機能不全 バリケイト伊東

　日本国内でのコロナウィルスによる感染者が８００人を超えた。今週以内に１０００人を超えるだろう。死者は３人だ。政府は明日、感染防止の指針を発表すると言ってる。今になって総合対策とは、遅いであろう。国際世論は、クルーズ船から６００人を超える感染者を出した日本政府の検疫体制に対して厳しい。マスコミが不安をあおりすぎるとか、韓国よりましだとかの議論はナンセンスだ。感染経路がわからない感染者が続々出ているのだ。日本政府は、最初から感染症に対しての防疫体制など考えていないのだ。完全に機能不全だ。国民も危機感がない。パニックにならないのがいいが、平和ぼけすぎる。政府の司令塔の安部は平然とうそをいう。大臣達も危機感がなさすぎる。小泉進次郎がやり玉にあがってる。コロナウィルスの対策会議に出席せず、後援会の新年会に出席した小泉進次郎が野党から攻撃を受けてる。珍答弁に失笑がもれた。未来の総理大臣候補も、最近では化けの皮がはがれ始めてる。金メッキがはがれれば、ただの鉄だ。国民にきちんとした謝罪をすれば株もあがるのだ。政府も国民も危機感なく、日本は腐り始めてる。赤い警告ランプがつきぱなしだ。電気が止まって、水道が止まって、ガスが止まって、電車が走らなくなって、慌てるだろう。すべて人間が動かしてるのだ。その人間がコロナウィルスに感染して働けなければ、発電も出来ず、電車の運転手も働けなければ、電車は動かない。特に治療にあたる医師や看護師が感染してしまうと、治療がストップしてしまう。中国では多くの医療関係者が感染し、死者も多く出ている。社会が機能不全におちいらないようにしなければならないが、日本全体に虚構の生ぬるい風が吹いてる。国民は非常に不安なのだが、安全神話の虚構を疑う事をしない。警告灯や警報ランプを無視し続ける事は、大きい事故を招く。大事故は小さいミスを５０回繰り返す事で起きる。東日本大地震の教訓は全然生きてない。機能不全の国家、民族は疫病によって滅びるかもしれない。大げさな事を言ってるのではない。疫病だけでなく、政治も、すべての危機管理も、経済も、社会保障も日本では機能不全におちいってる。誰もあぶないと、声をあげない。このまま行ったら大事故が起きると、声をあげる人間がいない。声をあげるものなら、不安をあおるなと、バッシングを浴びる。日本、どこに向かってるのだ。今日もテレビからは食い物番組とバラエティー番組が放送され、ゲラゲラ大笑いする。平和いい事です。しかし、あくびが出るような平和は永遠には続かないと思うのだが、、、