五月乃家

へい、ご案内!(某師匠のHPをパクってみました)

月亭方正よしもと流落語会@神保町花月

2012年04月28日 | 落語
山崎邦正さんの落語も前から聴いてみたかったし、
世界のナベアツこと桂三度さんの出る会ということで、
ちょっと興味があったので行ってみました。

『刻うどん』桂三四郎

正式には時うどんじゃなくてこう書くんですね。
2人組のやり取りがあって、後で1人でうどん食べるときの、
「おかしい人」加減が、なかなか危なくてよろしい。
ストーリー的には時そばよりも面白いですよね。

『宿題』桂三度

過去のことは一切忘れてくださいと言いながら、
「桂さ~んどです」とアホになるのはお約束。
これがやりたくて三のつく師匠に弟子入りしたのか。
噺家になって8度目くらいの高座だそうです。
でも、そこは芸人としてのキャリアがありますから、
さすが達者なものです。師匠譲りの力の抜け具合もいい。
三枝師匠の作品自体の面白さもあって笑いをとってました。

『貧乏神』月亭方正

前2人が予定よりもかなり早く下りてしまったので、
マクラをたっぷりと。
娘さんの誕生会のエピソードと3人目が出来たという報告。
そして、TVのお仕事の裏話もいろいろと。
「TVの仕事はもうちょっと続けるんかなー、
 でも、どこかで切り替えるかも・・・」と呟いてました。
噺家としても十分やっていけるとは思いますが、
やっぱりまだ踏ん切りがつかないのでしょうか。
その点、TVには一切出ない三度さんは潔いですね。

噺の方は初めて聴きます。
去年馬桜師匠で聴いた「貧乏神」とは全然別物なんですね。
住み込んだ家の主に、すっかりこき使われて、
金まで使いこまれるヘタレな貧乏神。
その尽くしっぷりがなかなかけなげで可愛らしかったです。

=仲入り=

座談会

事前にとったアンケートの質問に答えるという形式で進行。
お勧めの本や映画、これからの目標とかいろいろ。
3人が高座に並んで座ってたんですが、座布団なしだったので、
足が痛いらしく、互いに背を向けて腰かける形になってしまいました。
三四郎さんはイケメン落語家NO.1に選ばれたそうです。
ご本人はレベルの低い中での争いだから・・・と言ってましたが、
結構イケメンいますよねぇ。あれ?いない・・・?(笑)
バラ柄の羽織を着てましたが、新宿2丁目ではモテるみたいですよ。


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