選挙の効果

総選挙の意味

閉塞と虚構の国  バリケイト伊東

2023-05-24 09:56:33 | 政治

 東京はいい天気だ。G7は終わった。ほとんどの国民には関係のない世界だ。広島では、警備の警察官やマスコミ関係者が、泊まるホテルや弁当屋がもうかっただろう。広島の経済を少し活性化させた。そもそも多くの日本人は、政治には関心がない。ウクライナ戦争が進行していても、多くの日本人には関係のない話なのだ。広島に原爆が落とされ多くの命が失われたとアッピールするが、日本が侵略した国々で犯した人道的犯罪に対しては沈黙か。G7は、虚構の演出だ。アメリカを頂点にして世界を支配している国々が集まって、世界の秩序と支配を進めたいだけなのだ。最近では、G7の支配に対して、世界中から異論が出ている。グローバルサウスとか中国、ロシアは、G7の存在をおもしろく思ってない。民主主義を政治の根幹とするG7国の政治思想には賛同するが、アメリカ的価値観が絶対ではない。価値観の違いは、争い、戦争を生み出す。人間界から戦争はなくならない。第三次世界大戦は、たぶん起きるだろう。10年後か、20年後か、30年後か、歴史は繰り返すのだ。今だって世界中、戦争だらけだ。日本のあくびが出るような平和は、異常なのだ。平和はいいが、平和ボケと言われるほど、日本人の感性は鈍っている。過去には多くの外国との戦争をし、一揆や内戦も多くやってきている日本が78年間も戦争をやらなくなってる。平和ボケは進行し、日本的虚構と閉塞は、真実を隠蔽している。日本では、何が真実で何がうそなのかわからなくなっている。今日も朝からバラエティー番組を見てゲラゲラ笑い、朝から深夜までラーメン、カレーうまいと食い物番組がテレビから放送される。日本、いい国です。危機はすぐ側にある。コロナはまだ完全には終わってないし、地震が日本列島を揺すっている。自然災害の潜在的脅威も忘れてはいけない。閉塞と虚構の暗雲は晴れ、真実に向き合う時が必ず来る。