ゆきちゃん通信++日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日を
母親(tomi)の目を通してお伝えします。

音楽のレッスン

2004年01月29日 | ゆきちゃんの日記
今日はのびのびになっていた現川での音楽レッスンの日です。

最近ドラムを叩き始めたことを知ったH崎先生は
アフリカの太鼓を持ってきてくれていました。

 
最初は由紀子のピアノに合わせて叩いたり、
歌を歌うときに叩いたり・・・。 

少しずつ由紀子の興味を引いて下さったようです。 

レッスンに通い始めた頃には、
先生が太鼓に触ることも拒否していた由紀子ですが、
今日はすんなり受けいれたみたいです。 

そして、最後には先生と一緒に太鼓を叩くこともできました。 


叩く場所や、強さによって音が変わることを教えていただきました。 

それと、もう一つ
コードハープという楽器も使わせてもらいました。 

コードが書いてあるボタンを押すだけで
歌の伴奏ができます。 

レッスンの後、
由紀子が歌う千と千尋の神隠しのテーマ曲を歌い、
私がコードハープを演奏しH崎先生が太鼓を叩いて、
ちょっとしたセッションを楽しんできました。 


この3人でバンドができるね!と、
大満足の演奏でした。(笑) 

現川の写真も撮って来ました。

梅の花がそろそろ咲き始めた現川です。



春はもうすぐ近くまで来ているようです。

=END=
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

血液検査

2004年01月27日 | ゆきちゃんの日記
今日は大学病院で血液検査をしてきました。 

今まで、小児科で出してもらっていた痙攣の薬を
自閉症の主治医の先生がいる
大学病院で出してもらうことになったので、
血液検査や脳波の検査をすることになったのです。 

前回の血液検査の時の様子も日記に書きましたが、
基本的に由紀子は注射は我慢できます。 

でも、しなくていいのならしないに越した事は無いわけで・・・(笑) 

学校にお迎えに行って、

「今日は血液検査に行くよ!」と、話をした途端に

行かないの!!」と、不機嫌になりました。 


この様子では1回家に戻ると
連れて行くのが大変そうだったので、

学校からそのままタクシーに乗せて
強制連行することにしました。 


ニゲルナ (-_-;)o~~~~~(;/_゜)/)))) ズルズル 
 

それでも、病院に着くまでには諦めたらしく
何事も無いように診察室へ入っていきました。 

最初は主治医のA川先生と話をして、
その後処置室で看護師さんに採血をしてもらいました。 

今日の看護師さんは若い男の人! 

ゆきちゃんちょっとご機嫌かも☆~(ゝ。∂) 

身長、体重を計ってもらった後に、
なぜか血圧まで計って欲しいとおねだりをしていました。(笑) 

なぜ血圧なのか?・・・それは不明です。 

もちろん血圧は正常!! 
 

さて、いよいよ注射になると 

「お願いだからジッとしてね!」と、
自分で自分に言い聞かせているかと思ったら、

今度は

「痛いからちゃんとしてね!」

「きちんとしてね!」

と、看護師さんにプレッシャーをかけ始めました。 

看護師さんは「いや~!緊張しちゃうなぁ!!」(笑) 


そんな掛け合いのうちに採血は無事に終わり! 

すっかり、看護師さんとも仲良くなって帰ってきました。 

次回から大学病院に来る楽しみが一つ増えたゆきちゃんでした。 


=END=
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドラマー

2004年01月26日 | ゆきちゃんの日記
5組にはK村先生のドラムセットが置いてあります。 

いつも、K村先生がドラムで由紀子の歌の伴奏をしてくれるのです。 

ドラムのリズムに乗ってたくさんの歌を歌っています。 

でも、最近歌うだけではなく
ドラムそのものに興味が湧いてきたようです。 

K村先生は由紀子にとって楽器の定義は
歌が歌えるものなのかもしれないと言われます。 

楽器と認識したから自分でも叩いてみたいと思ったのでしょうか? 
 

今日はお迎えに行った時にドラムを叩きたいと言い出しました。 

先生に許可をもらって恐る恐る叩き始めた由紀子。 

最初は小さな音で一つ一つの太鼓を順番に叩いていきました。 

それでも、足もちゃんと使って…(笑) 

そのうち、だんだん大きな音で叩けるようになって、
最後にはこの笑顔です。 


本当にいい笑顔です。 

身体中で音を楽しんでいるように見えました。 
 
こうやっていろいろな楽器で音楽が楽しめるようになったら、
由紀子の生活はもっと豊かになるだろうと思いました。 
 

さて、昨日由紀子が言っていた
「K村先生の手が痛いの!」の真相がわかりました。 

K村先生は由紀子がパニックを起こして頭をたたき出したときに

自分の掌を手と頭の間に入れて由紀子に叩かせてから

「痛い!」とオーバーに言って

「先生の手が痛いからもう頭叩かないで!」

と言われたそうです。 


その印象が強く残って昨日のセリフになったようです。 

大好きな先生の手を叩いてしまった事を
本当に後悔したのでしょう。


=END=
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

K村先生の手が痛いの!

2004年01月25日 | ゆきちゃんの日記
由紀子が学校でパニックを起こしたことを
家族で話をしていました。 

自分のことを話しているらしいことは理解している由紀子は
かなりバツが悪そうです。(笑) 

S木先生に噛み付いた話をしたときです。 

「K村先生の手が痛いの!ごめんなさい!」

と由紀子が言いました。
 
(一。一;;)エッ? 

もしかして、K村先生にも噛み付いたんじゃないでしょうね? 

(ノ_-;)ハア…


=END=
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日もパニックちゃった。

2004年01月23日 | ゆきちゃんの日記
お迎えに行くと交流学級の担任のS木先生が
5組まで由紀子を送ってきてくれました。 

終わりの会でまたパニックを起こして、
今日はS木先生に噛み付いてしまったようです。 

原因は終わりの会の時に
みんなで歌っている最中に校内放送が流れて、
歌が中断してしまったこと。 

由紀子は歌やビデオが中断してしまった時には
最初からやり直さなければ落ち着かないのです。 

でも、この日はもう時間が無くて、
先生はそのまま続きを歌わせることにしたようです。 

「僕も、これはパニックを起こすかもしれないと思ったのですが・・・。」 

そうS木先生も言われました。 

これは仕方がないことです。 

いつも、由紀子を中心に
世の中が回っているわけではありません。 

由紀子が我慢をしなければ成らないことも
たくさんあるはずです。 

先生方が原因をわかった上で、
起こったパニックは仕方がないと思うのです。 

いつも、たくさん配慮をして頂いている由紀子です。 

その優しさについつい甘えて
最近少しわがままになっている所もみられます。

すこし、我慢をすることも身に付けてほしいと思っているのですが…。 
 
そんな話題の中で先生が、

「クラスの子ども達が泣いている由紀子さんを見て、
最初から歌いたいんだよねと、言ったんですよ!」

と、いわれました。 

誰も由紀子のこだわりを説明したわけでもないのに、
まわりの子ども達はしっかり由紀子の事を
理解してくれていることを実感させてくれました。 

この子達に支えられて、
由紀子の学校生活は成り立っていると本当に思います。 


=END=
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする