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つれづれなるままにパソコンに向かいて旅日記・斜読・よしなしごとを綴る

2017 北海道新幹線+青函トンネルを初体験、50数年ぶりの大沼公園でサイクリング

2017年08月18日 | 旅行

2017.8 北海道 大沼・函館を行く ①大沼公園でサイクリング
                             
 8月早々、娘家族が旅行に出かけることになった。孫支援が休みになるので、こちらも旅に出ることにした。北海道なら埼玉より涼しいはず、北海道新幹線初体験もいい。終着は新函館北斗駅である。どんなところだろう?。インターネットで観光案内を見ていたら、大沼公園が近い。

 大学1年のときの話。工高同窓のA君が北大に在学していて、北海道の魅力を伝えてきた。さっそく北海道探訪を計画し、夏休みに北海道に向かった。そのころは国鉄の時代で、確か18日間?有効の周遊券?を利用することにした。
 新幹線はまだ走っていないときだから、青森まで急行で行き、連絡線に乗り換え、函館から急行を乗り継いで札幌に向かった。北大は広大で、風景に圧倒された。A君が手配してくれた北大恵迪寮の回りに牛が放牧?されていて驚かされた・・A君は観光案内のメモを残し、すれ違いに東京に帰っていた・・。その旅の最後に大沼公園、函館に寄った。だから、大沼公園は50数年ぶりになる。

 大学卒業後、建築学会大会が札幌で開催され、連絡船を使って出かけたが、その後はもっぱら飛行機を利用するようになったので、1987年完成の青函トンネルも走ったことはない。北海道新幹線+青函トンネル初体験になる。
 さっそくインターネットで北海道新幹線の空席を調べ、座席を予約した。このとき、空席がわずかしかなかったため急いで予約し、ミスを犯した→2017年7月25日ブログ=反省したこと/601kmを超える遠方に出かけるときは、とくだ値と往復割引をよく比較して予約する、往復ともとくだ値が適用できれば得になるが、片道だけの場合は往復割引の方が有利になる・・。

 ささやかな損は忘れて、8月5日・土曜、大宮駅からはやぶさ5号に乗り込む。満席だった。外国人旅行者、子ども連れ家族旅行者も多かった。
 大宮駅から新函館北斗駅まで4時間ほどである。大宮駅から浜松町を経由し、羽田空港から函館空港に飛ぶと、3時間半ほどになる。30分ほどの差しかない。新幹線利用は、乗り換えが少ないから荷物を持った旅は気分的に楽である。
 新幹線のコーヒーを飲んだり、持参した三島由紀夫著「夏子の冒険」を読んだり、朝が早かったのでうとうとしたりしているうちに、仙台、盛岡、新青森を過ぎた。津軽半島の山あいはトンネルが多い。いつ青函トンネルに入ったか気づかないうちに、北海道に上陸してしまった。

 12時22分、新函館北斗駅に到着する(写真、バス停からの眺め)。大沼のホテル行きの路線バスまであまり時間がない。見回すと、41°GARDENカフェ弁が目に入った。というよりほかの店が見つからなかった。のぞくと、小さなプラスチックのケースにイクラ、ウニ、カニ、アワビ、牛肉、野菜などをのぜた弁当が並んでいた。好みに合わせ、いくつか組み合わせて食べるスタイルである。コーヒーやジュースなども組み合わせられる。これも初体験、カニを選んだ。地元の食材は新鮮だった。
 
 路線バスにはほかの客がいなかった。つまり貸しきりである。20分ほどで大沼プリンスホテルに着いた。チェックインのとき、申しわけなそうな顔をして本日は団体客があるので、時間帯によって浴室や朝食会場が混み合うといわれた。部屋まで案内してくれる女性スタッフは台湾人で、日本語は片言だった。どうやら中国?台湾?の団体客が多いようだ。

 1時半ごろ、フロントでレンタサイクルを借りた。事前の調べでは、大沼湖畔周遊道路を自転車で一周するとおよそ60分と案内されていた。休み休み+余裕をみて、90分ほどのサイクリングを楽しむ予定だった。
 フロントで確認すると、・・国道51号を・・左に曲がると、かなり長い下り坂になりその先に大沼が見える・・つまり帰りはかなり長い上り坂・・、途中で疲れた場合は大沼公園駅から5-6分のポロト館に返却し、大沼公園駅無料送迎バスでホテルに戻る方法もあります、などの説明を受けた。国道51号を聞き漏らした?か説明が抜けていたか?、ホテルを出てすぐに左に曲がったら、コテージがいくつも並ぶ山林に入ってしまい、行き止まりなった。引き返し、ホテルを過ぎたところにホテル直営のパン工房があったので、道を確認し、おやつ用にパンを買った。国道51号まで出て、左に曲がると、確かに長~い下り坂になった。変速ギア付きの自転車だが、帰りの長~い上り坂は自信が揺らぐ。早くも、大沼一周はあきらめ、風景を楽しみ、ポロト館に返却しようかと迷う。

 長~い下り坂を下り切ると、JR函館本線の踏切がある。踏切を越えた先が湖畔周遊道路で、左に折れれば湖畔に沿った森の中の周遊道路らしい。右に行けば、島巡りの路や千の風モニュメント、JR大沼公園駅、遊覧船乗り場、レストランや商店、ポロト館がある。長~い上り坂を嫌い、ポロト館返却を選択し、右に曲がった。
 事前に長~い上り坂に気づいていれば、大沼プリンスホテルから無料送迎バスでJR大沼公園駅まで送ってもらい、駅近のポロト館で自転車を借りて、およそ60分、たっぷり休んで90分のサイクリングを楽しみ、JR大沼公園駅から無料送迎バスでホテルに戻るコースを取ることができた。大沼公園に出かけるときは、参考まで。
 踏切を曲がって間もなく月見橋があり、左に折れると湖月橋のたもとに着く。自転車はここまでで、湖月橋から順に金波橋、袴腰橋、日の出橋・・・・と島巡りの路を巡ることができるそうだ。太鼓橋になった湖月橋に上り、大沼を眺める(写真)。晴れていれば駒ヶ岳が勇姿を現すはずだが、今日は雲がかかり、山並みは見えない。50数年前に大沼を眺めた記憶があるが、風景は忘却の彼方に行ってしまった。
 先ほど買った豆パンと持参のリンゴジュースをおやつにする。

 

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