新・小径あるけば

新しい「小径あるけば」です。小径が興味のあること日々感じたこと考えたことなどをつづります。こちらでもどうぞよろしく。

「日本人がつくる世界史」

2019年08月21日 19時33分49秒 | 読書

「日本人がつくる世界史」宮脇淳子、日下公人著 KADOKAWA

歴史の本の二冊目です。

前のと同じ宮脇さんの本ですが、日下氏との対談とか倉山満氏との対談なども入っています。

宮脇さんはほぼ私と同じ年齢なので、なんとなく言ってることが理解できます。

日下さんは昭和5年生まれの人なので戦前の日本のことを

身を持って知っているわけです。

「新しい教科書をつくる会」の賛同者でもあるとかですから

現状の日本の在り方にを切れ味するどく切る人のようです。

それでも、この前に読んだ「日本人が教えたい新しい世界史」と同じ目線で書かれていて

とても共感するところの多い内容でした。

まあ、とにかく今の私たちは、殆ど日本の歴史も世界の歴史も

知らされずに生きてきて、今教科書を使って教えられている子どもたちも

殆ど何も知らされず育っているようです。

中国、朝鮮のことも、ヨーロッパのこともアメリカのことも

全く違った角度から書かれていて

そのような方向から見たら

日本人は優しくて素直で正直で勤勉で・・・世界中が自分たちと同じなんだ、と思っている。

つまり日本以外の世界中の人々から見たら「お花畑」なんだっていうことも

よ~~く分かりました。

平和であることは良い事だけど

世界には食うか食われるかでしか物事を考えない人達のほうが

圧倒的に多い、いや、日本以外の人、民族、国々は

そうなんだ・・・とわかりました。

 

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