ようやくシャハラに到着。
地震体験車と間違えそうなハードドライブから開放されたのは、もう影がだいぶ長くなった頃。
このままホテルでぐたーっとしたい気持ちをぐっと押さえ、しばしの休憩の後、夕暮れ時の町を散策しました。
日が沈み建物がシルエットに変わる時間。
あっという間に、空は色を失っていきます。
あっ、一番星見っけ。
ふと気づけば、もう夜。
満天の星空ショーの始まりです。
食事の後、ホテルの屋上で寒さに耐えながら天然のプラネタリウムを満喫。
見終わって部屋に戻ろうとすると、「ちょっとここに来い」とガイド。
厨房の暖まった空気が循環しているようで、この壁のそばは温かいのです。
こういうことは、もっと早く教えてくれないと。
暖かい壁のそばで、プラネタリウムの第二幕開始。
そして夜明け前。
太陽のいない時間もフィナーレ。
月が、星が、そして太陽が、そんな宇宙の動きがシャハラの人達の時計。
空の近い3000mの町では、大自然の時計の針もはっきり見えます。
コチコチとせわしなく動く秒針に追われ、日々体内時計を狂わせている都会人。
たまにはこんな場所で時刻合わせしないとね。
時間の流れが、自分が宇宙の一部にいると感じさせてくれますね。
宇宙の動きがシャハラの人たちの時計なんて、本当に現代に生きる遺跡、原点の文化。
空の色が不思議。
そしてこの空に色には、この建物がとってもお似合いです。
その時計を見たとき実感したときは地球の大きさを実感するんですね☆
私はどうも旅に出ても
出来るだけたくさん見たい...と焦ってしまいます。
次回の旅の際には心穏やかに景色を受け入れたいと思います。
先進国の刺激的な旅よりも、最近の私もこういうところに惹かれます。
体内時計が油をさしてもらいたがってるのかもしれませんね。
時間の止まったようないろんなすべてのことをわすれられそうな神聖な空間ですね~。
このフレーズ、素敵です<宇宙の動きがシャハラの人達の時計
そしてシャハラの時間は本当にすばらしかった。
たくさん流れ星みましたか?
aonumaさんの写真、空が丸くみえますね。
写真に撮るとこんな風に写るんですね~。
ここでは時計はいらないのかな?
昔の人は星や太陽の位置で時間を知ったとか。それが本当は自然なんですよね~♪
ああいう写真はコンパクトカメラでは絶対無理。
何の音もなく、光もなく、ただ星を眺める。
夕陽もそうだけどただぼ~っと観てるの好きです。
先日ミャンマーで大きくてオレンジ色の星を観ました。
恐ろしいほど大きくてオレンジ色。
あんな色の星を日本では観た事がありません。
あれはなんと言う星だったんだろう?
さすがにこの辺じゃ、なかなかこんなに綺麗な星空見えませんものね。
いいな、自然のリズムにリセットするの大切ですね。
現代人はほんと、体内時間がずれていますよ
きっと・・・。