、市長の思いは通じなかった。１１対１４で否決だ。武蔵野議会は２５名が総数だから１３名の賛成があれば通過したのだ。いい勝負だ。惜しい結果だ。日本社会はまだ外国人に門を開いてない。参政権を決めるのではない。投票権が可能になったら外国人に町が乗っ取られてしまうとか、その種のアレルギー反応があるようだ。テレビには良く外国人は出てるが、外国人が政治参加を求めたり、労働の待遇改善を求めてりすると、日本人は冷たい態度を取る。日本人にとって外国人はアクセサリーなのだ。飾り物ならいいが、人間として当然の主張をすると、黙れ、外国人のくせに生意気な事を言うなになるのだ。在日に対してのヘイトスピーチは典型的な例だ。何しろ日本での定住外国人は人口の２％ぐらいなのだから、圧倒的多数の日本人が彼らを受け入れたがらない。テレビにはよく外国人は出てるが、日本人が心よく外国人を受け入れてるわけではない。日本人は、アジアの外国人と欧米白人とでは態度が違う。アメリカ人に対してのヘイトスピーチは起きてない。アメリカ人でも黒人なら見下すような態度を取る。多くの日本人はうまく使いわけてる。日本人だって欧米に行けば差別の対象になるのに、日本では外国人を差別する。今の状況で外国人の投票権が可決される可能性は低い。政府を構成している自民党議員も外国人の投票権、参政権を認めない。今の日本では、保守が日本人の心を支配している。当分、外国人の政治参加は認めれられないであろう。