イエメンは歴史の国でもあります。
ノアの箱舟伝説に、シバの女王。
どちらもその舞台はイエメンだったと言われてます。
紀元前の昔からの長い長い歴史を持つ国イエメン。
サナアの町を歩いていると、「引き継いでいくこと」の大切さをしばしば考えてしまいます。
過去を捨てること、新しいことが良いことだと考えられがちな現代社会。
でも「守る」ということを忘れた社会で、捨てる勇気もなにも無いと思うのです。
変化だけの世界なんて、ただ軽いだけ。
それは、ただのインスタントな使い捨て社会。
鎌倉時代、まだ日本に武士道があった時代。
彼らは先祖の土地を守り、子孫に引き継ぐために命を懸けました。
それが「一所懸命」の心。
新しい波にさらされながらも、昔からの伝統を守り続けているイエメンの人々。
その腰につけたジャンビーヤには、鎌倉武士と同じ「一所懸命」の精神が宿っているのかも知れません。
僕もこういう写真撮りたいです。
引き継ぐ事。
一生懸命の心。
いいですね。
大切な心意気を失っていってしまってる気がします。
時間をかけで手作りでしかでない味ってありますよね。
ゆっくり、じっくりと何かを作るって生き方に繋がっていくと思います。
「守ること」の大変さ。
そして変わろうと思えば変われる状況下にありながら
ジャンビーヤを差す男たちはこれからも変わらない決心があると思う。
それは部族としての誇り。
一所懸命の武士としての誇り。
ジャンビーヤを差すことは、その決心の表れなんだと思う。
いつでも全力で生きていないと自身と誇りをもてません。
現状維持も前に進むことも努力が必要、と最近思います。
時に息抜きできる時間も必要ですけど、休みすぎるとそれが楽になって、ふと気づくとそれに不安になってなんて繰り返し。
でもそれが私なりの一所懸命なのかもしれません。
欲しいのは広い心と心の安らぎ…なのかも。
一つ前のコメント・・・全く見当違いな事書いてしまいすみません。
再させてください。
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家を建てるお客さんの中にも、代々の家・土地を持っている方は随分少なくなっているのではないのかと思います。
なんか、自分の職場が先にあって、そこから自分の住まいをみつけていく・・・
そんな日本人の暮らし方は虚しいですね。
日本の昔ながらの風習は何百年続いたものがありますが、長い間続いた大切な理由と言うのが必ずあるはずだと僕は思います。
環境問題の解決策が、実は昔の生活習慣の中にあったなんてよく聞きますし。
いい風習や物は残したいですね。
furutaさんのblogの写真もいい顔撮れてると思いますよ。
もしfurutaさんがイエメンを撮ったら、どんな写真になるのだろう?
とっても興味があります。
naogonさん
そうですね。
まずは自分自身を見つめなおすところから。
イエメンは、忘れていたものを思い出させてくれました。
どいちゃんさん
手作りの良さがわかる生活。
今の社会では最高の贅沢だと思います。
スローライフでみんなが生きていくには、地球の人口が増えすぎてしまったのかも知れませんね。
naonaoさん
イエメンの人達は、みんな楽しげで、堂々として見えました。
守るべき誇りを持った人々。
いざというときに強いのはそう人達なんだろうなって思います。
不安になったり、疲れてしまったり、そんなこともありながら継続していくことが、いつか自信になっていくのではと思います。
そういうものを感じられるようになるときまで、僕もあがき続けようと思います。
akatukiさん
僕の実家も親の代に建てた家ですが、今住んでいる賃貸の家よりも、自分の家って感じがします。
大家族で住んでる家なんかだと、そういう気持ちをもっと強く持てるのではって思います。
ホームっていうのは帰る場所、ただ寝泊りする場所とは違うんですよね。
ひろぽんさん
アボリジニの伝説とかも、検証してみると色々と大事な教訓が含まれているそうです。
水が少ない場所で生きる知恵、危険なガスが発生する場所に近づかないようにする知恵。
古きものを否定するところから始めるのではなく、受け入れた上で、そこから新しいものを生み出していければいいのですが。
○は「一所懸命」
鎌倉時代、まだ日本に武士道があった時代。
彼らは先祖の土地を守り、子孫に引き継ぐために命を懸けました。
の言葉にだから「一所」なんだ~と。
この頃日本も古い物に目が向けられ始めてますよね!
ただ、物を作るって簡単じゃないから、
この数年間の穴を埋めるのは大変だろうな?
受け継がれるはずの技術が受け継がれず、
職人さんたちの年齢も高齢化してるし・・・
私の周りにもお医者さんなのに世界を旅し、
今は下町でなめし皮職人の修行中の人が。
なんかかっこいいです