玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

玄冬の時代

2023-01-29 10:48:23 | 日記

去年の夏の終わりに古い友人からメールが来た。

コロナが収まったら会おうと言っていたが、今年も会えそうもない。又夏が短かった、と。

そして「さよなら夏の日」を聴いている、とあった。70を過ぎた爺さんが山下達郎だから、…困ってしまう。

でもそれが当節の爺の本当の姿。

私は、今は大瀧詠一の方を聴いている。

でも「悲愴」も好きだ。若い時に、年老いてからもビートルズを聴く「そぐわなさ」を嘆いていたが、自然に50の後半ぐらいからクラシックも聞くようになった。まあ、これぐらいでいいのかねえ。

ふりかえれば、15~30までが「青春」、30~50までが「朱夏」、50~70までは「白秋」70以降が「玄冬」と思っている。朱夏の時代が充実していれば、暗い玄冬の時代も生きようがあるはずだ。ちなみに「玄冬」とは、広辞苑では「玄は黒、五行説では冬の異称」とある。

今、この国は厳しい冬の時代になった。決して春が来ないような深く暗い、異次元?の冬に入ったのかもしれない。

コメント (2)
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