玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

アメリカの悪意とロシアの悪意

2022-05-04 14:25:15 | 時事

先日のポリタスTVで青木理が「今回のロシアのウクライナ侵攻では、アメリカは派兵はしないと言っているが、停戦への努力が一切見られない。仮説とか陰謀論と言われることを覚悟して言うが、今回のことでアメリカの軍需産業はウハウハに儲かる結果となる」と言った。

そういう見方もあるのかもしれない。またバイデン大統領は軽口が多すぎるという批評家たちもいる。プーチンを「戦争犯罪人」「ジェノサイド」と罵るけれど、アメリカがこれまでやってきたことは、とても聖人君子の振る舞いとは言えない。

プーチンは100年時間を押し戻したと言われている。ほぼ80年前の太平洋戦争では、日本の主要な都市を空襲し民間人を平気で殺した。東京大空襲では10万人以上が死んだ。且つ、原爆を戦争で実際に使ったのはアメリカが世界で唯一の国である。

何故アメリカは日本に戦争放棄の憲法を作ったのだろうか。ひょっとすると、アメリカが行った大量殺害への日本人の怨恨や憎悪、果ては復讐を恐れたと考えることもできる。

日本の平和憲法は戦前の強烈な軍国主義を根絶やしにするという趣旨だと、我々は何となく社会やマスコミから教えられている。しかし学校教育の場では、近過去の範囲は時間が足りないとの理由で授業が行われなかった。このことは戦後世代の共同体験でもある。

ウクライナ戦争の時のアメリカの態度を見ると、裏側の悪意をあれこれと想像しておくことも必要ではないか。

較べて、ロシアは、表面の剥き出しの悪意、残虐、非道が常に目に付く。ロシアの裏側は表裏一体なのか?もっと邪悪な意図が裏にあるのか?

近頃、噂の吉野屋の牛丼を食べた。漬物が好きだ。

コメント
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