アケビの詰め物は面倒くさいのでね…
高校生時代、学校林(藩校時代の名残りかな?)の下刈り作業がありまして、現場に行く道すがら、『紫あけび』が口を開けて目の前に垂れていたので失敬して、おやつ代わりに果肉を食べたら御城下育ちの同級生が目を丸くして驚いていた??? 大学生時代、道に栗の実が落ちていたので、拾って教室で朝飯代わりに皮を剥いて食べたら、東京生まれ、東京育ちの同級生に「お前は原始人か?」と言われた??? 「ならば、お前は栗を食べないのかぁ?」…「栗は煮るとかご飯とか。」確かに^^;
「アケビの果皮は、茹でこぼしてアクを抜いておかないと苦味が強い。」(Wikipedia情報)…バカたれ!アケビは、その苦味が命でしょうに、と『原始人』には『原始人』なりの主張があるのよ。チミたちは、素材そのものが本来持つ「美味しさ」を知らんのだよ、とおやつが無くて野のモノをおやつ代わりに食べていた子どもの頃を正当化するのであります。(『原始人』でも結構しあわせなのである^^;)ということで、今夜の晩酌会は、「あけびの肉味噌炒め」をおつまみとして提供いたしました。「きのこや刻んだナスを和えた肉味噌」を詰め、凧糸で結わえて油で揚げるのが、田舎の通の食べ方ではあるけれど、時間が無いので「肉味噌和え」…立派な季節料理であります(笑)
「モモノゴマダラメイガ」ですかねぇ…
さて、渓流釣りに使う市販の『クリムシ』は、どうやら「クリシギゾウムシ」の幼虫のようであります。農園の前オーナーが植えたクリの木は、今年、たわわに実を付け、毎朝「クリ拾い」をして直売所に出しております。殺虫剤も散布していませんので、稀に被害果も確かにありますが、チェックして拾って出す…これが一年中採れるなら楽な商売である。そうそう、『原始人』は、狩猟・採集生活を送っていた…これまた『おやじぃ』は、『原始人』と揶揄されそうでありますよ^^; 農園に一本だけ植えてある栗の木…恐らく、前オーナーは、孫たちに「栗ご飯」を食べさせたかったに違いない。初物は、そんな前オーナーの気持ちを勝手に慮って、「お彼岸だから、栗ご飯でもヤスじぃに供えてください。」などと、『原始人』なりの気遣いを見せるのでありますよ(笑)
雨の夜は、外遊びもしない?
はてさて、三日間降り続いた秋雨で、規模の大小を問わず秋作業は足止めを食らってしまいましたよ。『おやじぃ』も長袖シャツを引っ張り出して、肌寒さをしのいでおりますが、珍しく『秋風邪』をひき、オッカーや長女『有季菜先生』にうつしてしまったようであります。(「うつすと治る。」というのはウソですなぁ…まだ、痰がからむ^^;)今日の午後からは、晴れ間もでそうだから、足止めを食らった分を取り戻そうと思っても、畑はぬかるんで入れない。相方『チャオちゃん』がパチンコに出勤する前に取り押さえ、コンバインの試運転と作業小屋の清掃作業をしないとなぁ…狩猟生活の『原始人』は、雨の日は一体何をしていたのでありましょうか?十分な保存食さえ確保できてさえいれば、雨の日も憂いなく、空腹で子どもたちがピーピー泣いていれば、空を睨んだに違いない。まぁまぁ、今も昔も、『食い扶持』を求めることに違いはないようである。食いつないでいければ、『原始人』でもしあわせだよ(笑)