選挙の効果

総選挙の意味

臨時休校  バリケイト伊東

2020-02-29 09:49:01 | 政治

 日本政府が小学校、中学校、高校を3月いっぱい休校の措置に踏み切った。いきなり何の前触れもないもんだから、世の中大混乱だ。子供をコロナウィルスから守るという大義はいい。その趣旨は理解できるが、事前通知するべきであった。日本人の多くの家庭では、まったく準備してない。小学生のいる家庭では、親は不安であろう。子供たちから卒業式の感動を奪ってしまった。武田鉄やの送る言葉の合唱は、聞こえなくしてしまった。感傷より子供の命を守るほうが価値があるのはわかるが、寂しい。今は入学試験のシーズンでもある。こども、親双方、振り回されて不安になるであろう。実際のところ、親が感染してしまえば、防疫の効果は薄い。日本では、大人の感染者のほうが圧倒的に多い。子供の感染者は非常に少ない。休校措置を取ったところで、子供を家に閉じ込めておくわけにはいかない。習い事まで中止なのか。問題は大人の感染者をいかに探し出すことだ。検査は健康保険で受けられるようになったが、3割負担でも約5000円かかる。家族4人なら2万円かかる。かなりの出費だ。無料でやるべきなのだ。検査の基準は変えてない。重症化しなければ受けられない。専門化によると、すでの国内に感染者は1万人を超えてると推定されてる。政府は数字を低く抑えて、日本のイメージを悪くしたくないのだろう。オリンピックが控えてるし、感染者が1万人を超えたとなれば、外国人観光客など、誰も来なくなる。せこいやり方は、むしろ感染者を増やしてしまう。一時的には感染者は急増するだろが、早く感染者を見つけ、隔離するのがベストな方法だ。政府のやり方に異議を訴える知事や自治体の長はいるが、ほとんどの県、自治体は政府方針に従うようだ。あくまでも要請なのだ。命令ではない。100%従う事はない。いまだ、誰も感染者が出てない県では、学校を休学する必要はない。戦前の国家主義的なやり方に異議を訴える日本人は少ない。お上のやり方に国民は従順に従えばいいのだと、従わない人間を非国民扱いするのは、戦前そのものだ。最近では、増々、権力者に依存する傾向が強まってる。安部という権力者の価値観ばかりが実現してしまってる。日本では、民主主義が機能してない。崩壊寸前だ。疫病から国民をまもらなければいけないのだ。後出しの対応では遅すぎる。疫病に対する戦略など、最初から日本にはないのだ。アメリカのようなCDC(全米感染予防センター)などは、日本にはない。防衛費には、5兆2千憶もかけて、疫病予防には少ししかかけない。今回のコロナウィルスの予防にも、緊急対策として150憶しかけてない。韓国では、5000憶もかけてる。日本政府は国民から不安をなくし、混乱を解消する気はないらしい。安部船長が操船する日本丸は漂流し、嵐に飲み込まれて沈没するだろう。国民も甲板上で飲んで食ってバカ騒ぎしている。波のない海などないのだよ、今、日本が大波にもまれてるのに、政府も国民も危機感がなさすぎる。



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