続いて久しぶりのカトリック教会へ。
神戸には結構教会が多く、
次に参拝するカトリック神戸中央教会の規模は界隈随一の大きさです。
写真で聖堂の中を見ると本当に美しく、
建築好きとしては以前から来てみたかったところ。
コロナで外出がままならず、
ようやく訪れることが出来て嬉しい。
所在地;兵庫県神戸市中央区中山手通1-28-7
創建:平成16年(2004)
【歴史】
神戸に初めてカトリック教会ができたのは明治3年(1870)。
フランスから来日したムニクウ神父が在神外国人の為、旧居留地に聖堂を建築した。
大正10年(1921)北野地区へ移転し中山手教会に。
2本の塔がそびえる美しいゴシック風建築は広く親しまれたが、
昭和20年(1945)6月に空襲で被災し神父と信徒2人が犠牲となった。
昭和31年(1956)に修復が完成し聖書の物語を描くステンドグラスが聖堂や祭壇を飾った。
再び神戸のランドマークとなるも、震災で聖堂は半壊。
県内最古のれんが造りの教会だった下山手教会も震災でがれきと化し、
信者の求めで戦後にできた灘教会と共に、司教区の復興計画で統合されることとなった。
阪神大震災後、中央区の3つの教会(灘、中山手、下山手)を廃止し、
神戸の教会新生の要として新たに中山手の地に生まれた教会。
平成16年(2004)s10月には、旧中山手教会の地に新しい教会が建て直されました。
【聖堂】
聖堂前に数十台停められる無料駐車場がありました。
【鐘楼記念台】
旧カトリック下山手教会の鐘楼。
【聖母子像】
【鐘楼】
フランスから贈られた旧中山手教会の3つの鐘が吊るされていました。
【主聖堂】
ハッと息を飲むような美しさと凄く厳かな雰囲気。
神が上から降臨してくれる気がするほど。
これがカトリック教会です。
キリスト教にはカトリック、プロテスタント、正教会等、
いろいろ分派していますが、それぞれ違いがあります。
【カトリックとプロテスタントの違い】
カトリックとプロテスタントの違いは下記のHPで参考にしてください。
https://kotokurabe.com/catholic-protestant/
【復活のイエス像】
後ろの壁を浮き立たせて自然のカーブで十字架のシルエットが浮かび上がるようにしつらえられています。
【十字架の違い】
【主聖堂】
【ステンドグラス】
ステンドグラスはやっぱり美しいですね。
今までその感想だけだったけど何で教会にあるのだろう?という疑問が。
下記のHPで書かれていることを引用します。
https://www.jelc-tokyo.org/kyokai_stainedglass/
キリスト教の司祭達は聖書の中に出てくる場面をステンドグラスで教会の窓に描くことで、
キリスト教の教えをわかりやすく示しているためだといわれています。
また聖書の中には「神は光である」という内容が記述されています。
西暦500年頃にいた著名な神学者が「物質が放つ光の中には、神の光の一部が含まれている」と再解釈して話しました。
信仰する人、またしようとしている人にとって、ステンドグラスの美しい光を神様として崇めることは、
神様を崇めていることと同じと言えます。
大聖堂内を美しく飾ることは、神様がいる天国を再現しようとしていることと同じであるとして、
中世の修道院長は自分たちの修道院を今度は徹底的に飾り立てるようにしました。
【神の光】
【パイプオルガン】
【螺旋階段】
残念ながら二階に上がることは出来ませんでした。
というか普通の教会は行けないのがほとんどかと思われます。
【聖母子像】
【小聖堂】
朝のミサや個人的な祈りの為の聖堂。
【聖母子像】
【聖櫃】
聖母子像と共に旧中山手教会にあったもの。
カトリック教会で聖体を安置するために祭壇上に設ける箱状の容器。
【十字架の道行】
これにて教会の参拝終了。
次はミサに参加したいものだ。
やっぱりキリスト教を少しでも知るにはミサに参加するのが一番だから。