犬の散歩

見たこと、聞いたこと、感じたこと、思ったこと

仁馬山古墳コースを歩く

2013-12-21 08:56:39 | 日記


 7時20分に犬の散歩に出掛ける。

 空はどうやら持ちそうである。仁馬山古墳コースを歩くことにする。昨日、そのつもりだったのだが、天気が悪く断念して今日になった。

 実際、歩いてみて少し遠いということを感じた。国道を渡り、川沿いに東に進み、北に向かう。ポツポツ来そうな雰囲気である。上空に雨雲がある。ここだけだ。その雨雲の周辺は明るい。早くあの明るい空の下に出なければと犬と一緒に駆けた。ところが行っても行っても雨雲の下。月を見上げて走っていたらいつまでたっても月は付いてくるのと同じ感覚である。そうか、あの雨雲は結構な大きさがあるのだ。それで走るのをやめた。幸い、たいした雨は降らなかった。

 丘の下辺の道を歩く。前方後円墳の伝播には技術者の派遣が伴っていたのだろうか。それとも設計図だけが各地に運ばれたのだろうか。いずれにしても、定規は必要だった。おそらく竹の定規を使ったろう。それとも紐か。
 古墳時代というのは私が思うよりはるかに文化が進み交流が盛んだったのだ。精神文化や信仰より構築する技術は先に進んでいたはずだ。信仰は安心でき深まりはする、精神文化は安定して長期間維持されるが、つまり停滞するが、技術は行くところ留まるところを知らずである。日々改まって行く。言葉より手先が優先していたと思う。

 仁馬山古墳に辿り着いた。切り開かれた起伏のある広場という感じである。犬にはそれを特別な場所として他の場所と区別する能力はない。多くの場所の一つに過ぎない。こちらも実際見て、特別な感慨は生じない。生産活動の他にこのようなものを作る余裕が出てきた時代なのだと思いはする。

 南に向かい、川に至って右岸をずっと歩いて国道に出る。土曜日だし、出勤時間が過ぎていたので車は少なかった。

 8時50分に帰着。散歩中、時折、小雨、霙が降ったが帰着後、雨が少し本気に降り出した。




 昨夕の散歩について

 4時20分に犬の散歩に出掛ける。

 海岸まで行くが、風が強く寒いので引き返す。住宅地の中を歩く。南北の道は風が通らずホッとするが、東西の道はビュウビュウ風に吹かれて歩きにくかった。

 この犬は寒がりなのかと思ったがそうでもないようだ。風などもろともしない。
 実は今日、南の家に連れてきた時、玄関には行こうとせず、リビングに居続け、ついにはソファの上に飛び上った。そしてそこに心地良さそうに座った。まるで自分の指定席のような顔をして。昨夜のこともあるので、玄関は寒くて嫌なのだろうと判断して、そのままにしておいた。これからずっとこうなるのだろうか。犬にも雌伏の時があったのだろうが、次第次第に犬の思うがままになりつつあるようだ。

 5時に帰着。

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