光 | |
三浦 しをん | |
集英社
2日で読んでしまいました。 面白かったです。 これまで読んだ小説と全く違う作風で、こういうのも書くんだ~~・・・という気持ち。 これまでの明るくてどこかほっこりしているのとは全く違う 暗くて、どろどろした感触。 ちょっと東野圭吾が書くような雰囲気です。 一気に読んでしまいました。 |
神去なあなあ日常 | |
三浦 しをん | |
徳間書店
ちえさんのお奨めもあって三浦しをんの「まほろ駅前多田便利軒」を読んでからというもの これで何冊目でしょうかずっとしをんさん続きです。 よく考えたら昔「小暮荘物語」も読んでいたので 「仏果を得ず」「まほろ・・・」「強く風が吹いている」「まほろ駅前・・・番外地」と来ました。 この変な題名、「かむさりなあなあにちじょう」と読みます。 いったい何のことかと思って読み始めましたが 三重県の山の山のもっと奥山にある神去村という場所での林業の話でした。 「バイト生活でいいわ」と何の展望もなく高校を卒業したある若者が 教師と母親の陰謀にあってこの奥山に就職させられるのですが そこから1年間のお話です。 「仏果を得ず」のときも思ったのですが 私が知る由もない世界のことがとても詳しく書いてあって そしてドラマチックで面白いヽ(^。^)ノ ここに出演している人達と親しくなってしまって 終わってしまうのが淋しいと感じてしまいます。 この人達、今どうしてるのかなぁ~なんて思ってしまうほどです(笑) 悪人がひとりも登場しないのがこれまで読んだ三浦さんの小説です。 その辺が小路幸也ともちょっと似てる気もしますが好きなタイプです。 お奨めします。 |
あれからもう一年が経ってしまいました。
早いものです。
母はきっとこの世を去って生まれる前にいた世界に順調に戻っていると思います。
母のことはいつも想っていますし
よく夢を見ます。
夢にでてくる母はいつも特大の笑顔です。
楽しそうに一緒に出掛けたときのこととか
家で一緒に笑ったことなどが
話の筋としては覚えていないのですけど
とにかく楽しかった、嬉しかったという記憶だけが残ります。
そして最近よく考えるのですけど母の人生はあれで良かったんだなぁ~~と。
あれ以上でもなくあれ以下でもなく
精一杯に生きた人生だったのだろうと思います。
そしてやっぱり、ありがとう(^◇^)です♡
4月1日にツイッターで発表されたので
てっきり嘘だと思っていたのですが
実は本当でした、ふなっしーワンマン・ライブ☆
いったい何を歌うの?とご存じない方はおもうかもしれませんが
実はふなっしー、何枚もCDを出しています。
アルバムも出しています。
最初の曲は作詞がふなっしーで作曲はアルフィーの高見沢さんです。
ギターも弾いています。
次の曲は氣志團とのコラボです。
3曲目はまた高見沢さんです。
アルバムの中の曲もいいんですよ。
作詞は全部ふなっしーです。
そしてこの方とても音楽性もある人、いや梨で歌もうまい!
ギターも弾けるらしい。
アルフィーのクリスマス恒例の武道館LIVEには3年連続出演していますが
一昨年は飛び跳ねすぎてステージから落ちてしまうというハプニングも。
そして本人(本梨)は昔からメタルのブラック・サバスの大ファンで
アメリカの自宅にオジー・オズボーンを訪ねていくという番組もありました。
昨年日本で開催された「オズ・フェス」ではゲストとしてステージにも上がっています。
という訳で、大阪城ホールなら行けるので
娘と二人、早速チケットを求めてエントリーしました。
当たるといいなぁ~~~ヽ(^。^)ノ
昨日の日本武道館3日目で
1月末の大阪から出発した「GLAY HIGHCOMMUNICATIONS TOUR 2016 Supernova」が終了しました。
私は大阪二日目だけしか参加できませんでしたので
早く映像化されるのを待つだけです。
最終日の昨日は、地震で被災してチケットを持っているのに
東京まで行くことができなかったファンのために、と
急遽LIVEの一部分をニコ生で無料放映してくれました。
私はみることができませんでしたけど
いつもながらファンを大切にしてくれるGLAYさんです。
そしてこんな画像もアップしてくれました。
楽しそうなメンバーの姿をめにするだけで
こっちまで幸せになれます☆♪♪v(⌒o⌒)v♪♪
「羊と鋼の森」
宮下奈都著
文芸春秋
91歳になる父がときどきメールで「本を買って」と言って来ます。
実家の近くに全く書店がなくなってしまったからです。
リクエストされた本を私がアマゾンでみつけて直接父におくるように手配します。
先日この本のリクエストがあったので初めて知ったのですが
父に送る手配のついでに自分用にも買いました。
早速読みましたが、面白かったです。
どんな内容なのかは全く知らなかったのですが
最近は芥川賞などより、この本屋大賞のほうがよい作品を選んでいると思います。
調律師を目指した男性の物語。
このような世界が、私なぞ計り知れない世界がありそこで必死に生きている人達に感動しました。
私はもし自由にできるなら、生き物を飼いたい。
それはウサギかハムスターかリスかフェレットか猫でもいい。
そしてベランダに沢山鉢植えを置いて、毎日世話をしたい。
それが無理なら家の中のあちこちに生きたお花を飾りたい。
これ全部今のところできないので
こんな小さいお花ひとつで楽しんでます。
今日行けたお花です。
私はお笑い芸人の厚切りジェイソンがすきです。
アメリカ人の中でもとてもバランスの取れた人だと思うし
頭もよくてユーモアがあって自己肯定感抜群です。
そんな彼のツイッターをフォーローしているのですが
熊本での地震が起きてもいつもと変わらぬツイートで人生相談に応じていた彼に
或る人が「なんでこんなに大変なことが起きているのに、知らん顔しているのか?
全然緊迫感がなくて不謹慎だ」みたいなことを言ってる人がいました。
まあどんなにしていても有名人には非難があるのが昨今ですけど
みんながみんな神妙な悲しそうな顔をして「心からお見舞い申し上げます」みたいなことばかり書いて
神妙にしていないと許さないっておかしいと思いました。
この「不謹慎」って言葉、好きじゃないです。
ジェイソンさんは自分が高校生の時に9.11があって、
その時に学校でもずっとあの飛行機が突入する映像ばかりを見ていたそうで
何時間目かの先生が普通に授業をしてくれたときに
正直とても気持ちが軽くなったと書いていました。
私もそう思うのです。
私が被災して病院で寝ていたときも震災の悲惨なニュースばかりをラジオで聴いていて
心が真っ暗でした。
あのとき、切実に感じたのは「音楽が聴きたい!」でした。
どこか1局でもいいから普段通りの番組を流してくれないかなぁ~と思いました。
情報発信は他の局がやっていて、聞きたい人はそれを聞く。
一億火の玉みたいにならないと許さない土壌が日本にあるのがどうも好きではありません。
去年娘がどこかからもらってきた
四葉のクローバー栽培セット。
春になって一段と大きく成長しました。
あちこちに四葉が見えますヽ(^。^)ノ
あっ!四葉の陰に梨の妖精が!!(笑)
一昨日の夜の最初の地震は私がお風呂から上がってすぐのことでした。
テレビを見ていた夫が知らせてくれてびっくりしました。
実家は福岡なので大丈夫だと思ったのですが
熊本市内に親しい友人がいるのでとても心配になりました。
緊急の用事でもないのに電話をしては迷惑かな~・・・と思ったのですけど
やっぱり心配だったのでケータイ電話してみたら
すぐに通じて無事だというので一安心。
そうこうしていたら娘から「おじいちゃんのところは大丈夫?」とLINEが来たので
実家に電話したら通じませんでした。
姉のケータイにはしばらくして通じたので安否確認はできました。
一夜明けてみてびっくりでした。
余りの大きな地震に熊本城の石垣が崩れたりしていましたね。
そして昨夜、その熊本の友人が「怖くてたまらない」とメールをくれたので
「もう大丈夫よ。余震は本震より大きいのは来ないから」と送った後休んだら
その後だったのですね、1時過ぎにもっと大きな、こちらが本震だったというのが来て
朝になって慌ててまた電話をしたら、すでに夜中から体育館に避難しているというのです。
家も壊れているわけでなく、みんな無事であったのが何よりですが
電話中も「あ!ほら、また揺れてる!!」と何度も言ってました。
阪神淡路の時も余震はずっとひっきりなしに続いていたので
そのことを告げたら「そうなんですね?地震てこれまで他人事だったので
こんなに怖かったなんて知らなくて・・・」と本当にかわいそうなくらいおびえていました。
まだまだ余震は続くでしょうけど、どうぞ被害は広がりませんように、お祈りしています。
雛人形を飾るときには必ず娘のリカちゃん人形とジェニーちゃん3体を飾っていたのですが
今は場所がないので、雛人形をしまってからこの4体を飾るようにしています。
今日、それらをしまおうとしたときにこれだけ写真を撮ってみました。
このドレスは娘が3歳のときに親戚の結婚式にでるので
私が縫った娘のドレスのあまり布で作ったものです。
ちょっと黄ばんでますけどこうやって見たらあまり分からないですね。
人形のドレス作りは大好きでしたヽ(^。^)ノ
風が強く吹いている | |
三浦 しをん | |
新潮社 泣いてしまいました。 もともとスポーツには全く興味がないので普通は読もうとはしない小説ですが 最近三浦しをんさんに凝っているので読んでみました。 箱根駅伝のお話です。 私の実家系統ではスポーツをする人は誰もいません。 夫の実家系統は文系の人はいません。 そっちの血を引いたのか娘は小さいときから体を動かすことがすきで 3歳から器械体操をしていて中学では陸上部に入り駅伝をやっていました。 夫も弟たちも走る以外の趣味はないし、義父も昔駅伝の監督をやっていたそうですので血は争えません。 私はそんな娘をただ見ているしかありませんでしたけど 2度県大会まで行った時には一瞬私も燃えました(笑) でもずっと疑問だったこと「走ってる間は何を考えてるの?」と娘に聞いたら「え~?何も・・・」という返事。 「ふ~~ん、よく退屈じゃないね」という私もこの感想に この小説は答えをくれました。 読み進むうちにどんどん引き込まれていって 私が全く関わったことのない世界で生きている この10人の若者たちそれぞれ愛着を覚え 最後は心から応援し、一緒にドキドキし、ハラハラして「終わって欲しくない」と思うほどでした。 「走るってそういうことなのか・・・」と生まれて初めて納得して感動しました。 結婚以来、お正月三が日は朝から昼過ぎまで駅伝を見させられる苦痛に嫌になっていました。 元旦は「ニューイヤ―駅伝」二日と三日は「箱根駅伝」 ただ延々と走るだけの人をよくこんなにずっと見ていられるもんだ・・・とほとんど呆れていました。 これで、まあ来年のお正月は呆れはせずにいられるかなぁ~と思います(笑)
|
先日市役所の近くの広場を通りかかったら
何かイベントをやっていました。
そしてこんな車を見つけて思わず撮影!
トトロに出てくる「ねこバスです」
ぬいぐるみは見たことがありますが
こんなのは初めて!\(◎o◎)/!
裏に回ってみたらクレープ屋さんでした(笑)
それにしてもよくできてる(^◇^)
NHK大阪のアトリウムと言うところがあります。
そこに3月で大好評のうちに終わった朝ドラ「あさが来た」の
スタジオセットがあって、見学ができるというので
今日、友達と一緒に行く予定にしていました。
でも先日より私が体調が思わしくなく
今日のお出掛けは泣く泣く辞退しました。
二人でとても楽しみにしていたので友達には本当に申し訳なく思ったのですが
それでも彼女はひとりでそこに行ったそうです。
そして写メを送ってくれました。
今日が最終日なのでかなりの人出だったそうですが見ることはできたそうです。
その写真がこれです。
毎朝のことですので、とても見慣れていて愛着さえ湧いてきますね。
本当に面白いドラマでした。
さて、先週から始まった「とと姉ちゃん」はどんな展開になっていくのでしょうね?
まほろ駅前多田便利軒 | |
三浦 しをん | |
文藝春秋 いつもここにコメントを下さる、ちえさんのお奨めで読んでみました。 面白かったです。 どんな種類の話なのか見当がつかなかったのですが、読み始めてしばらくしても 見当が付きませんでした(笑) でも、読み進むうちにどんどん引き込まれていって・・・一章ずつエピソードは完結していますけど 全体としては続いて行きます。 謎の男ふたりのお話ですけど、終わってしまうのが淋しいくらいでした。 なので続編を注文してしまいました(^◇^) |