犬の散歩

見たこと、聞いたこと、感じたこと、思ったこと

ヤマモモの実に一瞬、鼻を付ける犬

2015-06-27 07:00:18 | 日記


 6時15分に犬の散歩に出掛ける。今日は土曜日。

 幼稚園、小学校の前を通るコースを歩く。曇っていて風はない。散歩の始めに小雨が降った。

 北の玄関で犬に餌をやって南の家に連れてくる。すると早くも散歩に行こうとする。いつもなら奥の部屋に入って待っているのだ。階下から吠える。急を要している感じがする。少し苛立っているような。歯磨き洗顔もそこそこに犬にリードを付けて南庭に出る。いつもは庭をうろうろするのだが門の所にさっと行った。

 犬はしばらく行くと糞をした。

 ムクゲの花が咲いている家がある。更に行くと庭の角に赤いカンナが咲いていた。カボチャ畑はすぐだ。そのカボチャ畑が姿を一変させていたので驚いた。緑の海だったのが黄緑、黄、所々に茶色の色模様になっていた。枯れるには早過ぎる。病気なのだろうか。

 小学校の所で向こうの竹林からウグイスの囀りが聞こえてきた。ケキョケキョ。ホーホケキョ。ホーホケキョイ。

 道端に大きなヤマモモの実が2つ落ちていた。犬は一瞬鼻を付けたがすぐ通り越した。上を見ると葉を茂らせたヤマモモの木があった。
それからすぐ又ヤマモモの実が落ちていた。これは小さい。矢張りそばにヤマモモの木があった。実は我が家の庭にもヤマモモの木があった。今にないので枯らしてしまったようだ。
 子供の頃、友達の家に遊びに行き、その家の生け垣のようになっているヤマモモの木に登り実をもいで食べた記憶がある。

 7時10分前に帰着。念のため犬のお腹に手を当てると濡れていたのでバスタオルで拭った。




 昨夕の散歩について

 4時10分前に散歩に出掛ける。犬は北庭で少しの間、ヒイラギの濃紫の落ちた実を食べた。熟すと矢張り甘くなるのだろうか。それにしては鳥が取りに来ているのを見たことがないが。
 私はヒイラギの隣のひょろんとしたユスラウメの実をもいで食べた。これも子供の時に食べて味を覚えていなければ美味しいとは思わないかも知れない。

 明るくなった。
 アスファルトがかなり乾いているのは強い風が水溜まりの水を蒸発させたからのようだ。日は照っていないから。

 角の家に人の住んでいる気配が益々なくなった。
 駐車場の横に井戸がある。実は我が家にも井戸があった。水道が敷設される前は各戸に井戸があったのだろう。この辺りは海岸に近いのだが、湧水は塩水ではなく真水だったのだ。
 半世紀前頃に神官にお祓いをして貰って閉じた。息抜きのようなパイプが付いている。井戸が窒息しない為なのか。何でも生きているとの思想が背景にあるのだろう。ここではファンタジーが現実に生きているかのような世界観がある。

 公園、グラウンドを通って海岸に向かう。強い西風で海は波が高く、消波提では波が白く砕け散っていた。飛沫が海岸道路まで軽くやって来ているに違いない。携帯を取り出す気にならなかった。
 海には黒のスウェットスーツを着たサーファーやウィンドサーファーがいた。久し振りの波なので遠景だが嬉しそうに見えた。

 犬は海岸はまったく眼中になかった。海が荒れているのが分かるのだろうか。ちゃんと見ているようには見えなかったが。

 公園に戻った時、若い柴犬を連れた人と出会った。頭をさするなどしてしっかり可愛がってくれた。我が犬も嬉しそうだった。以前、迷惑そうな表情を見せることもあったが心を入れ替えたのだろう。
 一緒に公園を出て家路についたが、我が犬は何か気になるにおいがあるのかあちこちにお立ち寄りをして別れてしまった。

 ヤマモモの実が道に落ちていた。見上げると人間の胴体位の白い幹が見えた。葉は確かにヤマモモのものだ。
 モモの実も ヤマモモの実も ウメの実も

 デイサービスの人と門の所で出会った。犬を飼っているそうで我が犬もその人が好きでその人も我が犬が好きだ。犬は大事にされていることが嬉しくて堪らないようだ。

 4時半に帰着。

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