今日、国会内の法務委員会で入管内でのウィスマさんの映像が開示された。野党側が開示を求めた。入管の暴力体質を是正するにはいい機会だ。日本にとって外国人は言葉の通り、外の国の人なのだ。先頃行われた武蔵野市の外国人の住民投票法案も否決された。日本人以外の人間が住み着く事に嫌悪、警戒する日本人が多いようだ。入管はその流れにあるようだ。体調悪くても、治療も受けさせず見殺しにするような入管体質は、政府も問題し始めた。岸田総理もウィスマさん家族からの手紙を読んだそうだ。心を打たれたようだ。国連からも日本の入管制度は批判を受けてる。岸田政権は中国の人権を問題視する前に、自国の人権問題に目を向けなければいけない。外国人の人権に関しては、入管だけでなく、技能実習生制度も問題だらけだ。アメリカやEUが受け入れてる難民、移民に比べれば日本の難民数なんて微々たるもんだ。先進国、経済大国として外国人の受け入れにはもっと積極的にならなければいけない。外国人が増えたら犯罪が増えるとか、外国人に日本が乗っ取られるとか、外国人の多い町では不動産価値が下がってしまうとか、閉鎖的ないなかの論理みたいな考え方がまかり通っているのだ。日本は先進国なのか。日本は右傾化が著しい。在日に対してのヘイトスピーチも収まらない。最近では、外国人全般に対して差別感情が芽生え始めてる。日本人は、短期滞在の外国人の受け入れはいいが、長期の滞在、定住はおもしろくないようだ。島国根性丸出し、よそものを排除する田舎人みたいな論理が強いのだ。話は日本人論になってしまった。話を戻すと、収容する場合には、期間を裁判所が決めるべきだ。今の入管職員が恣意的に決めるのは問題がある。最高でも1年を超えないようにすべきだ。世界は日本の人権状況を不快感で見ている。岸田総理なら入管という地獄監獄を変えてくれるだろう。期待する。