風のなかで・・・山里・海辺・清流

四国山地南側の山里・海辺・清流等を歩き・写真を撮り、ローカルの生活を報告します。

海辺の風・旅の思い出(北極圏 イナリ)

2017年02月03日 14時33分22秒 | 日記
 * * * 海 辺 の 風 * * * 

2月2日・快晴、海辺の里「興津」(おきつ)を歩いてきました。
四万十町(=窪川)のJR仁井田駅前を左折、山沿いに走り、峠から真下に下りると興津です。
ここは冬の冷たい北風は屏風の様な背後の急斜面が遮り、南側は暖流・黒潮が流れ込む小さな入り江です。

家々は「竹の生垣」の中にあります。自然を生かした、温かくて安全な「昭和の伝統文化」が今でも元気な海辺の里です。




道路わきの展望台からの興津です。
展望台のテーブル上に設置されていた「カメラ取り付け台」、里人の温かさが身体にしみてきます。

興津は冬期の温暖な気候を生かしたビニールハウスによる「野菜促成栽培」が盛んな集落です。




(自家用菜園畑もキンカンも竹垣のなか)




(地震に対してはブロック塀の様な危険は無く、「安心安全」の避難路)






門の扉も鍵もナク、みんな仲良しお隣さん。私の少年時代「戦後の昭和」の空気が流れています。


海は遠浅・サラサラの砂浜・松林のなかはシャワーやバンガロー。良く整備された海水浴場。
案内板は「快水浴場」でした。マチガイありません!!

竹垣の小径を歩いていると、「こころ」も「背筋」も伸びてきます。
お昼弁当は陽光と潮風に包まれ、浜辺のベンチで!!

   * * * 鏡 川 サ ン ポ * * *

2月1日・午前中2時間、私の定位置へはカワセミが2回飛来でした。

鳥撮り仲間が「少し下の水辺の木々が全て伐採された、もう鳥の「隠れる木」が無くなった」と話してくれました。(2月1日)

今日(2月3日)・10時ごろ、その場所に行ってきました。
川の岸辺は何もアリマセンでした。

昨シーズンまでカワセミ・メジロ・ジョウビタキ・ヒヨ・キジバト等が飛び交っていた
木々は消えています。

自然の流れが木々を育て、そこは野鳥たちの楽園となっていました。

川辺で生きる小鳥や魚に必要な自然環境は「破壊」されたのです。!!






(カワセミ)


(ムクドリ)


(ジョウビタキ・♂)


(ジョウビタキ・♀)


(アオジ)


(モズ・♀)
     全画像は伐採前の木々の枝や真下の水面で撮ったものです!!


  < 2 月 1 日 ・ 水 辺 >





川辺に集う鳥たちは仲良しです。食料は共同作業で獲得しています。
カワセミは私の腕とレンズでは少し「ムリ」な様ですネ~。
(画像は全て2月1日に撮ったものです)

   *** 旅の思い出・フィンランドの北極圏イナリ ***

過酷な自然と共に生きてきた、先住民サーミの「生活と文化」は尊重され、差別や紛争は存在せず、穏やかな優しい空気に包まれている、この地域に魅かれます。
(イスラム諸国・共産党独占の中国・アメリカ社会に比して)

フィンランド北極圏ラップランドのイナリとサーリセルカを歩きました。
この地域は先住民サーミの居住地・文化圏です。
 
<関西空港・午前中発)~バンコク(乗り継ぎ・深夜発)~オスロ(早朝着・乗り継ぎ)~ヒルケネスで1泊(ノルウエー・最北の街)・・・予約の車で国境越え・・・フィンランド・イナリ着・滞在>


(ノルウエー・最北の街ヒルケネスのダウンタウン・7月)




(平和!! 針金が国境線・赤い小型の送迎バス車内から撮りました)


(フィンランドに入り、最初の休憩地ではリスがお出迎え)




(イナリ湖)


(イナリ湖岸・サーメ文化の博物館)


(イナリ湖から歩いて10分の最エコノミーホテルに滞在・レストランからの眺め)


(サーリセルカの案内板・イナリから乗り合いバスで行きました・途中の街で乗り換え、そのバス停の前に大型のスーパーありましたので、お昼のサンドイッチと水を購入)


(この様な自然公園です・尾根筋の中心部に設備の整ったレストランがありました)

イナリ湖岸を自由に、前後左右を注意する必要もなく、気の向くまま歩きました。

サーメの人々の優しい眼差しに守られて!!(イナリの人口500人)
コメント
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