風のなかで・・・山里・海辺・清流

四国山地南側の山里・海辺・清流等を歩き・写真を撮り、ローカルの生活を報告します。

市民の娯楽・神社の杜・四国の屋根歩き・旅の思い出 ノルウェー

2018年07月25日 20時36分24秒 | 日記
市民の楽しみ・・・
多様化した市民生活のなかで、市民は自分に合った娯楽を自分サイズで楽しんでいます。
パチンコ・競輪・競馬・ボート等は市民生活文化の一分野として定着・成熟しています。
安倍政権による、カジノの新設は、国民の多数が反対しています!!
国民主権・民主主義に反する政治です。
巨大資本による建設・金額の大きいアソビ代、これは市民生活の「レベル」を超えたアソビです。

 *** 神社の杜・アオバズクファミリー ***

この夏は、大雨と灼熱の日々・・・
それでも、神社の大木に守られ、アオバズクの子育ては順調にすすんでいます。
今年のヒナは2羽です。
それ故、親の方針でしょうか、緑の深い場所=安全な場所での保育です。
連日巣穴の近くで、見守りをしていた父親(?)


2月18日・今季、私にとっては、ヒナの初舞台です。(前日に巣離れした様です)
親鳥はチラットと下を見て、安心の休憩です。
2羽のヒナは、下の「オヤジ」に興味シンシンです。


7月19日・今日の給食は「セミ」、美味しそうにムシャムシャです。




7月22日・大木の緑に囲まれた保育園で卒園訓練中です。
親鳥は、いつものヨロヨロオヤジを確認、安心休憩。




あのヨタヨタおじさん、今日もキタゾォ~・保育園の窓から・・・(7月22日)
(黒く長い望遠レンズに不安と興味を持っている様です)
(ゴメンネェ~・少し撮らして!!)








 *** 四国の屋根 土小屋~瓶ケ森あるき ***7月20日

熱い・・・暑い・・・焼ける・・・連日の猛暑です。
こんな時は、四国山地の自然林や斜面を歩き、山空気で元気再建!!
(自宅~仁淀川~長沢~よさこい峠~土小屋~よさこい峠~シラザ峠~瓶ケ森)
よさこい峠直下の老師=老木にアイサツ。
年々、上の方がゲンキを失っています。
実は、吾輩も上は何もナシ・ツルツルです。
似た者師弟、共に頑張りましょう!!
(ここで、昼食・約1時間オヒルネ)


土小屋からシラザ峠へは、強風・霧雨・ガスでした。
この時季は、上記の様な天候の中でのヨロヨロ歩きは、実に心地が良い!!


シラザ峠近くの「ブナの森」・霧雨とガスのなか、一人歩きでした。
ズボンはビショビショでしたが、自然の森の空気はオイシカッタ!!


斜面は、「山アジサイ」の季節です。
「人工」とは、質を異にしている、自然の姿・自然の彩です!!
そこが大好きです!!
気がつくと、オナカから水がたれていました。










瓶ケ森駐車場で夕食後に、車中泊の準備をしていましたが、全身が湿気で、気持ちが悪く、ガスの中帰宅しました。 
(反省:尾根筋はガスで視界が悪く、危険な走行でした・繰り返しはシマセン)

 *** 旅の思い出・ノルウェー フィヨルド西海岸・***

フィンランド・イナリから予約の小型乗り合いバスで、ノルウェー最北の街 キルケネスに引き返し、翌日沿岸急行船でロフォーテン諸島に向かいました。

デッキに出ると、一人の女性が冷たい北極圏の風の中で、身動きもせず立っていました。
何かを思い見据えている雰囲気でした。


私も同じ方角に目をやると・・・軍事施設でないことを祈りつつ・・・

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少年の夢・高原は花の海・旅の思い出 デナリ

2018年07月18日 20時30分15秒 | 日記
日本の夏を代表する「甲子園野球大会」は、全国津々浦々、野球少年夢の大会でした・・・
この大会は「高校野球連盟」(=高野連)の主催です。
公的教育機関ではアリマセン!!
日本全国、1カ月前には高校生スポーツ大会(=県体)が開催されています。
当然、野球も優勝高校が決定しています。
その結果を完全無視、梅雨明け、猛暑のなかで、同質の大会実施???
日帰りできない郡部高校生父母にとっては短期間に、2度の遠征費出費。
それだけではアリマセン・・・
有名甲子園出場高校は、全国から選手を集めた「甲子園出場専門高校」です。
全国普通少年たちの純真な「夢」は消滅!!

 *** 四国カルスト天狗高原は花の季節 ***

7月14~15日は四国カルスト天狗高原・「花」歩きでした。
(天狗荘で開催されている、野生動物写真家 中西安男さんの「アナグマ写真展」見学も兼ねて)
14日・昼過ぎに到着、天狗荘駐車場で昼弁当、約1時間オヒルネ。
午後3時頃から、ハンカイソウ・ヒメユリ・ササユリ・カキランの草原、ヨロヨロ歩き。

黄金色の「ハンカイソウ」は夏バテ防止剤です。




ホウアカ




ヒメユリ・小さくて可愛らしい高原のオヒメサマです。


ササユリ・訪問が少し遅かった様です、ゴメンネ。


カキラン・雑草の海で、ひとり凛として生きています。


森遊歩道入り口のベンチで、いつもの豪華な夕食(?)
ライスもカレーも飯盒で温め、イタダキマ~ス!!


今日の最終章・山並みを紅く染める落日を求めて、姫鶴平へ向かう。


四国山地を紅く染め、今日の終わりを告げています。
教養も信仰心も乏しい私でも、心の中では「感謝の手」を合わします。
(→車中泊)


15日・木陰で清々しい高原風につつまれ、モーニング。


不純物を含まない、高原風の中で、若人は輝いています。




 *** 旅の思い出・アラスカ デナリ国立公園 ***
15日・午前中、野生動物写真家 中西安男さんの「天狗高原アナグマ写真展」会場で中西さんから、アナグマが「車にシカレテ死んでいます」と直接聞きました。
自宅で写真の整理をしていると、アラスカデナリ国立公園を思い出しました・・・
自然と野生動物が原野の主役です、日本とは逆です!!

広大なデナリ国立公園の道路は、この一本です。
一般車の乗り入れは厳しく管理されています。


オミヤゲは野生の「ニオイ」のみです。




公園最奥部のワンダーレイクです。
食事等に使ったベンチは、使用者が清掃していましたが、時々レンジャーが水で洗い流していました。
クマが人間に近づかないように、「クマ」に配慮デス!!


アラスカでは大自然の「空気」が旅人を魅了している様に想いました。

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自然災害・アオバズク・旅の思い出 イナリ湖

2018年07月11日 20時05分01秒 | 日記
今回の豪雨で多くの命が奪われ、住居をはじめ、社会生活施設も大きな損壊が発生しました。
近年、このような異常事態が異常ではなくなりました。
亡くなった方々の家族や関係者の悲しみは消えることはありません。
何の罪もない方々の「生」が突然消滅したからです。
時間の流れと共に、涙は深く重くなることでしょう。  合掌。


私が住んでいる、鏡川下流域・高知市内中心部は豪雨被害は発生していませんが、少し気になる実情を書いてみます。
「治山治水」とは自然に逆らった無謀無責任な政治行為の面もあります。
(画像は全て再掲載です)

鏡川本流上流域です。過疎高齢化地域ですので、市長さんをはじめ政治家さんは、見ていますが知らないふりです。


同じ場所です。植林放置斜面の山土や倒木が川に流れ落ちています。
放置された植林斜面はモロク・崩壊しやすい。


鏡川支流・植林斜面。
(この様な倒木が、大雨の際に、下流域で流れをせき止め、大被害を生んでいます)


鏡川本流支流には、治山治水対策として、砂防ダム多数建設されています。
ここでは、石や山土が堆積し、堰堤より高くなっています。
砂防ダムが崩壊すると、下流域に大被害が発生します。


鏡川ダムと砂防ダムにより、ダム下流域には砂礫の供給はアリマセン。
ダム直下から中流域の砂礫は流され、川底はヤセ・アレ瀕死の状態です。
その砂礫が、下流域に堆積したものです。
数年に一度、引き揚げられ、業者に売却されています。
自然の循環が破壊されています。




 *** アオバズク・子育ての季節 ***

6月8日・長く続いた雨も上がり、青空がのぞいています。
鏡川の濁った流れに注意しながら、アオバズク子育ての、神社の杜を歩いてきました。

大雨時、市内中心部・鏡川の水位は、遊歩道に残っている「アクタ」で分かります。
(神社は堤防上にあります。そこから撮ったものです。)


神社より上流、冬期鳥見場所・ここも残っている流木やアクタが増水時の水位です。水量が多いので「堰」が水没しています。


同じ場所・秋。


神社の杜・アオバズクとは1年ぶりの再会です。
昨年と同じ個体です。
この場所で、アオバズクのお父さん(?)が巣穴で抱卵中の嫁さん(?)を見守っています。
ヒナの巣立ちは数日後の様に想います。


雨が長かったナ~・頭がカユイナ~


オナカにも風ダ~・気持ちイイナ~


今日(11日)もアオバズク子育ての神社へ・ヒナの顔見せは少し先のようです。


神社から、下の鏡川遊歩道に目をやると、確りと歩んでいるような若い人が・・・


 *** 旅の思い出 フィンランド・イナリ湖 ***
乗り換え・乗り継ぎ大好き。
今回はバンコク~オスロ~キルケネス(ノルウエー)~国境~イナリ(フィンランド)。

ノルウェー・北極圏最北の街キルケネスから
数人乗り予約制小型送迎バスで国境を通過、フィンランドのイナリへ。
国境越えは、いつも何かしら緊張が走ります。
運転手と係官が少し雑談、その後、牧場のハリガネ柵の様な国境通過!!
平和・友好・信頼・・・素晴らしい。


フィンランド入国、最初のトイレ休憩・野生リスの歓迎アイサツ。


イナリは人口7000人・先住民族サーミの村です。
村人も旅人も少なく、空を見ながら歩き、疲れると、湖風で深呼吸、湖岸に座ったり・・・私の旅にはピッタリの村です。


「イバロ」乗り換え・日帰りで「サーリセルカ」を歩いてきました。
乗り換えバス時間が約1時間ありましたので、バス停近くのスーパーで昼食用のサンドイッチや水を購入。  これもイイ思い出となりました。




ホテルの朝食は、毎回この窓際の席で、BGMは雪解け水の瀬音。


散歩中の森で、小鳥の巣穴?


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それでも今日より明日が・川・旅の思い出 OSLO

2018年07月05日 15時32分31秒 | 日記
先日「facebook 松尾清晴」で松尾さんが撮った「ベオグラード」のビルが爆撃により、半分破壊されている画像(1番目)で「こころ」が動かされた。

ナチスの「ユダヤ人」殺人工場「アウシュビッツ」を歩いたことを思い出しました。
写真好きの私ですが、圧倒的な歴史の「事実」を目の当たりにして、レンズを向けることが出来ませんでした。
最近、イスラエルが近代兵器で、素手のパレスチナ人を攻撃殺害するニュースをよく目にします。
イスラエルは「アウシュビッツ」を忘れたのでしょうか!!
民族が流した血のナミダを忘れたのでしょうか!!

松尾さんの画像で爆弾が命中したビルは多数の死者がでた事は容易に想像できます。
これが戦争です。
悲劇と涙を生む、戦争は絶対許してはイケマセン!!
「今日より明日が」、平和で幸せな社会となることを祈念。

 *** 鏡川・仁淀川・四万十川 ***

雨 雨 雨 ・・・身体の芯からカビが繁殖しそうです。
子供の頃、夏休みの鏡川は、冒険の場であり、成長の場であり、最良質の教室であったと思っています。
そこは、子供の世界であったからです。
台風などで増水し、川に行けない日は、元気がなかった。
川育ちは、この齢になっても、青空が大好きです。
焼けるような暑さが大好きです。
川の流れが大好きです。

 < 鏡 川 > 
カワセミを待っていましたが夕暮れが近くなり、アキラメて川をボ~と眺めていると、仲間と堤防で遊んでいた中学生の一人が川の中へ、そして水中をジィ~と見つめていました。何かしら、安心感が湧いてきました。



 
アユ釣り


 < 仁 淀 川 >
6月23日・昔の職場仲間3人で、仁淀川河口・西岸の地域農産物・水産物等の直販店「南風」(=まぜ)の2Fレストランで昼食でした。
正午前は雨でしたが、食事が終わる頃は青空が少し見えてきた。
仲間との話より、心は海辺・・・この付近で、若いころ、チヌやキス釣りでしたので。






 < 四 万 十 川 >
四万十川は、社会人となってからです。
高校時代は、今の四万十町がJR・土讃線の終点でしたので、四万十川赤鉄橋までは、遠くて日帰りも出来ませんでした。
四万十川の長い赤鉄橋を初めて渡った感動は今でも鮮明です。
河川工事で掘り出された「巨木」を見学に行きましたが、数千年前(?)の四万十川流域は、このような巨木の森が広がっていたのかと想うと大感動でした。

 岩間の沈下橋(昭和34年建設)


 佐田の沈下橋(昭和47年建設)


 *** 旅の思い出 オスロ ***
 
オスロはオスロフィヨルドの最北奥部に位置する、人口64万7千人余の首都です。
北欧屈指の国際都市ですが、市民も観光客も穏やかに感じます。
それは、都市の規模が、人間生活に最適であるからだと思います。
この国の、大学入学平均年齢は、30歳です。
自分の時間を持ち、様々な経験を積み、自分の判断で進学する。
この国の明日を担う若者の社会環境は素晴らしい!!
(わが国は、オジュケン・塾・偏差値・鉄路の上を直進教育)

<オスロ港・冬>


<オスロ港・夏>


<オスロ・ヴィーゲラン公園>





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