(旧) 地球のどこか片隅で

今まで行った旅行先のエピソードを中心に、日々感じたことなどをつぶやいてます!!

チュニジア 少年よ大志を抱け

2005-03-16 | チュニジア
ある調査機関が、これから希望のある社会になると思っている子供達の比率を調べてみたところ、
日本     36%
アメリカ  63%
中国    83%
韓国     62%

という結果が出たそうです。

人は成長するにつれて、次第に現実を知り、夢をあきらめていくものです。
子供の頃から半数以上が将来に夢を持てない国ってどうなんでしょう?

不況だなんだ言っても、日本人は世界の中では経済的に恵まれています。
正直トップクラスです。
飢えも無く、危険も少なく、気候も温暖。

それでも毎年3万人が自ら命を絶つ国。

幸せなのか? 不幸なのか? 何が足りないのか?
この子達が思い描く希望っていったい何なのでしょうか?

今日の写真はチュニジアの南部、ネフタの旧市街の子供達です。
砂漠の入り口のこの街は、オアシスの周りに出来た本当に小さな街です。
この子供達の生活も決して楽なものではないでしょう。

乾いた路地裏で、瞳を輝かせて、得意気にビー玉を転がしてみせた少年。
まっすぐ前を見つめる彼の瞳には、いったい何が映っていたのだろうか。


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
貧乏 (hoozuki)
2005-03-18 02:31:52
貧乏?で生きることに必死な場合は

「ひきこもり」など起こらないような気もします。チュニジアにも登校拒否児童とかは居るんでしょうか・・・。
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瞳に映るもの (sora)
2005-03-18 06:46:06
子ども達の生き生きとした瞳に引き込まれそうです。

日本のお子達も,小さな頃は,今でもやはりこんな瞳をしているのですが…。

家族と心底豊かに触れ合えているかどうかが大きな違いかもしれないと思います。メディアに引きつけられている時間が圧倒的に違うのではないかと。
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幸せすぎて見えないのかも (aonuma)
2005-03-18 23:43:54
hoozukiさん

 生きることに必死。

 日本人は、楽に行き過ぎて、考える時間が多すぎて、変なことを考えてしまうのかも知れませんね。

 登校拒否児童は、どうなんでしょう。

 行きたくても行けない子はたくさんいると思いますが。



soraさん

 幸せかどうかって、幸せを感じられるかどうかだと思います。

 本来幸せに感じることが、当たり前になってしまっているのが問題なのかも。

 贅沢な悩みですね。
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