五月乃家

へい、ご案内!(某師匠のHPをパクってみました)

白鳥倶楽部@お江戸日本橋亭

2011年06月15日 | 落語
ふと思い立って土曜日に行ってきました。
さすがに日本橋亭もびっちり満員です。
会の前に「満留賀」でおかめそば。具沢山!
老舗風な外観だったけど、味はごくごく普通だった・・・。



林家しん歩

今秋二つ目になる前座さんのうちの一人なのですね。
今まで縁がなかったらしく、聴くのは初めて。
話し初めは頼りなげなんだけど、だんだんテンション上がっていく。
不思議な可笑しさ。もう1回聴いてみたいかも。

挨拶:三遊亭白鳥

仲入り前は短い噺なので、挨拶に出てきました。

三遊亭玉々丈

玉々さんお久しぶり。
ニワトリが恩返するという、ちょっとほのぼの系の噺です。
たまごサンドや親子丼で恩返ししてくれるなんていいな。

三遊亭白鳥

なんと、ゴキブリが主人公の噺!
嫌われ者のゴキブリの気持ちになってつくったそうです。
ゴキブリの親分の奥さんの葬儀に集まる様々な虫、
そして同じく嫌われ者のドブネズミ。
やっぱり白鳥さんの動物噺好きだわぁ。
ツボだったのは、コンタクトレンズを盃に酒を呑むところ。
この噺聴いてちょっとゴキブリに親近感が・・・

わかないよね、やっぱり。
ゴキは大の苦手です。

三遊亭白鳥

「隣の街は戦場だった」
なんか映画のタイトルみたい。
豪雪地帯で少年時代を過ごした白鳥さん、
そのときの経験からつくられた噺なのでしょう。
田舎のヤンキーの話かと思いきや、なかなかスケール大きい!
豪雪地帯で培った経験が、イラクの紛争地帯で役立つ、
という、予想不可能なバカバカしさ。
同世代の白鳥さんが描く田舎のヤンキーは、
まさに私の時代の不良そのもので、笑っちゃいます。
しかし、雪下ろしは大変そうだ・・・。

メルヘンとほのぼのとブラックが混在する白鳥ワールド。
今回もとことん笑わせてもらいました!!