室戸スカイラインを下り、
お遍路札所である津照寺へ向けて走る。
その距離僅か約6キロ、10分程度でお寺周辺に到着。
しかしナビはまだお寺の前に着いていないにも関わらず、
無情にも訳の分からない場所で終了の御挨拶。(泣)
近くにお寺があるようだが、場所がイマイチ分からない。
そんな時に津照寺駐車場の案内看板発見。
それを見て車を進めると室津港の岸壁に到着。(泣)
えーここ?(^^;
【室津港】
岸壁の堤防には釣りをしている親子達がいて、
とてものんびりした雰囲気。
こんな堤防の場所に勝手に停めていいのか分からず、
少し戻って川沿いのデッドスペースに停めてお寺を探す。
幸いにもすぐにお寺は見つかりましたが、
横に津照寺の駐車場を発見。(^^;
ナビも案内しないほど細い道なので、
知らないと分からんよなぁ。
駐車場は200円の志納でした。
ちなみに岸壁の堤防沿いにも停めても良いとのこと。
さて、いざ参拝開始。
津照寺と書いて「しんしょうじ」と読みます。
所在地:高知県室戸市室津2652
宗派:真言宗豊山派
御本尊:延命楫取地蔵菩薩
創建:(伝)大同2年(807)
開基:(伝)弘法大師
札所:四国八十八ヶ所霊場
【縁起】
室津港を見下ろす小山の上に佇む津照寺は通称津寺と呼ばれています。
弘法大師空海上人が四国御修行の砌、
山の形が地蔵菩薩の持つ宝珠に似ているところから、
霊地とし地蔵菩薩を自ら刻まれ本尊とし、宝珠山真言院津照寺と号されました。
はじめ長曽我部氏の庇護をうけ津寺村と称して七町余の地高を有しその後、
山内氏が国主として入国してより更に一町五反余の田地を寄附され、
寺院の運営も全て藩営とされ中老格をもって遇され隆盛を極めておりました。
しかし明治の改革に遭い地領は一旦政府に没収、
亦は小作農民に払い下げとなり寺は廃寺とされました。
荒廃にまかすこと約十数年明治16年ようやく寺名復興を許され、
今日に至ったのでありますが、寺域は極度に狭められ昔日の面影はなく、
只本堂が地蔵堂としてのこり御殿と申された庫裏の一角が、
当時小学校として残っておりました。
現在、小学校は移転され、大師堂は昭和38年、
本堂は昭和50年に新築されたものです。
【山門】
【参道】
奥に見える石段を見て絶句。
結構きつい石段なのが遠くからでも分かります。(^^;
【大師堂】
参道横に大師堂と納経所があります。
まずは本堂に参拝してから後で参拝しました。
ありがたや ありがたや。
【石段】
125段あるとか。
これが運動不足の身にはかなり堪える。(^^;
【稲荷大明神】
【鐘楼門】
ハァハァしながら到着。
振り返るとこんな感じ。
足腰が悪い方々には優しく無い石段でした。(^^;
【宝篋印塔・石仏】
かなり風化していてお顔の判別不能。
【石段】
トドメの石段。(^^;
【本堂】
【風景】
【鐘楼】
【御朱印】