ゆきちゃん通信++日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日を
母親(tomi)の目を通してお伝えします。

プール

2008年08月27日 | ゆきちゃんの日記
今日は夏休み最後のプールでした。 

昨日の夜もパニックだったので、
プールでも爆発するのではないかと心配をして、 
そっとのぞきに行ってみたのですが、
H崎先生に甘えながら笑顔で水の中に入っていました。 
 
よかった!! 

家族以外にはそれ程、牙はむかないようです。(笑) 
 
 

ご機嫌でプールを終わって、
午後からまた2人きり。 

今日は私が2階の大掃除をして、
由紀子と離れていることにしました。 
 

数回トイレに入って、着替えを要求していましたが、 

「自分でしなさ~い!」と、
2階から叫んだら、ちゃんとやってました。 

やればできるじゃん!(笑) 
 

夕方はねーねーがやって来て、
2人でじゃれたり叫んだり・・・。 

「おかあさ~ん、ねーねーがいじわるをするんだよ~!」 

と、泣きそうな声を出しているかと思えば、
次の瞬間には笑っていて・・・。 

姉妹はいいですね。 

母は淋しいです。(笑) 
 
プールのおかげで今日は静かな夜になるかと思っていたのに、
お決まりのコースで夜中にパニックです。 
 

即、薬を飲ませて落ち着かせようとしたのですが、
ちょっと油断したすきにまた噛まれました。
ヘ(><#)ノ いた~い 
 

興奮したら本当に野獣と化す由紀子を相手に夜中の格闘。 

疲れます。 

情けなくて涙が出ます。 
 

でも、戦うしかないから・・・ 
 

最後には近くにあったバスタオルを由紀子の手にぐるぐる巻きにして、
グローブ状態にしてやりました。 
 
そのグローブのまま叩くのですが、
ダメージは半減しているようです。 

これなら、少しは叩かせても大丈夫でしょう。 
 
そして、落ち着いたのでタオルをはずしてやったら、
しばらくして再び頭を叩き始めました。 
 

そのとき、由紀子が言ったんです。 
 

「手にタオルを巻くよ。」 
 

由紀子も叩けば痛いんですよね・・・。 

叩いてはいけないことも解っているんです。 

でも、どうしても叩かずにはいられないんですよね。 

だから、タオルを巻いて欲しいと言ったのでしょう・・・。 
 

本当にかわいそうで・・・ 

思わず私が泣いてしまいました。 
 
 

連日、つらい日記でごめんなさい! 
 

3年前。 

由紀子が最初にストレスで潰れてうつ状態になって、
パニックと拒食と不眠症で苦しんだ時、
あまりにもつらくて私は日記を書けませんでした。 
 

でも今、再び同じような嵐を迎えてみて、

あの時、どんなにつらくても日記を書いておけばよかったと
心から思っているんです。 
 
あの時の日記があれば、
あのつらかった日々を振り返りながら、
自分を励ますことができたのに・・・。 
 

「つらいけれど、絶対に立ち直れる!」 

その確信が欲しい!! 

そう思います。 
 
だから、今年の夏はどんなにつらくても
一日も休まずに日記を書いてきました。 

みなさんに余計な心配をおかけして本当にすみません。 

でも、きっとまただんだん明るい日記が書けるようになりますから・・・。 
 

誰よりもそれを私自身が信じたいと思っています。 

=END=
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする