ニライカナイへの憧れ

沖縄への思いを自分なりに綴った日記

ゾウの檻

2010-04-07 | 問題
沖縄出身の親友Tと出会うまでは、東京で沖縄の事を考える事なんてなかった。
Tは海外への留学が決まり、出発前の数カ月沖縄へ帰っていて
会いに行くために沖縄へ向かったのが私にとって初めての沖縄だった。

その時の事は今でも鮮明に覚えている。
もう14年前の話なのか・・・。

那覇の58号線沿いの街並みも今と全然違ってた。

Tは読谷の「琉球の風」へ連れて行ってくれた。
その途中、さとうきび畑が広がる中に突如現れた「ゾウの檻」。。。
あの異物感は忘れもしない。
けどその正体が何だったのかは正直分からなかった。

Tが海外へ留学した後、楚辺通信所にまつわるニュースが流れているのを見た。
その時、知花昌一さんの名前を知った。
沖縄では、私の知らない事が起きていた
そして日々起きている事もその時初めて知った。


今日、仕事の帰りにラジオから知花昌一さんの名前が聞こえて来た。
14年前に見たゾウの檻の風景が一瞬で蘇った。

知花さんが普天間飛行場の県外移設を訴え、国会議員会館前で座り込みを行うというニュース。

力になりたい・・・。



以下、池田香代子さんのブログから抜粋。

★[本土側呼応者]を募っています。
自薦他薦は問いませんが、期間中、「最低一回は現場に足を運ぶ」人に限らせていただきます。
2日の記者会見前までに、50人を突破させたいと考えています。
急いでいます。なにとぞ宜しくお願いします。


御案内(3月29日現在)

「県外移設」の不履行は絶対に認めない!

● 4月6日(火)~9日(金)沖縄県民(ウチナンチュ)が
官邸前へ集結し、鳩山政権に対して「非暴力」で公約遵守を求める意思表示をします。

● 民主党支持者を含め、「県内落着」はおかしいと考える市民(ヤマトンチュ)のみなさん
集まった沖縄(ウチナ)県民(ンチュ)に温かい声をかけるとかカンパをするとか
「非暴力」で彼らを応援してください。
3000人以上の市民が足を運んでくださることを期待しています。

● ただし、組織的動員はご遠慮ください。どういう組織・団体に所属されていてもけっこうですが
誰かに指示、命令されてではなく、個人の意志、責任で応援してください。

● 4月6日(火)の午前10時30分からスタートさせる予定です。

● スタートに先立って4月2日(金)に沖縄で記者会見を行います。

● 呼びかけ人
安里英子(基地・軍隊を許さない行動する女たちの会)
安次富浩(名護市民)
金城 実(彫刻家)
知花昌一(読谷村議)
真喜志好一(建築家、「琉球国・建設親方」)

● 本土側呼応者
足立満智子(千葉県成田市議)
今井 一(ジャーナリスト)
島田清作(元東京都立川市議)
鈴木 耕(編集者、ライター)
 (3月29日現在)





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2 コメント

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勝負あり (ぴゅ~)
2010-04-07 23:21:55
kukuruさん、こんにちは~。ヾ(^_^)
象の檻で、忘れられないことがあります。
清明祭(し~み~)の時、象の檻の中に先祖伝来の土地(ひょっとしたら元そこに彼らの墓があったのかも)がある人が、清明祭用の料理を沢山の重箱に詰めやって来ました。象の檻の中には、監視員(警備員?)がいて入れないのは判っていながらも、その周りから中の土地に宿る先祖への感謝を行なうために集ったのです。で、外から清明祭の儀式を行ないました。と、ここまでなら、まぁ、予想通りなのですが、その際に、その中のおば~が、料理を別な器に入れ、その監視員に「うり。あんた何かも食べなさい。」と、ふるまいました。自分達の土地を強引に取り上げ、不法占拠している連中に加担している人間に対しても、そんな感情は微塵も抱かずに示す慈しみの心。もぉ、この時点で私は「勝負あり!」と思いました。うちなんちゅ~であることを誇りに思った瞬間でした。
で、料理を勧められたその監視員は、当然の如く「いりません。」と突き返しました。まぁ、勤務中でしょうから、その場で食べる訳に行かないのは判るのですが、突き返すとは.....。
これも立派な「非暴力」での闘いであり、沖縄のおば~とその家族が圧勝した闘いだと思いました。
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ぴゅ~さん (kukuru)
2010-04-08 22:02:28
こんばんは(^-^)
コメントありがとうございました。
沖縄のおば~は本当に偉大ですね・・・。
「慈しみの心」。

BEGINの「オバー自慢の爆弾鍋」という歌がありますが。
改めて歌詞を読み返してみました。


「学ぶも遊ぶもまずはご飯を食べてから
栄養 栄養 心にも まずは栄養つけてから
まずは栄養つけてから」

おば~の料理をその監視員も食べてたら
少しは心に栄養がついたかもしれませんね。


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