ガッツ藤本(藤本正人)のきょうのつぶやき

活動日記ほど堅くなく、日々の思いをつぶやきます

44歳以下人口は日本全体 減っている それが少子化

2023-10-12 19:14:25 | 実績・公約

所沢市は44歳以下の人口がすごく減った。
それは子育てにやさしくないからよその市に逃げてしまったのだ。


まことしやか
に言う人がいるが、そうではない。作為的な解釈である。

44歳以下がすごく減ったのは、
団塊ジュニアがごそっと44歳以下から抜けて48歳くらいになったから、
44歳以下の人口が減ったのである。


団塊ジュニア以降の人口は減っていくのみなのである。

それなのに、所沢市は転入超過の市であるから、逃げるなんてことはなく、
入ってきてくれているのだ。


マジックに騙されてはいけないのだ。

44歳以下がすごくへった。 それは日本全体でいえることだ。

12年前の 平成23年1月と令和5年1月を比較すると

総人口が 1億2801万9000人(h23)⇒ 1億2475万2000人(R5)へ  

マイナス326万7000人(-3%) これが自然減である。 
(亡くなる人が生まれる人より多い) 


そして、生まれる人が少なくなっているので ( =少子化 ) 、

44歳以下で区切ると  

6384万9000人(H23) ⇒ 5409万2000人(R5)  となり、

マイナス975万7000人(-8%) と大幅なマイナスになってしまうのだ。

なぜか? 

それは最も数の多い団塊ジュニアの世代が44歳以下をぬけてしまったからだ。


団塊ジュニアは 今は48歳前後だと思う。 

そんなわけで、どこも44歳以下の人口は団塊ジュニアがごそっと抜けて、大量に少なくなっているのだ。

さて、所沢は少子化だから人口が減っているかといえば、むしろ少し増えている。

 34万2657人(平成23年) ⇒ 34万4070人(令和5年) 

ということは人口が逃げているわけではない。 

転入増で全国20位(人口割合で言えば10位)である。

以下が所沢市の人口ピラミッドです。


44歳以下が減っている  
それは団塊ジュニアが44歳以下から抜けたのと、少子化だからだ。


これが正解である。

都市の構造で ベッドタウンは団塊世代と団塊ジュニアが多い。だから、減り方も多い。

所沢市はそれにあたる。

なお、減り方を緩和させるには、田んぼや畑をつぶして町を新たに作る こと。

そうすれば きっと44歳以下が引っ越してきて 減り方は緩和される。

この12年間では、所沢市の区画整理は完成していない。

所沢市は、今、区画整理(町づくり)の最中であり、

4か所の区画整理が完成すれば5000世帯が増える。

つまり、夫婦で2人×5000=1万人 まちづくりが完成すれば きっと44歳以下が増えるだろう。

44歳に区切ってその人口を問う時、団塊ジュニアの存在少子化の存在、そして、区画整理(街づくり)の要素を見落として語ることはできないのだ。

人口の増減を気にするよりも、品位ある成熟した街になってきたか、これを意識していくべきと思っている。






 


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