風のなかで・・・山里・海辺・清流

四国山地南側の山里・海辺・清流等を歩き・写真を撮り、ローカルの生活を報告します。

お城サンポ・旅の思い出 アラスカ

2017年02月24日 19時20分30秒 | 日記
2月13日昼前、高知城正面の石段前で先輩Mさんとの雑談・・・
(私)  お城周辺では大木の「オサンパツ」がヒドイですネ~・・・
(先輩) この大きな「クスノキ」も伐採予定ですヨ~、邪魔になるらしい。

暑い時季、この木の下で汗ふき休憩をしていました。 オドロキです!!

それから数日後、ローカル新聞で「伐採」の理由について、「新設の高知城記念館から高知城を眺めるのに支障となる」との記事が掲載されました。

「市民の批判」で伐採は中止になりました・実にいい加減な高知城管理です!!

   * * * 高 知 城 サ ン ポ * * *


高知城正面石段の第一歩、この「クスノキ」は歓迎門です。
 (市民の声でこの木の「イノチ」は守られました)

歴史の重さを伝える天守閣、そこに漂う「昔空気」を生み出している石垣や老大木。

全てが一体となって、歩き人を魅了します。




お堀側の大木は枝が切り落とされています。理由は「お城」眺めの支障かナ~ ???




この伐採画像はお城北側、歩道に面した斜面です。
夏の強力な日射から歩き人を守ってくれていました。
「お城眺め」とは関係アリマセン!!

    < 鏡 川 も オ ナ ジ で す >




カワセミ・ジョウビタキ・アオジ・ムク・ヒヨ・・・ここは小鳥たちの安心・安全・出会い広場。
川岸を散歩する市民も足を止めて目や心で小鳥と交流。
伐採後、小鳥たちの姿は消えました!!

***高知城梅の段・早春のやわらかい「空気」がながれています***










ここ数日「梅の段」サンポです。梅花のカオリやメジロの舞いに手繰り寄せられています。
お城の散歩人や観光客もここにながれる空気で歩みを止め、梅花や小鳥に目を向けています。
(梅の段・全写真撮影日:22日~26日)

   * * * 旅 の 思 い 出 ・ ア ラ ス カ * * *

星野道夫さんの「写真や文章・若き日からの行動力」に魅かれて「アラスカ」への旅でした。


(太平洋上空・日の出)


(2006年8月17日・バンクーバー上空・数時間待ちの乗り継ぎでアンカレッジへ)


(マタヌスカ氷河に行く途中で車を止めパチパチ・私も釣りが大好きですから)




(マタヌスカ氷河・氷河の末端は陸上です。氷河の後退で露出した土砂、氷河の浸食力・破壊力・運搬力等自然の力を認識)


(タルキートナ、デナリに行く途中の街です。星野道夫さんもこの街に時々滞在、この辺りを歩いていた様です。私の滞在中は天候が悪く、大雨でデナリへの道路が水没、3日間待ちましたが原野の水は流れが弱く、通行不可でアンカレッジにUターンでした。)




(キーナイ半島・観光船より・グレイシャーブルーに感動)

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独立国???・春はそこまで・旅 ヘルシンキ

2017年02月16日 16時47分32秒 | 日記
独立国とは・・・
外国の支配を受けていない国=主権国家=政治面でも軍事面でも!!

日本の代表はアメリカ大統領に「ゴアイサツ」が最重要仕事。

太平洋戦争敗戦後(1945年)アメリカ軍基地は今日まで存続、沖縄・岩国・厚木・・・。
(ドイツ駐留米軍:約5万3000人・日本:約3万6000人・日本の負担金:ドイツの2.8倍)

中国の軍拡路線に対抗するために米軍基地は必要です!!

ベトナム戦争(米兵死者数:5万7702人)
アフガ二スタンでの戦争(米兵死者数:2388人)
イラク戦争(米兵死者数:4486人)

アメリカの勝利は無く、アメリカ国民も戦争には消極的です。

アメリカは自国への核攻撃を覚悟して「お友達」のために戦うのでしょうか???


  * * * 春はそこまで・私のサンポ道で * * *

高知城の梅花とそこに舞う小鳥は、早春のお気に入りです。
日頃の「ナマケ」でお城の石段登りはキツイ。
ヨロヨロ・ヨタヨタ毎日の反省も再認識デス。


この白い梅花は、大木の前で「凛」と存在しています。(2月13日撮影)

人間は自分の足元を見つめ、自分の足で前に歩くことで輝きます。

11日・58歳になった男女20名と宴を持ちました。
その中の女性が若い人を育てるいい方法は?
私は「自分で考え・自分で判断し・自分から針路をとること」、苦しいスタートですがこれが最短距離の様に思いますと話しました。



 
この場所の「しだれ梅」から、お城の春が始まります。(2月15日・撮影)


「シロハラ」・落ち葉の下で動き始める「虫」のハンター。(2月14日・撮影)






梅花のなかで舞う「メジロ」は寒い季節よ「さようなら」の連絡係です。(2月14日・撮影)

   < 鏡 川 南 岸 >





「カワセミ」さん達は恋の季節、二人で運動会。「ロウガンメガネ」の私には手に負えません。
次回から「高知城」に行きます。
(2月12日・撮影)

  * * * 旅の思い出・ヘルシンキ * * *

私の「旅」は大きな「目的や夢」は見当たりません。
ヨロヨロ・ヨタヨタ人生航路ですが今も昔も中身は敏感で弱い。
身体に巻きついている重く苦しい「空気」を振り払ってくれる街や
遠くて知らない人々の体温が流れる山里を彷徨することが好きです。


ヘルシンキまで数時間、ロシアの西シベリア低地のようです(?)。
住民の汗と努力では拓くことが出来ない大地です。
ロシアの南に向かう「原点」が見えた様な気になりました。





落日まじかのヘルシンキ、流れる風も人々の発する体温もやわらかく温かい。
大学入学平均年齢は25歳のようです。
若者は自分自身をよく知る時間を許され、その後に歩み始める社会です!!

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エリート世界・自然のながれ・ノルウエー西海岸

2017年02月10日 19時31分50秒 | 日記
日本の明日を担う若者の教育を担当する文科省の天下り事件!!

今回の事件で事務次官が引責辞任、その高級公務員に支払われる退職手当は5610万円。

幹部職員が某保険会社に顧問として再就職(=天下り)、月2日間出勤で
年1000万円の給料。
残りの時間はボランチア―として退職幹部の再就職斡旋の仕事に専念 ? ? ?

この道筋は日本のエリート公務員の実世界です!!

一般市民の就職は「非正規雇用」が4割です。

若者の「夢」と「希望」は奪われています。
(非正規の賃金は正規より約4割も少ない・2015年・某県)

  ・ ・ ・ 自然のながれ・鏡川サンポ ・ ・ ・

鏡川上流域・ダム周辺を久しぶりに50CCバイクでサンポ。
2月7日午前中2時間、山里の南斜面、バイクを道路端に置き、ヨロヨロ・ヨタヨタ歩き。
身体に触れる「風」は冷たいが、目から心にしみてくる空気は春ちかしです。


家族の姿は消えて久しく、納屋は雑草に消化されています。
それでも梅花のカオリが春を告げています。


里人が山畑で流す「熱い汗」は後少しで始まります。


ダム湖の上方、山里の春はこの色から広がります。


この木の付近で老夫婦が農作業しているのを時々見かけます。
そのお婆ちゃんに聞いてみると(7日)・・・
この木は私が植え、大きくなりました。
このピンクの花を散歩している人が時々見上げています。
この「梅の実」は味が悪く「梅干し」にすることは出来ません・・・
と話してくれました。


      <鏡川南岸・定位置>

川面を流れる風は強く冷たいが、午前中2時間の鳥見は私のラジオ体操・元気薬です。






(以上・2月8日・撮影)





(以上・2月10日・撮影)


    *** 旅の思い出・ノルウエー西海岸フィヨルド地方 ***

イナリ(フィンランド)から予約の小型バスでヒルケネス(ノルウエー)へ・
1泊・沿岸急行船乗船~ノルカップ(日帰りツアー)~トロルフィヨルド~
ロフォーテン諸島・スボルバー・2泊・・・飛行機でボード―乗り継ぎ~
オスロ~BKK経由~関西空港






(ノルカップ・霧が流れる最北の岬・自然の厳しさが身体にしみてきました)




 (ノルウエー・北極圏西海岸)




 (トロルフィヨルド・入口の幅100メートル)




 (ロフォーテン諸島はノルウエー人の「心の故郷」・スボルバー、落日まじかの空気はやわらかく優しい)








 (オスロ港・この港は歩き人を幸せの空気で包みます)
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海辺の風・旅の思い出(北極圏 イナリ)

2017年02月03日 14時33分22秒 | 日記
 * * * 海 辺 の 風 * * * 

2月2日・快晴、海辺の里「興津」(おきつ)を歩いてきました。
四万十町(=窪川)のJR仁井田駅前を左折、山沿いに走り、峠から真下に下りると興津です。
ここは冬の冷たい北風は屏風の様な背後の急斜面が遮り、南側は暖流・黒潮が流れ込む小さな入り江です。

家々は「竹の生垣」の中にあります。自然を生かした、温かくて安全な「昭和の伝統文化」が今でも元気な海辺の里です。




道路わきの展望台からの興津です。
展望台のテーブル上に設置されていた「カメラ取り付け台」、里人の温かさが身体にしみてきます。

興津は冬期の温暖な気候を生かしたビニールハウスによる「野菜促成栽培」が盛んな集落です。




(自家用菜園畑もキンカンも竹垣のなか)




(地震に対してはブロック塀の様な危険は無く、「安心安全」の避難路)






門の扉も鍵もナク、みんな仲良しお隣さん。私の少年時代「戦後の昭和」の空気が流れています。


海は遠浅・サラサラの砂浜・松林のなかはシャワーやバンガロー。良く整備された海水浴場。
案内板は「快水浴場」でした。マチガイありません!!

竹垣の小径を歩いていると、「こころ」も「背筋」も伸びてきます。
お昼弁当は陽光と潮風に包まれ、浜辺のベンチで!!

   * * * 鏡 川 サ ン ポ * * *

2月1日・午前中2時間、私の定位置へはカワセミが2回飛来でした。

鳥撮り仲間が「少し下の水辺の木々が全て伐採された、もう鳥の「隠れる木」が無くなった」と話してくれました。(2月1日)

今日(2月3日)・10時ごろ、その場所に行ってきました。
川の岸辺は何もアリマセンでした。

昨シーズンまでカワセミ・メジロ・ジョウビタキ・ヒヨ・キジバト等が飛び交っていた
木々は消えています。

自然の流れが木々を育て、そこは野鳥たちの楽園となっていました。

川辺で生きる小鳥や魚に必要な自然環境は「破壊」されたのです。!!






(カワセミ)


(ムクドリ)


(ジョウビタキ・♂)


(ジョウビタキ・♀)


(アオジ)


(モズ・♀)
     全画像は伐採前の木々の枝や真下の水面で撮ったものです!!


  < 2 月 1 日 ・ 水 辺 >





川辺に集う鳥たちは仲良しです。食料は共同作業で獲得しています。
カワセミは私の腕とレンズでは少し「ムリ」な様ですネ~。
(画像は全て2月1日に撮ったものです)

   *** 旅の思い出・フィンランドの北極圏イナリ ***

過酷な自然と共に生きてきた、先住民サーミの「生活と文化」は尊重され、差別や紛争は存在せず、穏やかな優しい空気に包まれている、この地域に魅かれます。
(イスラム諸国・共産党独占の中国・アメリカ社会に比して)

フィンランド北極圏ラップランドのイナリとサーリセルカを歩きました。
この地域は先住民サーミの居住地・文化圏です。
 
<関西空港・午前中発)~バンコク(乗り継ぎ・深夜発)~オスロ(早朝着・乗り継ぎ)~ヒルケネスで1泊(ノルウエー・最北の街)・・・予約の車で国境越え・・・フィンランド・イナリ着・滞在>


(ノルウエー・最北の街ヒルケネスのダウンタウン・7月)




(平和!! 針金が国境線・赤い小型の送迎バス車内から撮りました)


(フィンランドに入り、最初の休憩地ではリスがお出迎え)




(イナリ湖)


(イナリ湖岸・サーメ文化の博物館)


(イナリ湖から歩いて10分の最エコノミーホテルに滞在・レストランからの眺め)


(サーリセルカの案内板・イナリから乗り合いバスで行きました・途中の街で乗り換え、そのバス停の前に大型のスーパーありましたので、お昼のサンドイッチと水を購入)


(この様な自然公園です・尾根筋の中心部に設備の整ったレストランがありました)

イナリ湖岸を自由に、前後左右を注意する必要もなく、気の向くまま歩きました。

サーメの人々の優しい眼差しに守られて!!(イナリの人口500人)
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