選挙の効果

総選挙の意味

多様性の国 バリケイト伊東

2024-03-17 12:27:09 | 政治
 最近の日本では、良く多様性という言葉を見たり聞いたりするようになった。言い換えれば違いを認め合うと言う事だ。人間、みな顔や容姿が違うように考え方、ルーツも宗教も違う。日本だけでなく世界中で宗教違えば殺しあう。皮膚の色が違えば差別する。LGBTへの偏見、差別、障がい者への差別、民族差別、部落差別、ヘイトスピーチ、ヘイトクライムなど例をあげたらきりがない。同じ人間ではないか。もう少し違いを認めて寛大になれないか。現姓人類はみなアフリカ生まれだ。共通の遺伝子を持っている。生活する環境で皮膚が黒くなったり、白くなったりしたのだ。ユダヤ人は劣等民族だから殺してしまえと、ナチスは600万人ものユダヤ人を殺した。これは極端な例だが、世界中で違いを認めない虐殺は起きている。日本でも関東大地震で朝鮮人は5000人も殺された。今もヘイトスピーチは盛んにおこなわれている。戦前では同性愛がばれたら自殺に追い込まれる事があった。今でも場所によってはLGBTの方は肩身のつらい人がいるのだろう。口で差別やめましょうと言っても、差別はなくならない。ストレス発散が異質な者への差別、いじめにつながる事が多い。日本では、街頭で考え方の違う者が殴り合いのけんかになる事は少ない。一番問題になっているのはネットに誹謗中傷、差別を書く事だ。表現の自由だと言って、何をしてもいいもんではない。差別されるものは傷つく。人の痛みに敏感にならなければいけない。差別、いじめ、ヘイトはなくならないが、なくすようにしないと悲劇が起こる。人間は自殺、虐殺の負の歴史を反省しなければいけない。今、差別している者が、場所変われば差別される立場になる事もあるのだから。在日を差別している日本人がアメリカに行けば、アジア人として差別されるかもしれないのだ。障がい者を馬鹿にしていた者が、障がい者になって差別される立場になるかもしれない。その時になって初めて己の心の狭さを感じるだろう。人間としての尊厳を踏みにじむ事は許されない。ひとりひとりの自覚が大切だ、教育も大切だ。人間はみな平等、差別はしてはいけない事を子供に教えなければいけない。今、つらい立場に立っている人とがいるかもしれない。差別には声をあげてましょう。一緒に戦ってくれるでしょう。全体としては差別は良くないと考えている人のほうが多いですから。自由、平等、博愛の精神が人間性を保させているのです。