よしだルーム

吉田政勝の文学的な日々

先住民族とともに~大川宇八郎

2015-06-26 09:16:04 | 日記

音更町発祥の地の碑


明治15年に依田勉三と鈴木銃太郎が、下帯広の開拓地選定で7月15日に案内したのが、大川宇八郎です。彼は3年前から日高を越えてこの地にやってきた。「半農半商」の開拓者で交易あるアイヌの人々に信頼され、嫁もアイヌ娘であった。



妻のオイカサンは唇にアイヌ女性の既婚者の印である「刺青」をしていた。
 彼女は娘とお祭りで歩くときに「私と離れて歩きなさい」と言った。
娘は「どうして、私は気にしない。大好きなお母さんだもの・・・」と応えた。


 大川牧場で馬を育てたが、アイヌに無償でわけ与えたり、飢えた彼らの食用になった。
晩年の大川宇八郎は、他人の保証人になり、担保の土地が奪われて、貧乏な生活をしたという。依田勉三ほど十勝では有名ではないが、詳しく調べたい偉人です。

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1 コメント

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Unknown (嵯峨山俊幸)
2018-02-20 07:15:06
新しい風放映❗
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