国際政治学者・藤井巌喜著 ダイレクト出版
またまた先の大戦のことですけど
今度はアメリカの立場から書かれた戦争の理由です。
原爆を落としたのはトルーマンですが
開戦したのも原爆を落とすことにしたのも決めたのは
直前に亡くなったルーズベルトです。
そしてその前の大統領であるフーバーが書き残していた
文書が47年ぶりに開示されたことを基に書かれた本です。
何故日本が戦争に巻き込まれて行ったか
なぜパールハーバー襲撃があったのか
なぜあれほどまでに叩きのめされるまで終戦にできなかったのか
その理由がはっきりとしっかりと書いてあります。
日本が全く悪くないということではなく
なぜ、そうせざるを得ない状況になったのか・・・が書かれています。
そして戦後敗戦国として日本国民が信じ込まされて来た大嘘によって
現在の日本の政治の劣化や日本人の劣化がここまで来てしまったのです。
大変納得のいく内容でした。
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