信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

平成28年神無月の生坂村の朝風景

2016年10月31日 | 生坂村の風景
 私は10月毎週視察研修がありましたので、前日、前々日に撮影した風景や視察先の風景がありますが、引き続き朝に撮影しました10月の生坂村の風景をブログにアップしました。
 今月のブログは、4回の視察研修、いくさか敬老の日、日置神社秋季祭典、赤とんぼフェスティバル、おじさま倶楽部の新そば祭り、しあわせingサークルの秋のおはなしコンサート等をアップしました。
 平成28年10月1日(土)から10月31日(月)までの朝の写真をデジブックにまとめました。


△ 10月6日(木)  視察研修のため朝早く出発し、池沢口から撮影しました生坂ダム湖の風景です。


△ 10月15日(土)  赤とんぼフェスティバルの初日、雲一つない快晴の朝を迎え、すすきが見える秋を感じる生坂ダム湖の風景です。


△ 10月23日(日)  宇留賀区の皆さんが伐採して、山清路が一望できる様になった場所から撮影した風景です。


△ 10月24日(月)  3羽から2羽になってしまった生坂ダム湖の白鳥ですが、水鳥達と元気に泳いでいます。


△ 10月29日(土)  昨夜からの雨が止み、空気が澄みきって秋らしいスカイスポーツ公園からの雄大な風景です。

▽ 10月1日(土)から10月31日(月)までをデジブックにまとめました。
デジブック 『神無月の生坂村朝風景』

東筑摩郡老人クラブ連合会北部ブロックスポーツ交流会

2016年10月31日 | 生坂村の催し
 31日(月)午前9時15分頃から、北部ブロック(筑北村・麻績村・生坂村)の役員の皆さんが40名近く参加されて、生坂村が当番村として、総合グラウンドで開会式が行われました。

▽ 生坂村藤澤長寿会長さんが、昨年度までは麻績村を主会場にゲートボール大会を行ってきましたが、チーム編成や会場準備等が困難になりつつあり、大会の存続について話し合いが行われ、筑北村で盛んに行われているグラウンドゴルフに変えて、当番制で行うことになったとのことなどの挨拶をされました。




▽ 私からは、ゲートボール、マレットゴルフに加えてグラウンドゴルフでも、健康づくり、生きがいづくりをしていただき、健康長寿を伸ばしていただきたいことと、皆さんが楽しくプレイをして親睦と交流を深めていただきたいなどと挨拶させていただきました。


▽ 藤澤会長さん、社協の平林会長さんと私で始球式を行いましたが、思ったより転がらず、3人とも3回で入りました。


▽ 筑北村の会長さんから、プレイ方法やルールなどの説明をしていただき、1番から8番のコースで一斉に始まりました。




 グラウンドゴルフは、ルールが簡単で、誰でもすぐに取り組むことが出来、国内だけでなく、海外にまで普及発展しているとのことで、当村でも長寿会を中心に広がって、健康づくりや生きがいづくりから健康長寿につながればと思います。
 東筑摩郡老人クラブ連合会北部ブロックの役員の皆さんには、秋晴れの下親睦を深めながら楽しいグラウンドゴルフだったことでしょう。皆さん、お疲れ様でした。

▽ 今朝は初冬を思わせる冷え込みの中、一番南の小立野区の風景です。






 今日生坂村では、保育園でイングリッシュランド・来入児検診、小学校で来入児検診、中学校で授業参観日、地方交付税検査等が行われました。

小舟集落のおてんま(協働作業)

2016年10月30日 | 私の活動報告
 30日(日)午前8時から、私の地元、17軒の小舟集落で、電気柵の維持管理、花壇の草取り等のおてんま(協働作業)を行いました。最初に、電気柵の維持管理を3班に分かれて、支障木の伐採、野生獣に食い千切られた網の補修、除草作業等を行いました。

▽ 常会長から今日の作業の説明を受けてから、各班の作業に取り掛かりました。


▽ 1班と2班がそれぞれに分かれて、竹を切ったり網を抑えたりと作業を始めたところです。


▽ 我々2班は沢越えの急な所もありまして、網の補修や支障木の伐採をしながら、足元に注意して進みました。




 4月からの環境保全の草刈り、花壇や花畑の手入れ、側溝ざらい等の協働作業の時に、毎回手分けして電気柵の除草や補修をしていますので、我々の所は大した補修はありませんでしたが、1班の南側はイノシシに突進されたほどの大きな穴があり、補修が大変だったとのことでした。

▽ 電気柵の維持管理の作業後は、みんなで集落の入口と公民館の周りの花壇の草取りや枯れ葉の掃除をしました。


 これから4月まで協働作業がありませんので、今後の電気柵の維持管理は、毎月1回程度、3班に分けて作業や補修をしていきます。当村は多くの地区で、防護柵や電気柵で野生獣の被害を抑えようとしていますが、農地を全部囲むことは不可能ですので、昔の様に里山を整備して、人間の生活圏と野生動物との境界を棲み分けしなければと考えます。
 今日はそんなに時間が掛かりませんでしたが、皆さんお疲れ様でした。

▽ 朝が早かったので我が家の庭と小舟集落の風景を撮影しました。





しあわせingサークルの「秋のおはなしコンサート」

2016年10月29日 | 生坂村の催し
 29日(土)午後1時30分から、商工会館で毎年開催していただいています「秋のおはなしコンサート」が開催されました。
 今回の「秋のおはなしコンサート」は、「糸」をテーマに、人形劇と初挑戦の影絵、映像で楽しむ愉快なおはなし、じっくり聞いていただくお話など、秋のひととき、心の「糸」を思いながらお聞きいただけたら幸いですとご披露されました。

▽ 「糸」 ハンドベル演奏 中島みゆき 作曲


▽ 「野麦峠」 山本 茂美 作 朗読 北澤敏子さん


▽ 「糸」 中島みゆき 作詞 詩 牛沢佐恵子さん


▽ 「糸車」 山本周五郎 作 朗読 藤原京子さん


 しあわせingサークルの皆さんの「秋のおはなしコンサート」は、「糸」のハンドベルの演奏で始まり、感情の込められた朗読に胸が熱くなり、面白い語りで楽しませてくださり、映像が物語の内容を一層引き立てていまして、テーマの「糸」の繋がりを感じる構成になっていたと感じました。

▽ 「じごくのそうべい」 田島征彦 作 群読 市川さつきさん 北澤敏子さん 牛沢佐恵子さん




▽ 「つるのおんがえし」 民話より 人形劇 太田光恵さん 市川さつきさん しあわせingサークルの皆さん




 しあわせingサークルの皆さんは、何十年も生坂村の皆さんに身近でお話を楽しんでいただきたいと活動されていますから、朗読は素晴らしく、ステージのセッティングなど一人何役もこなされ、小道具の作製や準備・片付けは旦那さん達もお手伝いし、手づくりのほのぼのとした素敵な「秋のおはなしコンサート」でした。
 そして、布を織り、物を繋ぎ見える「糸」と、人の心を繋ぐ見えない「糸」を表現された、心が和らぐ「秋のおはなしコンサート」を開催していただき感謝申し上げます。

おじさま倶楽部の「新そばを味わう会」

2016年10月29日 | 生坂村の催し
 29日(土)午前11時から健康管理センターで、今年もおじさま倶楽部の「新そばを味わう会」が催されました。今年も、塩尻市にある県野菜花き試験場が約10年かけて開発した新品種「長野S8号」を原料にした「信州ひすいそば」の新そばを、昨日から有段者達に打っていただき提供されました。

▽ 開始式の後、お客様が見えていましたので、早速それぞれの分担で準備を始めました。


 今年の「信州ひすいそば」も、おじさま倶楽部の皆さんが栽培され、収量は例年より多く、県の指導もあり早めに収穫してそば粉にしたので、例年より青みが増しているとのことでした。

▽ おじさま倶楽部の30名ほどの皆さんが、茹でる方、ザルに盛る方など、それぞれの役割をこなしていました。




 おじさま倶楽部の皆さんは、役割分担をされ会場でも手際良く、茹でる人、水で冷やしながら洗い流す人、量りながらザルに盛る人、おそばを持っていく人、片付けをする人、受付をする人と仕事を進めていました。
今年も限定200食の販売ということでしたが、開店当初はさほど込まなかった感じ様でした。でも順調にお客様がお見えになり完売したことと思います。

▽ 順番にお呼びしましたので、そんなに混まずに美味しそうに召し上がっていました。




 私は、午前11時一寸前の開始式で、瀧澤会長さんの後に挨拶をさせていただきました。式後は早速お客様方に順番で入っていただき、食券でスムーズにおそばを出していました。
私も最初の組で呼ばれ、天ざるそばと普通のざるそばを頂戴しました。やはり、薄緑色のおそばで、味も良く、打ち方、切り方、茹で方もプロ並みで、とても美味しくいただきました。
帰る時にハチクの会の商品と2人分の持ち帰りのひすいそばを買い求め、我が家で母と妻が昼食で食べ、とても美味しいと言っていました。

▽ 私が美味しくいただきました薄緑色のひすいそばの天ざるそばです。


 おじさま倶楽部の皆さんには、昨日と早朝より大変お疲れ様でした。そして、お越しいただきました皆さんに御礼を申し上げます。
 おじさま倶楽部の皆さんが栽培したひすいそばを、やまなみ荘で11月1日(火)から13日(日)まで「新そば祭り」としてご提供いたします。また、松茸ごはん焼きおにぎり、天ぷら、小鉢付きの「ひすい御膳」もご提供いたしますので、皆さんのお越しをお待ちしております。

▽ 今朝は雨上がりで空気が澄んでいたスカイスポーツ公園からの爽やかな風景です。




 今日生坂村では、しあわせingサークルの「秋のおはなしコンサート」、公民館でサッカー・バレーボール教室等が行われました。

長野県町村会政務調査会第3回産業経済部会

2016年10月28日 | 私の活動報告
 28日(金)午前10時30分から長野県自治会館で行われました。私は、今月17日の町村会第23回定期総会において、前部会長の松川村平林村長さんが副会長にご就任され、その後任として中信地区の理事に選任され、当部会長を仰せつかりましたので、初めて当部会を代表しての挨拶と会議の進行を行いました。

▽ 私が、本日の提案・要望事項については、58町村長の総意として決定した事項でありますので、県におかれましては、格段のご配慮、ご協力をお願いするなどの挨拶をさせていただきました。




 産業経済部会の提案・要望事項は、「TPP協定への適切な対応」「農業・農村対策の推進」「野生鳥獣被害対策の推進」「森林・林業対策の推進」「地域経済活性化対策の推進」「観光振興対策の推進」であり、各部長さんをはじめ、各課長さん方からそれぞれ詳しくご回答を頂戴しました。

▽ 北原農政部長さんはじめ農政部の各課長さん、池田林務部長さんはじめ林務部の各課長さん、吉澤観光部長さん、産業労働部、環境部の各課長さんに、提案・要望事項の担当部分のご説明をいただきました。






 質疑応答及び意見交換は、委員であります町村長さんから、町村の抱えている実態や実情、その他県に対する質問等をしていただきました。

▽ 治山事業促進や林道整備、美しい村連合の取組、間伐材のペレット・チップ・薪利用に対する補助、東京オリンピックのボート合宿の諏訪湖への招致協力、教育旅行の誘致、登山道整備、森林整備、松くい虫対策、県産材活用と在来工法への補助等々を委員各位から出されました。




 全員の町村長さんがご発言できなかったことには申し訳なく思いますが、時間を10分以上超過して活発な意見交換ができましたことには、町村長さんと県の担当の皆さんに感謝申し上げます。

▽ 色付きが次第に濃くなってきた生坂ダム上からの風景です。




 今日生坂村では、小学校音楽会、乳幼児教室、上生坂の皆さんの元気塾、民生児童委員協議会、例月出納検査、かあさん家でふれあい新鮮市等が行われました。

地方創生交付金事業打合せ会議

2016年10月27日 | 生坂村の会議
 27日(木)午前10時から、今年度第2次補正予算で「地方創生拠点整備交付金」が可決され、「地方創生推進交付金」の事業実施のために作成してきました、生坂村の地域再生計画に沿って両交付金事業を申請するための打合せを行いました。
 当打合せ会議は、タイトな日程の中で各部署から担当職員に「生坂村まち・ひと・しごと創生総合戦略」に沿って、各部署の必要事業を提示していただき、横断的に地域再生計画に盛り込む事業内容と事業費等をほぼまとめることができました。
 主なプロジェクトは、農業生産整備プロジェクト、直売所集出荷システム構築プロジェクト、高齢者集合住宅プロジェクト、商工業の育成支援プロジェクト、社会就労センター整備プロジェクト、観光拠点整備プロジェクト等であり、雇用創出、移住促進・定住、交流人口増、地域経済の活性化、生きがいづくり等を目指してしっかり取り組める事業だと考えております。
 しかし、まだ細部にわたり事業の内容、方策等で修正が必要であり、担当部署で詳細に事業内容等を決定し、総合戦略の目標に向けて地域再生計画を生坂創生につなげるために、しっかりと作成してまいります。

▽ 川霧が雲の様に浮いている生坂ダム湖の風景です。








 本日生坂村では、保育園でエバリー・ミニコンサート、児童館で孫育て講座、下生野の皆さんの元気塾、農業委員会、草尾道路改良事業説明会等が行われました。

生坂農業未来創りプロジェクト会議

2016年10月26日 | 生坂村の会議
 26日午前10時からの生坂農業未来創りプロジェクト会議は、前回の9月30日の会議でも協議しました「施設の運営方法」「生産者組合立ち上げ」「視察研修」について、事務局よりそれぞれに具体的な内容を提示して説明し、委員各位から意見をお聞きしました。
 「施設の運営方法」については、自治体が直接管理運営を行う方式と、指定管理者が直営で運営する民間主体の運営方式の大きく分けて二つの方式を上げ、そのメリット・デメリットについても説明を受けました。
 当会議としては、運営開始時には、村や当会議が企画・運営等を総括的に決定し、食堂施設の運営は農業公社、直売所施設の運営は設立する生産者組合で責任を持って、連携して行っていく方法で検討することになりました。
 直売所の運営規程や利用規程、生産者組合の規約、直売所出荷販売システム等については、ファーマーズガーデンの規程等を参考にして、当村の直売所にあった文言にし、生産者組合の立ち上げの会議でも協議していただくことにしました。
 視察研修については、12月22日(木)の年の瀬の忙しい時期にお願いすることでご理解をいただき、前回の会議で決まっていた長野県で一番新しい道の駅「田切の里」の他「南アルプスむら長谷」「アルプス安曇野ほりがねの里」を視察研修することになりました。
 次回の会議は、生産者組合の立ち上げについて、規約のたたき台や出荷販売システムのIT、AI化等について更に協議を進めることになりました。

 また、午後は松塩筑木曽老人福祉施設組合理事者会があったため、松本地方事務所の農地整備課の皆さんの現地調査に同行できませんでしたが、昨年度から実施している「県営中山間総合整備事業」の事業箇所と緊急県単事業の要望箇所の現地調査をしていただき、感謝を申し上げます。今後もご指導・ご支援の程をよろしくお願いいたします。

▽ 朝霧が立ち込めている草尾方面の風景です。








 本日生坂村では、保育園で焼き芋会、小学校4年生がはるかぜ交流、児童館でマラソンクラブ、ボランティア配食サービス等が行われました。

区長会視察研修 2日目

2016年10月25日 | 私の活動報告
▽ 宿泊先のホテルの前で記念撮影です。

 25日(火)8時15分に宿泊先のホテルを出発して、最初に三ケ日のみかん狩りに行きました。

▽ 浜名湖の南斜面に広がるみかん畑で、温暖な気候に育まれて育った蜜柑のシーズンになり、三ケ日みかんをその場で摘み取って食べる秋の味覚は格別でした。
当村のぶどう農園も観光客に多く来ていただくために、発信の強化と品質の安定等に努めていかなければと感じました。






▽ 焼津さかなセンターは、1986年、それまで卸売市場として機能していた「焼津食品卸センター」の隣地に建設され開場し、運営は焼津市と入店する各店舗および組合によって設立された第三セクター「株式会社焼津水産振興センター」が行なっています。施設内には約70店舗が入居しており、水産物の他に静岡の名産品なども販売され、レストランやファーストフードなどの飲食施設もあり、まるでショッピングモールの様でした。しかし、平日の午前中でお客様は少なく、近くの小学校の児童達が社会見学に来ていました。私は、新鮮豊富な海の幸を見ながら、まぐろ、ほっけ、あじなどを少し買って来ました。






 大井川鐵道は日本で唯一、年間300日以上SLを営業運転している鉄道会社です。SLの年間走行日数はもちろん、総走行キロや現役運行台数も日本一です。大井川沿いののどかな風景の中を走るSLの醍醐味を味わってきました。

▽ 2日目の一番の視察である大井川鐡道の始発駅「新金谷」でSLをバックに記念撮影をし、レトロな客車の中でSLおじさんの話を聞いたり、外の風景を楽しんだりして、終点の「千頭駅」まで、あっという間の1時間一寸のSLの旅でした。
 大井川鐡道に乗ってみて、観光振興には誘客のために、大きな投資は必要だというお話がありましたが、オンリーワンの特色を出して観光振興をどの様にするか、なかなか難しい問題だと思いました。












▽ 帰路に寄った道の駅川根温泉は、湯量豊富な天然温泉の全浴槽かけ流しで、毎日大勢のお客様で賑わっているとのことです。全国でも珍しいSLが見える露天風呂があり、この豊富な温泉を利用して平成15年2月から「道の駅」外売店横に足湯がオープンしています。
 人気の手作りまんじゅうをはじめ、川根といえば、お茶で有名ですが、茶そば・茶ようかん・茶飴など、お茶を使った商品が多く販売されていましたし、川根は炭の産地でもあり、木炭・竹炭の商品も多数ありました。
 道の駅は、ご当地感がり、食の安全性が担保されていて、温泉や特産品等を目当てに来られる目的地化がお客様のニーズである様ですので、その点を考慮に入れて当村の計画している道の駅も検討していかなければと感じました。




 区長さん方には、皆さんでしっかり研修をしていただいたり、楽しく視察をしていただいたりと、今回も皆さんで賑やかに有意義な視察研修となりましたことに感謝を申し上げます。そして、お疲れ様でした。

▽ 写真は宿泊先のホテルへ着いた時の夕陽と翌日の朝の浜名湖の風景です。




 本日生坂村では、保育園で避難訓練・身体測定、小学校5年生が防災訓練・ALT、中学校3年生が総合テスト、児童館でおはなしひろば、昭津・大日向・宇留賀の皆さんの元気塾等が行われました。

区長会視察研修 1日目

2016年10月24日 | 私の活動報告
 24日(月)朝6時30分頃出発して、最初にアサヒ飲料 富士山工場の視察をしました。
 当工場は、静岡県富士宮市にあり、富士山の「玄武岩」の層を通って、不純物が取り除かれて綺麗になり、ミネラルが含まれた美味しい水を加熱せずに何段階もろ過して「おいしい水 富士山」「十六茶」「三ツ矢サイダー」「ウィルキンソン」「バヤリース」などを製造していました。また、「HACCP」の認証工場で、多くの検査、安全で高品質な原料使用、フレッシュ無菌パック製法等により安全・安心に商品化していました。

▽ 工場内は撮影禁止でしたので、研修の模様と工場の外観と、富士山の伏流水が湧き出ているところを撮影しました。






 そして、2Lペットボトル「らくエコボトル」やバイオマス燃料の積極的な利用、原料粕を家畜の飼料として提供、ペットボトルを再利用した制服など、3R活動にも積極的に取り組んでおりました。
 大手の工場は、製造工程がオートメーション化され、衛生的で素晴らしい工場でしたし、とても良質な水が豊富に得られる環境を羨ましく感じ、日本の財産である良質な水を公平に享受できる体制を構築すべきと感じた次第です。

 昼食後は、今回の視察のメインであります静岡県牧之原市の「自治会の組織・活動の取組内容及び現状について」視察をしました。

▽ 牧之原市政策協働部 政策創生専門監 加藤 彰氏から説明をしていただきました。




 牧之原市は2005年(平成17年)10月11日に榛原郡榛原町と相良町が対等合併して誕生しましたが、合併後、両地区間の連携や一体感の不足が指摘され、牧之原市自治基本条例が制定される中、市自治会地区長会と市が今後の自治会組織のあり方の検討を開始しました。
 中学生、会社員、主婦、高齢者など異なる世代が参加したワークショップ形式の意見交換会や勉強会などを約30回開催して、「自治会組織のあり方に関する提言報告書」を作成しました。
 その主な要旨は、『10小学校区ごとに、「地区自治推進協議会」を設置』『地域の絆づくり事業を通じて、各種団体の連携や組織の構築、合意形成の仕組みづくりとともに、協働のまちづくりを進める人材の育成を図る』『地震や津波対策を見据えた各地区の連携、協力をより強化する体制づくりを図る』とのことでした。
 その後、絆づくり事業、男女協働サロン、地区自治推進協議会等により、コミュニティで助け合って課題解決をし、まちづくりについて自由に対話をする場や人材育成、ファシリテーターの育成、危機管理体制の強化に努めている事例の説明を受けました。
 牧之原市の市民の皆さんは、楽しく会議等を重ねながら信頼関係が築かれているとのことでもあり、行政と市民の関係と役割が円滑に回っていて、協働によるまちづくりが進んでいると感じました。

▽ 研修中に、公務大変お忙しい中、西原茂樹市長さんにお越しいただき、平成合併後、5人による市長選を制して初代市長となり、市民協働に取り組む中で、市民の皆さんの意見を聞く会議について、とても分かりやすくご説明をしていただきました。




 特に、ファシリテーターによる会議の進行、ワークショップの対話形式、ポストイットの活用等により多くの方に意見・要望を出していただき、その意見が反映されると率先してその取組に参加していただけるなどと教えられ、とても参考になりました。
 当村の会議や懇談会等で色々と取り入れられる内容がありましたので、今後課長会議等で協議をして、更に多くの村民の皆さんに村政に参画していただこうと考えました。
 大変お忙しい中、西原市長さん、政策創生専門監の加藤さん、地域創生課の石神さんには、区長会の視察研修にご対応いただき誠にありがとうございました。

▽ 牧之原市役所相良庁舎の玄関口の模様です。


▽ 写真は2羽になってしまった生坂ダム湖の白鳥達です。