猿沢池から興福寺の五重塔を望む。
この猿沢池のほとりにあるのが、
春日大社の末社である采女神社です。
普段は瑞垣があって扉が閉められているのですが、
今日は扉と授与所が開けられていたので参拝することにした。
ちなみに采女と書いて「うねめ」と読みます。
采女とは日本の朝廷において天皇や皇后に近侍し、
食事等、身の回りの雑事を専門に行う女官のこと。
平安時代以降は廃れ、特別な行事の時のみの官職。
所在地:奈良県奈良市樽井町
御祭神:采女命
創建:不明
勧請:藤原朝臣良世卿
社格:春日大社末社
【由緒】
【詩曲】
【社務所】
さすがに新しい天皇陛下即位の日だと開いていました。
普段は正月や中秋の名月の時期の例祭采女祭が行なわれる時に開いています。
【鳥居】
一応鳥居があります。(笑)
狭い境内に入ってみますが、末社があるのみです。
【社殿】
普通、鳥居向かって社殿はありますが、
まさかの背中を向けております。
しかも西向きという珍しい配置となっております。
参拝はすぐに終わります。(笑)
御朱印はありませんが、
縁結びのおみくじやお守りが充実していました。
【奈良県立美術館】
たまたま通りかかった奈良県立美術館で、
ヨルク・シュマイサーの作品が展示されていました。
正直全く知らない作家さんですが、
何故か吸い寄せられるように入口へ。
すると今日は天皇陛下即位を記念して拝観料が無料。(^^
とりあえず入ってみた。
【展示室】
撮影はOKです。(^^
【作品】
ヨルク・シュマイサーはドイツ生まれで、京都に留学、
後にキャンベラに移り住みオーストラリアの版画教育に尽力した人物。
これらの作品を見ると、
日本人作家の作品かと思うほどですね。(^^
【展示室】
【作品】
こちらはいかにも外人が描いた作品ですね。
拝観もそこそこに退館し、本日最後の神社へ。