五月乃家

へい、ご案内!(某師匠のHPをパクってみました)

歌窈曲

2012年05月01日 | 日本の音楽
もはやライフワークとも言える一青窈の昭和歌謡。
前作「花蓮街」でも昭和風の曲がありましたが、
今作は全編丸々懐かしのメロディ!



【CD】
1. 喝采
2. 他人の関係
3. 終着駅
4. 赤い風船
5. 星影の小径
6. 逢いたくて 逢いたくて
7. 天使の誘惑
8. りんご追分
9. アカシアの雨がやむとき
10. 竹田の子守唄
11. 時代
【DVD】
1. 上を向いて歩こう
2. 夜明けのうた
3. 思秋期
4. 東京の屋根の下
5. 愛燦燦

昭和ど真ん中の自分的には耳に馴染んだ歌ばかり。
しかし、どの曲もしっかり一青色に染まってて、
30年前から歌ってましたと言われても不思議じゃない熟成ぶり。

「喝采」とか「終着駅」とか、子供の頃聴いていたから、
こんなドラマチックな唄だとは知らなかった。
どちらもアレンジもすごく素敵で、心に沁みてきます。

「他人の関係」や「天使の誘惑」なんかは、
敢えて当時の雰囲気を活かしたアレンジで、
これがまた新鮮だしカッコいい。

「赤い風船」も懐かしいなぁ。さわやか!いい曲!

「星影の小径」はアカペラで聴かせてくれるし、
「アカシアの・・・」や「逢いたくて・・・」のゆったり感も
平成の曲にはない心地よさがあります。

「りんご追分」や「竹田の子守唄」はもう想定内。
一青さんの曲じゃなかったっけ?って錯覚するくらい。

DVDの曲もすごく良くてCDにも入れてほしかった。
服部良一のトリビュートアルバムに収録されている
「東京の屋根の下」は大好きな曲。
新生活にわくわくする若者の気持ちが歌われてて、
東京は特別な場所だったってことがわかります。
もう「花の都」なんてことは言わないもんね。

いろんな歌手がカバーアルバムを出してますが、
これはただのカバーアルバムと一括りにしないで欲しい。
1曲1曲に思いを込めて丁寧に作ったクオリティの高さと、
完全に自分の歌にしている点においては、
もはやカバーではなく曲を提供してもらっただけの
オリジナルアルバムと言ってもいいと思います。


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