「日本人がつくる世界史」宮脇淳子、日下公人著 KADOKAWA
歴史の本の二冊目です。
前のと同じ宮脇さんの本ですが、日下氏との対談とか倉山満氏との対談なども入っています。
宮脇さんはほぼ私と同じ年齢なので、なんとなく言ってることが理解できます。
日下さんは昭和5年生まれの人なので戦前の日本のことを
身を持って知っているわけです。
「新しい教科書をつくる会」の賛同者でもあるとかですから
現状の日本の在り方にを切れ味するどく切る人のようです。
それでも、この前に読んだ「日本人が教えたい新しい世界史」と同じ目線で書かれていて
とても共感するところの多い内容でした。
まあ、とにかく今の私たちは、殆ど日本の歴史も世界の歴史も
知らされずに生きてきて、今教科書を使って教えられている子どもたちも
殆ど何も知らされず育っているようです。
中国、朝鮮のことも、ヨーロッパのこともアメリカのことも
全く違った角度から書かれていて
そのような方向から見たら
日本人は優しくて素直で正直で勤勉で・・・世界中が自分たちと同じなんだ、と思っている。
つまり日本以外の世界中の人々から見たら「お花畑」なんだっていうことも
よ~~く分かりました。
平和であることは良い事だけど
世界には食うか食われるかでしか物事を考えない人達のほうが
圧倒的に多い、いや、日本以外の人、民族、国々は
そうなんだ・・・とわかりました。
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