何をやってもうまくいかないとき。
人は近視眼的になり勝ちです。
バイオリズムのすとんと落ちるところだけをルーペで拡大して溜息をつき。
這い上がろうとしてもがき、更に溺れていく。
僕が北海道の最北端に行ったのは、まさにそんなとき。
公私ともどん底のときでした。
当たり目に祟り目。
フェリーで函館に上陸したあと、長万部で自爆。
底をしたたかに打ち、ハンドルを少し曲げないと、まっすぐ走らなくなってしまいました。
よたよたと、北へ向かって走るインテグラ。
その赤いボディを更に赤く染める、最果ての地の夕陽。
学生時代からの愛車は、事故のあと長万部-稚内-函館-青森-千葉というロングドライブのすえ、結局廃車になりました。
もう全てをリセットして真っ白になりたくて、次に買ったのは白いインテグラ。
前の車の形見代わりにエンブレムだけは赤くしてもらいました。
早いものであれからもう8年。
純白だったボディは薄汚れ、当時の原色の傷跡も色褪せました。
今となっては、みんなもう想い出。
真剣に落ち込めた、あの頃の純真さが懐かしくさえあります。
今週末は、しっかり車を洗ってあげよう。
あの日の真っ白な気持ちを、取り戻すために。
学生時代からの愛車 日本中を旅し1997年 永眠
人は近視眼的になり勝ちです。
バイオリズムのすとんと落ちるところだけをルーペで拡大して溜息をつき。
這い上がろうとしてもがき、更に溺れていく。
僕が北海道の最北端に行ったのは、まさにそんなとき。
公私ともどん底のときでした。
当たり目に祟り目。
フェリーで函館に上陸したあと、長万部で自爆。
底をしたたかに打ち、ハンドルを少し曲げないと、まっすぐ走らなくなってしまいました。
よたよたと、北へ向かって走るインテグラ。
その赤いボディを更に赤く染める、最果ての地の夕陽。
学生時代からの愛車は、事故のあと長万部-稚内-函館-青森-千葉というロングドライブのすえ、結局廃車になりました。
もう全てをリセットして真っ白になりたくて、次に買ったのは白いインテグラ。
前の車の形見代わりにエンブレムだけは赤くしてもらいました。
早いものであれからもう8年。
純白だったボディは薄汚れ、当時の原色の傷跡も色褪せました。
今となっては、みんなもう想い出。
真剣に落ち込めた、あの頃の純真さが懐かしくさえあります。
今週末は、しっかり車を洗ってあげよう。
あの日の真っ白な気持ちを、取り戻すために。
学生時代からの愛車 日本中を旅し1997年 永眠
「写るんです」なんであまり良く写ってないのだけど、これはこれでありかなって感じです。
リセットが効かないから落ち込めないというよりは、防御装置が出来てしまってるから落ち込めないのかな?
なんだか写真じゃないみたい。描いたみたい。
もう何年も前の事だけれど年上の人に「もう僕らの年代になるとリセットは効かない。心から真剣に落ち込めない。悩めない。だから羨ましいよ。」って云われたことがあります。
あと数年したら、その人の歳になるんですけど、私もそう思えるようになるのかな。
リセットできるわけじゃないけど、初心に帰ってもう一度ってことは誰でもあると思います。
このときの夕陽はいろんな意味で記憶に焼きついてます。
はなさん
当時はボロボロでしたが、今考えると無駄ではなかったって思えます。
それにこの文章の前半暗すぎるし(汗)
もう恋なんてしない なんて言わないよ絶対
と後で後半を書き足した槙原教之の心境でしょうか(笑)
夕日、とっても綺麗です♪