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入管不起訴 バリケイト伊東

2023-09-30 12:03:36 | 政治
 名古屋入管でのスリランカ女性、ウィスマさん死亡事件で起訴された入管所長、職員13人が検察審査会で不起訴になった。それ以前の裁判で不起訴になったので、家族や支援者が検察審査会に再度起訴するように申し出た。しかし、その願いはかなえられなかった。事件の詳細は、体調不良を申し出たウィスマさんを仮病としてほったらかしにして死亡させた。これは入管の見殺しだ。職員達、誰ひとり責任を問われない。こんな裁判、検察審査会はまったく意味をなさない。入管も検察も法務省の組織内にある。仲間をかばって不起訴にしたのだろう。正義はどこにあるのだ。入管は問題だらけの組織だ。国連からも何度も改善勧告を受けている。それなのに日本政府は改善しようとしない。今まで何人が入管施設内で殺されたのだ、死亡したのだ。今後も死亡事件は起きるだろう。入管職員の人権感覚はどうしようもなくお粗末だ。人を人として見てない。きちんとした人権教育を受けさせなければいけない。岸田総理の入管に対しての政策は、前より悪くなっている。日本は一週間位滞在して、たくさん買い物をしてくれる外国人は歓迎だが、長期滞在、定住されるのをいやがる。日本人だけで国を回したいのだ。よそ者におおきな顔をされるのはいやなようだ。江戸時代の鎖国政策と変わらない。スポーツの国際大会で選手が活躍して、日本すごいとナショナリズムが盛り上がってるが、中身は排他的なナショナリズムの匂いがぷんぷんする。今の自民党支配の政治風土が変わらない限り、入管行政も変わらない。人を殺しておいて、誰も責任を取らないなんていう司法制度を恥じる時が来る。この世に変わらないものはない。すべて刻々変化している。全国の入管門前に、殺された外国人の名前が書かれた碑が立てれる日が来るだろう。その碑には、日本政府の謝罪と反省の言葉がそえられるだろう。日本人は、入管内で起きている事にもっと関心をもたなければいけない。正義は最後に勝つ。