Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてⅢ

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印が趣味です。
生きた証として好き勝手に書いております。(笑)

耕三寺 其の一(2018年3月11日参拝)

2018年04月23日 | 仏閣
垂水天満宮から少し走って本日のメインの一つである耕三寺へ。

ここは伽藍が凄いので以前から訪れたかったお寺。

また快慶作の阿弥陀如来も拝仏するので楽しみです。(^^


お寺に近づく程、観光地らしく賑やかになり、
意外と人気があることを認識する。

てっきり但馬大仏のように過疎っていると思っていたので。(^^;

とりあえず山門を過ぎてすぐに駐車場があったので停めた。


所在地:広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田553-2
宗派:浄土真宗本願寺派
御本尊:阿弥陀如来
創建:昭和11年(1936)
開基:金本耕三


【縁起】
当寺は浄土真宗本願寺派の寺院で、
山号を潮聲山、寺号を耕三寺といいます。

大阪で大口径特殊鋼管の製造会社を営んでいた技術者で実業家の、
耕三寺耕三が母親の死後、母への報恩感謝の意を込めて、
自ら僧籍に入り菩提寺として昭和10年より生涯を掛けて建立したお寺です。

日本各地の古建築を模して建てられた堂塔が建ち並び、
西の日光とも呼ばれる。

平成に入ってからは建築物の特殊性が評価され、
15棟が登録有形文化財として登録された。


【迎賓館】


駐車場の横にあるお城のような建物です。


耕三寺には無料駐車場があるのですが、
一番近い駐車場は民間が経営していて500円と有料です。

ここがタチが悪いのは駐車場入口には有料という文字がどこにも無く、
見えにくい売店の所に500円と書いてあること。

しかも後払いでもOKなので気付かずにお寺へ行ってしまって、
帰ってきたら気付いた次第。

なんだかやられた気分。(苦笑)

それでも昼頃には満車になっていた。

耕三寺は結構人気のある観光地のようである。


【月光門】


ここは開かずの門です。


【山門】


いきなりド派手な山門が登場。

京都御所紫宸殿の御門を模したそうだが、
余りにも派手過ぎるな。

しかし嫌な感じは全くしない。

奥に見えるのが中門で法隆寺西院伽藍の楼門を模したもの。




扉表面の龍と波と狛犬の浮彫り。


【中門】





【馬頭観音菩薩】


一瞬、降三世明王と思ったけど、
頭上に馬がいました。


【不空羂索観音菩薩】


持っているモノから推測するに、
恐らく不空羂索観音菩薩と思われます。

それにしても定番の仁王さんでは無かったです。


【境内】


おー、広い境内にお目当ての伽藍が見えます。

期待は高まる。

ここで拝観料1400円を支払う。

なかなか強気な金額設定ですが、
結構な観光客がいました。


【羅漢堂】








左右には法隆寺西院伽藍の回廊を元にされた羅漢堂があり、
その中には色鮮やかな五百羅漢が安置されています。

あれを一つ造るだけでも凄いお金がかかっていることでしょう。


【礼拝堂】




観世音菩薩が祀られていました。

そのまま真っ直ぐ行きたいところだが、
境内の左手を進む。


【鐘楼堂】


鐘楼は新薬師寺を模したもの。


【紅梅】





【迎賓館】


お城のようですね。

老朽化により今は倉庫として利用しているそうです。


【銀龍閣】




境内の大外回りを左から登って行くと銀龍閣という建物があり、
茶室として利用されているそうです。


【茶祖堂】




銀龍閣から上を見るとカッコいいお堂が見えます。

行ってみよう。


【八角円堂】


聖徳太子十四歳御考養の画像を安置されていて、
法隆寺夢殿を模したもの。


【救世観音大尊像】


高さ15メートルで細身ですね。


【石像】




鬚をはやした仙人のような人物ですね。




こちらは羅漢さんのように見えます。


【茶祖堂】




普通のお寺には絶対無い色使いですね。






千利休と剣仲紹智像が安置されていました。


【八角円堂】



【石像】


先に未来心の丘へ行きます。


【紅梅】





【未来心の丘】


エレベーターも完備されていてお年寄りや車イスの方にも優しい。


【テレビ取材】




関西ではお馴染みの「おはよう朝日です」という番組で、
入矢麻衣ちゃんと湯舟元選手がロケしていました。

彼女はオスカー所属のタレントさんです。






28日に放送されていました。


ロケの合間に入矢麻衣ちゃんに握手してもらった。

3分ぐらいお話しをさせてもらったけど、
気さくでとても可愛いコでしたね。

付き合いたいと思いました。(^^

湯舟元選手とも握手しましたけど、
こちらも気さくで優しい人でした。


【未来心の丘】








イタリア産大理石をふんだんに使われています。

大理石といっても只の大理石ではありません。
最高級のカッラーラ産なので、
ここだけで何十億円かかっているか分かりません。

凄過ぎますね。

ここはカップルがやたらと多い。

おっさん一人の私は肩身が狭いので早々と退散。(^^;

次は伽藍を見に行きます。


【多宝塔】




石山寺多宝塔を模倣したもの。

それにしても有名寺院の名建築を模してばっかりだなぁ。


【境内】



【親鸞聖人】



【十三重石塔】



【石像】



【孝養門】


ついに中心伽藍にやって参りました。


【回廊】







【信楽殿】




とりあえず長くなりましたので続きは明日。


最新の画像もっと見る