信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

生坂ハチクの会定期総会&生坂村観光協会総会&下生野上空からの風景

2021年05月31日 | 生坂村の会議
 31日(月)は晴れて穏やかな空が広がり、昼間は暑く感じられました。
 午前11時からは、いくさかの郷研修室で生坂ハチクの会定期総会が開催され、私と中山振興課長が招待されました。
 平林会長さんから、高齢化で会員数が減少し存続が危ぶまれており、新型コロナウイルス感染症の影響でイベント等の売上が減ってしまい、在庫も400kgほどもありますので、どうにか新製品の開発と販路を開拓して売上を伸ばし、賃金アップをしたいなどの挨拶で始まりました。




 私からは、昨年度はコロナ禍でハチクの会の活動も大変だったようですので行政として支援をし、今後もハチクの会も存続して欲しいので、出来る範囲の支援をさせていただきますので、皆さんで力を合わせて、生きがいづくりと売上増により、生坂村の活性化に結び付けていただきたいなどと挨拶をさせていただきました。



 議事は、令和2年度事業報告・決算報告、令和3年度事業計画(案)及び賃金・諸手当等について提出され、原案通り承認されました。
 事業計画では、竹の子の受け入れの立ち合い当番を決め、新商品として、ハチクのきんぴら、マコモダケのきんぴら、ハチク入り餃子などを開発し、販路も生産量に併せて2~3箇所を増やしたいとのことでした。

 総会後は、会員の皆さんが早朝から料理してくださいました「ハチク餃子弁当」をいただき、新商品として開発中のハチク入り餃子とハチクのきんぴらに炊き込みご飯などが入っていました。私は持ち帰って夕食に食べましたが、とても美味しく、ハチクの加工品がもっと売れることを期待するところです。



 午後2時30分からの観光協会理事会と3時30分からの総会は、最初に私から、観光振興に対してのお力添えに感謝を申し上げ、昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で各種事業が中止、縮小になり、例年通りに観光協会の事業も計画通りに実施できませんでしたが、元気づくり支援金を活用して、道の駅いくさかの郷に観光案内看板や屋外休憩スペースの設置、山清路の観光地名称看板の改修やガイドマップの制作、VR動画を活用したVR体験会の開催など新しい生活様式に沿った観光PRを行ってきました。今年度も新型コロナウイルス感染症の状況を加味して、生坂村の観光振興に取り組んでまいりたいなどの挨拶を申し上げました。




 議事については、地域ぐるみで村じゅう花ざかり事業、上土ふれあい新鮮市、松本合同庁舎販売、松本山雅ホームタウンデーブース出展、道の駅いくさかの郷に観光案内看板や屋外休憩スペースの設置、山清路の観光地名称看板の改修やガイドマップの制作、VR動画を活用したVR体験会等の「令和2年度 事業報告並びに収支決算の承認」について協議をし、原案通り認めていただきました。


 次に、長野県の「地域発 元気づくり支援金」を活用して実施予定の「Let’s enjoy いくさかを五感で感じる観光事業」、地域ぐるみでむらじゅう花ざかり事業、松本山雅FC事業への協力・参加、村営やまなみ荘や道の駅いくさかの郷との連携などの事業を実施予定の「令和3年度 事業計画(案)並びに予算書(案)の承認」について協議をしました。


 赤とんぼフェスティバルについて、当村は一般の方まで新型コロナワクチン接種が終了しそうですから、村民の皆さんで縮小開催か、2年連続中止かなど多くの意見を理事会でいただき、6月20日前後に第1回赤とんぼフェスティバル実行委員・区長合同会議を開催して、開催の可否を決めることで了承いただきました。


 山清路の観光振興と滞在型の観光事業等に対して、関係の地区との協力や字句として明示することを加え、来年度の元気づくり支援金に新たな事業として申請することも含めてお認めいただき令和3年度は、新型コロナウイルス感染症の状況を考慮し事業を実施してまいります。


 今年度は役員改選があり、理事会において副会長に山﨑区長会長さんと瀧澤商工会長さんをお願いすることになりました。引き続き観光協会の役員の皆さんには、当村の観光行政にご指導とご協力を賜ります様お願いいたします。


 本日10日目の新型コロナウイルスワクチン接種は、健康管理センターで60名に接種し、(累計485名)、キャンセルによる医療従事者への接種を1名行い、体調を崩された方はいませんでした。


▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、朝から澄み切った青空が広がっていました下生野上空からの風景を撮影しました。


下生野上空からの風景





 その他生坂村では、中学校で歯科検診、教育委員会関係工事開札、新型コロナウイルスワクチン接種、少年少女サッカー教室などが行われました。

ごみゼロ運動&地域ぐるみで村じゅう花ざかり事業

2021年05月30日 | 生坂村の取組
 30日(日)の朝は雲が覆っていましたが、次第に晴れて昼間はカラッとした暑さでした。
 早朝7時より村内各地区でごみゼロ運動のごみ拾いや地域ぐるみでむらじゅう花ざかり事業の花の定植などの作業を行いました。


 我が小舟集落は、女性陣が最初に集落の入口の国道19号を南北に2Kmほどの範囲でゴミ拾いを行いました。例年国道沿いは、空き缶、ペットボトル、紙くず、たばこの吸い殻が多く、年によっては自転車や古タイヤなど大きなゴミも捨ててあり、駐車帯には食べ終えたゴミをレジ袋に入れて捨ててありました。
 しかし、今年も新型コロナウイルス感染症の影響で交通量が少なかったせいなのか、ごみもかなり少なく感じましたが、相変わらずモラルのない人がゴミを捨ててあり残念に思いました。




▽ 女性陣がほぼ4班に分かれて、国道19号の道路沿いや駐車帯のごみを一生懸命拾っているところです。





 生坂ダムには大雨の後に大量のごみが流れ着き、当村の山紫水明の景観を大変損ねていて、不法投棄が絶えないことに憤りを感じている村民の皆さんは多いと思います。

▽ 男性陣は小舟集落内の急斜面や停留所、村道沿い等の草刈りをしているところです。






 男性陣は、集落内や停留所、村道沿い等の草刈り、小舟農地を守る会の畑の草刈り、電気柵の維持と除草作業を主に行いました。雑草の伸びは例年通りで、集落の道路脇は距離があり、集落入口周辺の草刈りは法面がきつく、足を踏ん張りみんなで力を合わせて行いました。


▽ 集落入口の花壇や公民館の周辺も草取りをした後花の苗を植え、国道のバス停付近の枯葉や雑草なども清掃してとても綺麗になりました。






 我が小舟常会は、2軒増えて17軒の集落になり、本日は31名の人員での作業は大変でしたが、皆さん頑張っていただき、女性陣は1時間ちょっとで終わり、我々は10時前には予定の作業が終わり、例年より早く済みました。
 地区の皆さんが力を合わせての協働作業は、環境美化、景観保全、農地保全等につながる大切な取組だと考えます。皆さん大変お疲れ様でした。




 今年度も新型コロナウイルス感染防止対策をして、地域ぐるみで村じゅう花ざかり事業が、13年連続で実施できましたことに感謝を申し上げます。


 本日9日目の新型コロナウイルスワクチン接種は、健康管理センターで予定通り55名に接種し、(累計425名)キャンセルした方はいませんでしたし、接種後に体調を崩した方もいませんでした。


▽ 毎朝恒例の撮影は、ごみゼロ運動で朝早かったので、我が家からドローンを飛ばして小舟集落上空からの風景を撮影しました。


小舟集落上空からの風景



 今日生坂村では、ごみゼロ運動、地域ぐるみでむらじゅう花ざかり事業、新型コロナウイルスワクチン接種などが行われました。



高津屋森林公園上空からの風景

2021年05月29日 | 生坂村の風景
 29日(土)の朝方は雲が多めでしたが、次第に日差しが強くなり初夏の穏やかな空が広がり、汗ばむ暑さになりました。

▽ 毎朝恒例の撮影は、高津屋森林公園に行き、新緑に包まれている当公園や上空からの風景を撮影しました。

高津屋森林公園上空からの風景


高津屋森林公園のFacebookページの情報です。

生坂村のリフレッシュ施設でもある高津屋森林公園が、「信州の安心なお店」に認定されました
ウィズコロナの時代で、安心してご利用頂けるよう取り組んでおります。
信州の宿県民応援前売券もご利用いただけるようです。
但し、現在利用開始日が延期されており、開始時期は未定となっておりますので、気を付けてください。
{信州の宿県民応援前売券のホームページより
※利用開始日が確定した後に、宿泊のご予約をお願いします。利用開始日より前にご予約または宿泊された場合、前売割の支援対象となりませんのでご注意ください。}

信州の宿県民応援前売券の購入を希望される方は
《生坂村高津屋森林公園》
0263-69-3900
までお電話ください。
信州の宿県民応援前売割URL
https://tabi-susume.com/
信州の安心なお店制度URL
https://shinshu-anshin.net/
#高津屋森林公園
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 高津屋森林公園が「信州の安心なお店」に認定されました。信州の宿県民応援前売券の販売期間が6月5日(土)まで延長されましたので、購入を希望される方は《生坂村高津屋森林公園》0263-69-3900までお電話ください。皆さんのご利用をお待ちしております。



 今日生坂村では、少年少女サッカー教室、少年少女バドミントン教室、地域未来塾②、体育協会バドミントン教室などが行われました。

議会運営委員会&やまなみ荘のお弁当

2021年05月28日 | 生坂村の報告
 28日(金)朝は少しヒンヤリして気持ち良く晴れて、昼間も日差しが届いて穏やかな一日でした。
 午前10時からの議会運営委員会は、第2回 議会6月定例会の提出議案の概要説明をした後、6月定例会の日程等を決めていただきました。

 6月9日(水)午前10時開会、10日(木)午前9時から総務建経常任委員会、10日(木)午後1時から社会文教常任委員会、一般質問は16日(水)午前10時から4名、17日(木)午前10時から残りの議員がされることになり、通告締切は7日(月)正午迄、答弁書の提出は14日(月)正午迄で、全員協議会は、4日(金)、16日(水)、17日(木)に行うなどの日程を決めていただきました。




 新型コロナウイルス感染防止対策として、朝の検温、議場入口での消毒、適宜に議場の換気、マスク着用、傍聴席の椅子の間隔をあけること、一般質問は2日間にしたので、質問時間を1時間に戻し、議案説明は款・項・目に短縮し、各常任委員会と全員協議会も本会議場で行うことなどを決めていただきました。

 前の全員協議会で提案しました、若手の議員のやまなみ荘定例会と道の駅いくさかの郷定例会の出席要請は、藤澤幸恵議員と望月一将議員が出席することに決めていただき、村長や村の職員が、議員に質問または反対の意見を述べる反問権の行使の提案については、12月定例会か3月定例会で試行し、今年度末に反問権行使の可否を回答されるとのことでした。


 お昼には職員有志により、やまなみ荘のお楽しみ弁当やテイクアウトのお料理を注文して食べました。今日は夕食分も頼んでくれた職員がいて、ちょうど30食も注文してもらいました。


 私は、お味噌汁とお茶を持参して、800円のお楽しみ弁当を食べましたが、ハチク入り混ぜご飯も色々なおかずもとても美味しく頂戴しました。




 今後もやまなみ荘の売上に少しでも貢献できるように、毎週金曜日に職員有志で注文をして昼食などで食べたいと考えております。



消防団分団長会議&万平集落上空からの風景

2021年05月28日 | 生坂村の会議
 28日(金)午後7時からは今年度最初の分団長会議が行われ、会議に先立ち寺島団長と私が、それぞれの立場から、日頃の消防団活動等に感謝を申し上げ、新型コロナウイルス感染防止対策を講じて、引き続き生坂村民の安全・安心な生活を守っていただくために、ポンプ取扱の訓練等のご活動をお願いするなどの挨拶をして会議が始まりました。


 今年度の事業計画では新型コロナウイルス感染拡大防止の観点からポンプ操法ラッパ吹奏の講習会や大会が中止になり、9月5日(日)実施予定の全村的な防災訓練、10月16日(土)17日(日)開催予定の赤とんぼフェスティバルの警戒、秋の火災予防運動、年末警戒、出初式、春の火災予防運動などが予定されています。


 消防団員出動報酬については、総務省消防庁の中間報告で報酬及び費用弁償は、消防団員個人に対し直接支給すべきとの見解が示されたことから、当村は今年度から出動手当を団員に直接支給することにしました。


 消防団ポンプ取扱訓練については、新型コロナウイルスワクチン接種が、生坂村では一般の方までが、遅くも10月中旬までには終了する予定なので、11月の秋の火災予防運動期間中に合同訓練を予定し、各分団では、7月頃に小型ポンプ取扱訓練、ポンプ車取扱訓練、規律訓練を体調管理をし、感染防止対策を講じて実施する予定とのことです。
 9月5日(日)の総合防災訓練は、村の実施内容が決まってから消防団の訓練内容を決めることになりました。


 出水期における水防活動については、注意報・警報の段階以前の段階で、早期に村及び消防団で危機感を共有し、速やかに防災行動につなげるため、消防団待機水位、氾濫注意水位、避難判断水位、氾濫危険水位により消防団が対応する防災行動を確認しました。
 皆さんには、一日のお仕事等でお疲れのところ、ご出席いただき御礼を申し上げますとともに、引き続きの消防団活動にご理解とご協力をお願いいたします。


 本日8日目の新型コロナウイルスワクチン接種は、健康管理センターで高齢者54名が、キャンセル1名分は保健師が接種し累計が370名になり、本日も計画通り無事に終了し具合が悪い方はいませんでした。


▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、万平集落に行き、気持ち良く晴れた上空からの風景を撮影しました。
万平集落上空からの風景



 その他生坂村では、議会全員協議会、保育園で山雅サッカー教室、中学校で英検①、例月出納検査、農業委員会などが行われました。

村政懇談会夜の部&知事と市長会、町村会との意見交換会

2021年05月27日 | 生坂村の懇談会


 27日(木)午後5時20分からは、知事と市長会、町村会との意見交換会に参加しました。

 最初に阿部知事さんから、現在長野県は感染防止対策の徹底、生活産業支援、ワクチン接種の推進の3方面作戦で取り組んでおり、大型連休中の影響が薄れてこなければいけないが、医療警報を発出しても以前高い水準にあり、全県レベル4、上伊那圏域レベル5の状況であるが、信州の安心なお店認証制度を広い業種に拡大して、真面目に取り組んでいるところを応援したいし、ワクチン接種は市町村とスケジュール感を共有し推進していきたいので、今日は率直な意見交換をお願いしますなどの挨拶で始まりました。


 意見交換は、「全圏域に対する新型コロナウイルス特別警報Ⅰの発出について」は、5月21日に発出され、感染性の高い変異株(N501Y)へ置き換わっている内容、「特にお願いしたいこと」、「やっているつもりは要注意」の感染防止対策の徹底などについて説明をされ、「信州の安心なお店応援キャンペーン事業について」は、「新型コロナ対策推進宣言」を実施している飲食業及び宿泊業に加え、クリーニング業、理美容業、公衆浴場業、冠婚葬祭業(結婚式場業)、文化芸術施設(映画館・博物館・美術館)、スポーツ施設提供業、遊戯場、カラオケボックス業、療術業の事業者を加えることなどの説明を受け、「ワクチン接種のさらなる推進について」は、個別市町村への人材派遣・大規模接種会場の設置など、市町村の実情に応じたハイブリッド支援などを行う説明を受け意見交換をしました。


 当村はお陰様で計画通り進んでいて、集団接種の希望者が増えていますが、山口先生と日程調整をし、接種日を増やすなどして、県にお願いすることなく当初の7月中旬に高齢者接種は終了する予定です。


 午後7時からは村政懇談会夜の部を村民会館講堂で開催させていただきました。

 私から村政懇談会の開催方法等について挨拶をさせていただき、各部署の管理職から自己紹介をしていただき、今年度の事業、村づくり計画の内容などについて、ご意見、ご要望等をお聞きしました。



 主なご意見、ご要望に対して、我々が回答しました概要については、
 鳥獣被害対策のハクビシンが増えていて、多くの人たちが狩猟免許を取得するための対策については、令和2年度から狩猟免許の取得に補助金を新設して、皆さんに資格を取っていただき被害を軽減するように進めているとともに、電気柵設置補助も拡充していることと、ハクビシン、シカ、イノシシなどの野生獣の被害が増えているので、引き続き広報いくさかで啓発していくこと、


 宇留賀の方に猿が出始めて、ロケット花火などをいただいてはいるが、今後の対策の予定については、先日宇留賀方面に猿が出没した通報があり職員で駆け付けたが、狩猟免許の補助や国の補助金による大型の捕獲檻の設置、現在草尾を中心に大町市と池田町と協力して、猿に発信機を付けて、地図上に落とし猿の居場所を把握するように取り組んでいることと、地区の皆さんも花火や爆竹などで脅かしていただくなど、一緒に力を合わせて追っ払って欲しいこと、
 竹林が広がって野生獣の住処になっているが、竹林整備に関しての取組については、昨年度竹林整備の講習会をして、皆さんで手入れができるようにするために、今年度も実施する予定であり、今後は森林環境贈与税を活用して進めたいとも考えていること、


 空中散布について、松本市など止めているところがあり、2018年の資料で化学的に全く効果がないと県が業者に依頼して結論がでていることと、空中散布のネオニコチノイド系は孫の代まで影響があると言われていること、除草剤のラウンドアップ等の原因で小動物がいなくなったこと、安全・安心はなんなのか、行政だけでなく、村民も知恵を出し合って、空中散布や電磁波等の勉強会的な会議等の立ち上げについては、村民の皆さんには賛否両論があり、環境問題として有識者をお願いして講習会を開催するなど、どの様に検討して意見集約をしていくか難しい問題であること、



 具体的な問題を一つずつ話し合って、証明されているものや講師をお願いして行うことと、村政懇談会の出席者が少なく、本気になって村のことをどうしていきたいか考えることについては、村民の皆さんの機運を高めながら、何が真実か見定めていかなければならず、各部署を連携した知恵の輪委員会で議題として取り上げていくこと、
 移住してきて9年目で、生坂村の良さは大自然、綺麗な空、水などに感動したが、生まれ育った村民は当たり前だと思っているから、意識改革して環境保全をして、若者が移住してくるベースにすることについては、村民と行政が一緒になって進めていくように、協調して一歩踏み出していかなければならないがじっくりと取り組んでいきたいこと、


 下生野の県営中山間総合整備事業のパイプラインの整備と犀川の築堤工事で良い施設になることを願望しているが、築堤事業は、境界確認をしていて、1000年一度の雨に対応する堤防は内水が出ないので、内水処理の関係の具体的な情報発信については、昨年度に事業着手し、6日に工事の詳細について説明し、小立野区と同様に設計では樋門1箇所の計画で、工事の進捗によって排水ポンプを配備するとともに、情報を提供して進めていくこと、


 県営中山間総合整備事業により水田が広くなり耕作しやすくなり、耕作放棄地をにんにく生産組合で黒ニンニクの栽培販売をしているが、食品衛生法改正により食品衛生責任者の設置が必要になり、食品衛生協会の講習会は7月の申し込みが直ぐに満杯になるので、生坂村で食品衛生協会講習会の開催については、講習会が開催できるか食品衛生協会に確認して結果をお知らせすること、
 道路整備の村道1級1号線と国道19号の支障木の伐採は見通しが良くなり感謝しているが、宇留賀区との境に辺りにザバが落ちてくる対応については、後日現場を確認させていただき報告すること、


 不在地主の荒れ地の雑木が大きくなってくると困るのでその対応については、まず地元で地主に言っていただき、それでもダメな場合は、村で確認して対応すること、




 環境の問題は移住者や若者にとって大事な問題であり、精力的に取り組み、安全で安心な村をつくっていくことをみんなで期限を区切って、関心のある方々で協議をするとか、有識者の講習会を開催することなどについては、環境問題に関心のある方の募集をどの様にして、協議を進めていくかなど知恵の輪委員会で検討すること、


 住宅や電線など、近隣や公共性に支障がある場所の樹木の伐採の補助制度については、今年度森林環境譲与税でライフラインの維持で伐採したが、今後も進めていきたいこと、
 コロナ禍が収束しても様々な場面でオンラインを活用して欲しいことと、何らかの形で高齢者にICT利活用の支援については、公民館事業でパソコン教室を開催し、スマホやSNSは職員でも教えられるので、その当たりから進めていきたいこと、


 殺虫剤、除草剤=悪という議論には賛同できず、科学的に安全な使用法が決められており、それに合致していれば安全であること、
 広く環境保全について協議することは良いが、農業が大規模になると農薬を多く使うことになり、それぞれの立場のそれぞれの考えを出し合い、どうやって論点を洗い出すか、関心のある方の募集やレポートでテーマを決めて、広く意見を求める方法もあることについては、知恵の輪委員会で手法を含めて、検討方法を協議していくことなど、多くの事柄に対して率直な意見交換ができました。



 一日のお仕事等でお疲れのところ、ご熱心にご協議くださりありがとうございました。難しい宿題をいただきましたが、村民の皆さん、議会の皆さんと検討協議をしながら、課題解決、方向性を見出していきたいと思いますので、引き続きのご理解、ご協力をお願いしまして御礼の挨拶とさせていただきました。

村政懇談会昼の部&生坂ダム湖の風景

2021年05月27日 | 生坂村の懇談会
 27日(木)は夕方まで雨が降り続き一時的に強くなり、昨日よりも寒く感じられました。

 午後2時からの村政懇談会昼の部を村民会館講堂で開催させていただきました。
 最初に私から新型コロナウイルス感染防止対策を講じて開催し、既にいくさか村づくり計画のダイジェスト版は全戸配布させていただき、ICNで今年度の新規事業、当計画の変更点等も説明させていただきましたので、今回は説明を省いて、皆さんからのご意見、ご要望等をご発言いただきたいと思いますなどと挨拶を申し上げ、各部署の管理職から自己紹介をしていただき始まりました。








 村民の皆さんのご意見・ご要望と我々の回答の概要としては、
 集落と区の再編成の検討内容、結果、今後の方向性については、各区長さんから10区の統合は各区の状況によって相談していまして、常会は2常会を1常会にまとめ世帯が無くなった常会もあること、
 一人での常会があり、前進が見られないのは、過去の経緯や地区を守るためであり、区より常会を早くすべきということは、区の同意と区の振興条例により、区長さんと相談して常会ごとの統合を検討していきたいこと、
 一つの常会の軒数より少ない一つの区があるので、村全体の刺激剤と高齢化の対応、若い人に対して前向きな開かれた行政については、区長さん方と議会の皆さんと過去の経緯についてと軒数だけでなく協議をしていきたいこと、




 救急車が来るのが遅く消防署を建設要望については、松本広域消防局明科署の管内になり、昔より救急搬送は早くなり、村に建設は財政的に大変難しいこと、
 日岐などにマウンテンバイクコースの整備については、上野ぶどう畑で2年続けてロードバイクの大会を行っているが、ニーズを調査して研究していきたいこと、
 やまなみ荘の露天風呂の整備要望については、リニューアル時に検討したが維持管理費が嵩んでしまい、コロナ禍でもあるため難しいこと、




 保小中一貫教育をどの様にまとめたかについては、平成29年に保小中一貫教育研究検討協議会を立ち上げ、県内7校程度の一環教育を研究するなどして、委員からの意見をまとめて提出させていただき、保小中一貫教育と小学校が40数年経っているので、小中学校を併設した形などを答申したこと、


 最終的な報告に対して移行するのかなどの方向性については、4月下旬に答申をいただいたところであり、今後村民の皆さんや議会の皆さんと協議をしながら具体的に検討に入っていくこと、
 村政懇談会のその結果について今後どうしていくか、マイナンバーの申請と活用、放送やお知らせを見ていないことについては、行政は村政懇談会の内容に対して、対応できることは早めに実施し、反映できることは検討して実施し、それらの内容は4つの媒体で発信しているので、村民の皆さんも情報を取りに来て欲しいこと、
 活字離れや婚活問題など個人的であるが教育して欲しいことは、プライバシーのことであり大変難しい問題であるが、行政も取り組まなければならないこと、




 特定地域づくり事業協同組合の組合員、組織人数などについては、同法の基に事業の制度があり、人材派遣を行い、村外の方が移住して職員になってもらい、村内の事業者に派遣先を募って仕事に携わっていただきたいこと、
 法人や個人の組合員のところに勤めることについては、賃金の差額分は国の補助で農業や介護等の職で、キャリアアップにより資格を取得して、派遣業法の基で働く場所の確保、地域起こし協力隊の定住のため、働き手の確保などで村民も職員になれるよう弾力的に対応して、村民の働く場の確保もしたいこと、


 生活応援商品券はガソリンスタンドで使用できるかについては、使用できますし、使用できるところを一覧に印刷したものを参考にして欲しいこと、
 生活応援商品券は毎年度発行するか、村内の景気回復になるかについては、新型コロナウイルス感染症の影響で村内業者の支援と村民の生活の一助として2年続けて発行して、村内の経済の活性化にはつながっていると考えていること、


 国道19号山清路防災1号トンネルの進捗状況については、夏頃貫通をする予定で、完成するにはまだ掛かると思うこと、もう一つのトンネルがあり最終的にはいつ頃になるかについては、日程的な予定は聞いていないこと、


 明科のデリシアが閉店して県道池坂線でツルヤに買物に行っているが、冬場の四人峠は怖いのでトンネル化の要望については、毎年度整備促進期成同盟会と個人的に要望していて、調査はしていただいているが事業化はまだであること、


 中学から安曇野市に通うなど広域化については、今でも区域外就学として子どもの事情により個別的に認めていること、
 山清路の地蔵様を石屋から持ってきて建立することについては、現在山清路大橋が開通した後の旧道を遊歩道として県と相談して整備をしていくので、お地蔵様も一緒に検討していくこと、


 赤とんぼフェスティバルの開催については、5月31日の観光協会総会において協議をして、開催か、縮小開催か、中止かなど6月中には判断したいと考えていること、


 生坂村に移住して1年2ヶ月になり県内外からの移住希望者に生坂村の良い所をもっとPRすべきについては、私は毎朝村の風景をSNSで発信しているが、観光協会でももっとPRするように総会で協議することなどの意見交換をさせていただきました。


 何かとお忙しい中、多岐にわたり忌憚のないご意見・ご要望、ご提言をいただいたことに謝辞を申し上げ、引き続き村民の皆さん一人ひとりが協働による村づくりにためにご理解とご協力をお願いして御礼の挨拶とさせていただきました。



▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、雨が強く降る中、我が小舟集落の対岸からの生坂ダム湖の風景を撮影しました。




 その他生坂村では、保育園で園庭開放④、小・中学校で全国学力学習状況調査、小学校で運動会児童係会①・内科検診(低学年)、民生児童委員協議会、教育委員会定例会、観光協会幹事会、少年少女サッカー教室などが行われました。

山村活性化対策事業意見交換会&込地集落上空からの風景

2021年05月26日 | 生坂村の取組
 26日(水)は薄雲が広がっても日差しが届き、昼間は過ごしやすい体感になりました。

 午前9時からは、湧口教授と鈴木さんに山村活性化対策事業の現地視察をしていただきました。
 最初に、県営中山間総合整備事業により、圃場整備をしていただきました大日向南平地区に行き、水田からぶどう畑に転換した経緯、新規就農者4世帯がぶどうを栽培している内容、昨年はいくさかの郷の直売所に多く出荷していただいたことなどを説明させていただきました。



 次ぎに、道の駅いくさかの郷に行き、農林水産物直売所を視察していただきました。こちらも県営中山間総合整備事業と長野県建設部で整備していただいた内容、地元産農産物、ハチク、加工食品等の内容や出荷状況、ハンガリー村になった経緯などについて説明させていただき話し合いをしました。




 午前10時30分からは、令和2年度の山村活性化対策事業の事業評価に係る意見交換会を行いました。

 最初に私から、山村活性化対策事業について、湧口教授と鈴木さんにお世話になっていることに御礼を申し上げ、昨年度はコロナ禍で計画通りに事業が行えず、鈴木さんからご指導いただき、193クーポンの発行や各団体に新商品の研究と試作、研修視察などを実施していただき、補助金を有効に活用することができましたことと、今年度も当事業を活用して、道の駅いくさかの郷を盛り上げていきたいので忌憚のない意見交換をお願いするなどの挨拶をさせていただきました。


 農林水産物生産者組合の平田組合長から、当組合では村とともに本事業により、道の駅いくさかの郷を中心として、地域資源の活用を推進し、農産物の付加価値向上や販売力の強化を図るとともに、人材育成や移住促進に繋がるよう地域の活性化を進めており、令和2年度は、新型コロナウイルス感染症の影響により、行動範囲及び活動内容等に制限を受ける中で鈴木様をはじめ関係者の皆様のご協力のおかげで事業の目標を達成することができましたことに感謝を申し上げ、今後も引き続き、農業振興、地域振興に繋がるよう、効果的な事業を進めるためのご協力をお願いされるなどの挨拶をされました。


 相模女子大学の湧口教授からは、地域協働活動で我が大学の学生がお世話になっていることに感謝を述べられ、いくさかの郷を初めて視察し、村の特産品として、野菜、ハチク、かあさん家の加工品などが売られ良い施設であり、南平のぶどう畑も視察し、新規就農者がしっかり栽培されて、移住定住に結び付いている取組を評価され、視察研修はそばの栽培を学ばれ、県内でも違いがあることが分かり勉強になったようですから、コロナ禍で計画通りに実施できなかった以上に成果があったと評価したことなどの挨拶をいただきました。




 農業公社の岩間理事長より「生坂農業を支える農業公社の取組について」、農業公社の事業部(農業部)の概要、特産品開発部の事業、かあさん家の概要、研修制度発足の経緯、新規就農研修制度の研修内容・研修中の支援などについて説明してもらい意見交換をしました。


 山村活性化対策事業の取組について、人・女竹っこクラブの竹内会長により、おやきの試作をし、スティックおやきの「おいしん棒」を開発し販売していて、会員の生きがいづくりと年金プラスαの小遣い稼ぎになっているが、おいしん棒の具についての検討、生産の現状、新会員の加入などの意見交換をしながら、おいしん棒をご馳走になりました。


 おじさま倶楽部の吉澤会長から、おじさま倶楽部の概要、ひすいそばと野沢菜栽培の視察研修の内容、今年度の予算概要などの説明を伺い、今年からひすいそばの新品種「長野S11号」に移行して栽培することなどの意見交換をし、昼食ではおじさま倶楽部の有段者の手打ちそば、女・人竹っこクラブの方々が揚げてくれた山菜の天ぷらなどを頂戴しました。



 湧口教授と鈴木さんはじめ関係の皆さんには、有意義な意見交換ができましたことに感謝を申し上げますとともに、今年度も山村活性化対策事業の実施に当たり、ご指導、ご協力をお願いいたします。




▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、込地集落に行き、新緑が鮮やかな上空からの谷あいの風景などを撮影しました。
込地集落上空からの風景





 その他生坂村では、保育園で誕生会、小・中学校で尿検査(二次)、中学校2年生が内科検診、児童館でスポっちゃおう・しょうぎ教室、歩こう部、支え合い事務局会議などが行われました。


生坂農業未来創りプロジェクト会議&中塚集落上空からの風景

2021年05月25日 | 生坂村の会議
 25日(火)は一日中雲が優勢でしたが、日差しが届いたときには少し暑く感じられました。

 午後1時30分からの生坂農業未来創りプロジェクト会議は、私から、道の駅いくさかの郷は今年度も順調にスタートを切り、ゴールデンウィークも毎日前年度より売上が良く、この頃は生坂村特産のハチクが出荷され始め、引き続き多くの方がいくさかの郷をご利用いただきたいことと、この生坂農業未来創りプロジェクト会議は、平成23年度に立ち上げ、農業懇談会を10区で行いながら、人・農地プランの作成とともに、県営中山間総合整備事業のそれぞれの事業検討と道の駅の開設に向けて協議もしてきましたが、今後は、当会議で生坂村の農業の課題解決や方向付け等の検討協議に注力していきたいなどと挨拶をさせていただきました。


 最初に「道の駅 いくさかの郷」の4月の日別売上金額、日別売上前年対比等の売上集計表、集客数と5月の売上集計表の直売所での販売と前年度比較、4月収益分析表、月別収支一覧などについて概要の説明を受けました。


 4月の売上は前年度対比176%であって、5月23日(日)迄では既に前年度の売上以上であり、先週から地元産のハチクの出荷が多くなってきたこと、今井からの仕入れと委託販売の売上も伸びていること、月別収支では4月に材料費で支払っての在庫分があるから、収支がマイナスになることなどの説明を受けました。


 かあさん家は、4月から5月も大分伸びていて、特におやきの売上が良く、土日は全然間に合わず、やまなみ荘がいくさかの郷で販売していただき助かっていること、この頃おやきの予約数が多いため承り方を検討したいことなどの報告を受けました。


 6月の営業カレンダー、HACCPの考え方を取り入れた衛生管理の計画書では、特産市は6月19日(土)であり、無料送迎も順調にご利用いただいて細かくサービスしていること、HACCP対応で、商品の陳列、保管、服装などをチェックすること、農薬の適正管理は主な生産者に対して、栽培管理日誌の提出を徹底することで、使える農薬などを出荷する前に記入することも徹底したこと、HACCP関連は手分けをして、再チェックと検証をし、研修会で食品衛生管理者の資格を取得したいとのことでした。


 農産物栽培については、ハウス栽培をしている皆さん向けや、直売所向け品種として、はくさい、カリフラワー、ブロッコリーの説明とヤマゴボウの栽培方法、農薬を使うときの5つのポイント、農薬使用は、しっかり記帳して、きちんと管理する方法などについて説明してもらいました。


 受け入れる野菜等が基準に合っているかを確認する方法、従業員の中で分担をし責任を持ってチェックすること、生産者は無農薬の栽培が多く使用農薬の提示は徹底すること、役割分担を決め細分化してダブルでチェックすること、服装の黒い様なユニフォームは毛髪や汚れが分からないこと、農業公社の加工所では、作業着に着替えてクルクルしてから作業に入り白一色であること、生坂産の農産物の販売や生きがいづくりとして、出荷は増えているか、ぶどう以外の品目はどの様に出荷されているかについては、売上が増えているので出荷量も増えているが、専業農家の出荷が少なく、1農家の出荷が限られていて、一時的に出荷であること、売上として増えたデータ化は可能であること、売上が伸びているのである程度達成できていること、専業農家は市場の出荷向けで忙しく、直売所には規格外品の出荷に留まり、家庭菜園プラスアルファで道の駅への出荷で良いこと、農薬使用の提示はモラルの問題であり、生坂村産の農産物出荷の推移は、生産者組合の総合計で示すこと、少し痛みが出てきたものは冷蔵庫に入れて出荷者に持って帰ってもらうか直接廃棄すること、仕入れや委託品は値下げで処分すること、棚にあると全体のイメージが悪くなるので、質や荷姿について検討すること、出荷物が少ないと棚が空いてしまうが、安心、新鮮、見た目等を直売部門で検討していき、HACCPでは文章を付けて生産者にお返しすること、ぶどうの生育状況では、ハウス栽培はジベ処理が2回済んで袋掛けをする段階で、露地栽培は新芽が出て後10日位で一番忙しい時期になり、昨年よりちょっと遅れているが生育は順調であることなどが話し合われました。


 農協さんからのインフォメーションは、水稲育苗関係が終了し、6月2日から小梅の集荷選果作業が始まり、中梅は6月下旬であり、ジュース用トマトの栽培指導も進めており、ぶどう現地講習会は本日と6月7日に行い、山清路ぶどうファンクラブは抽選で15組が決まり、6月11日から作業を開始するなどの報告を受けました。


▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、大日向中塚集落に行き、田畑や山あいの風景を撮影しました。
中塚集落上空からの風景




 今日生坂村では、保育園で身体測定(未満児)・ソーシャルスキルトレーニング③、小学校で内科検診(高学年)・ALT、中学校で1学期中間・第1回復習テスト、なのはなでエステ、6班の皆さんの元気塾などが行われました。





やまなみ荘のチラシ&上生坂水田上空からの風景

2021年05月24日 | 生坂村の報告
 24日(月)は一日を通して雲の多いスッキリしない空で、日差しが乏しくても気温は高めでした。

▽ 明日全戸配布します「やまなみ荘のチラシ」の内容は、第1弾スタミナフェア、魚定食、冷やし中華、客室涼風ゆったりプラン、菖蒲湯、広間で生ビールプランなどのお知らせです。





 本日7日目の新型コロナウイルスワクチン接種は、健康管理センターで38名、デイサービスセンターで10名、看護師2名の接種が無事に終了し、具合の悪い方はいませんでした。


▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、ほぼ田植えが終わった上生坂水田の上空からの風景を撮影しました。
上生坂水田上空からの風景




 当村は、犀川沿岸の段丘地の水田で、春から秋にかけて緑色から黄金色へと染まってゆく風景を見ることができますが、古くは水源の確保に大変悩まされていました。
 水田開発は、永年に亘る村民の悲願だったのです。


 記録によれば、江戸時代より、犀川からの引き水を何度も計画しましたが、当時の技術では上手くいかず、失敗・中止の繰り返しでした。
 明治の末になると、機械力によって揚水ができるようになり、この地域でも、開田工事と併せて上生坂の「揚水ポンプ」が設置されました。しかもこれは長野県で初めて設置された農業用のポンプだったとのことです。


 当時の揚水ポンプの原動機は、蒸気機関による歯車伝導で、燃料には石炭を使い、吸水約4.2mを含め全揚程11.4mでした。この設置工事は大正元年10月に着手され、翌年6月5日、大勢の人々に見守られる中で試運転が行われ、当時の記録によると、試運転は大変劇的なものであったそうです。


 現在、生坂村では、13ヵ所の揚水機場が設置されており、犀川の水を台地の水田や畑に汲み上げることで、水稲や果樹などの栽培が盛んに行われています。昔から現在へと、古き良き農村を守る地域の大切な一風景となっています。


 その他生坂村では、保育園で身体測定(以上児)、小学校で保小連絡会・運動会特別時間割開始、中学校でアウトメディアチャレンジデー、少年少女サッカー教室などが行われました。